朝倉海がティム・エリオットにギロチンチョークで一本負けでUFC2連敗。解説の金原正徳氏は倒された後の動きと階級の問題を指摘【UFC 319】

パンチをかいくぐりタックルからテイクダウンに成功するエリオット(©Zuffa LLC/UFC)
2R、エリオットはスイッチを繰り返しトリッキーな動き。エリオットは上体を揺らしながら左フックを放っていく。朝倉は右カーフ。圧をかけるのはエリオット。朝倉は圧をかけ返し右ボディーストレート。エリオットは遠めから左フック。朝倉はワンツー。エリオットはフェイントから左アッパーもかわした朝倉は右ストレート。両手を伸ばしながら前に出るエリオット。前手が邪魔な朝倉だがワンツー。エリオットはタックルからテイクダウン。すぐに立つ朝倉のバックを取りかけるエリオットだが、朝倉は許さず。しかしエリオットは朝倉の左フックをかわしてタックルを合わせてテイクダウンに成功。エリオットがパウンド。朝倉が上体を起こし立ちかけたところでエリオットがフロントチョークで引き込んで、上を取る。体を預けて絞め上げるエリオット。残り時間はわずかではあったが朝倉はたまらずタップ。
2R4分39秒、ギロチンチョークで一本負けとなりUFC初勝利はならず、これで2戦2敗となった。
エリオットは試合後のケージ内でのインタビューで「相手がとてもいい選手だったから、いい夜だった。俺の頭を殴ることでフィニッシュを狙っているのなら難しい。俺はただ戦うことを楽しんでいる」などと語った。