駅前の焼き肉店に公衆喫煙所!? 設置に思い「飲食店は地域に愛されないと続けていけない」

地域に根ざしたお店として新たに店頭に設置したという公衆喫煙所

 設置の経緯について、小松さんは「弊社にも喫煙者がおりまして、昨今、喫煙する場所が少なくなって困っているという話を聞いていました。以前は近隣にあった喫煙所も撤去されてしまい、当然喫煙マナーは守りたいので喫煙所を探すと言いますが、そういう方々が他にもいらっしゃるのではないかと思いました。

 ちょうど駅前という立地の関係上、現実問題として路上喫煙やポイ捨てが多く見受けられていたこともありまして。以前は夜間に喫煙所を閉めていたのですが、お店の前で喫煙してポイ捨てしていく方が多く、これは周辺の環境にもよくないなと考えていたところでした」と語る。

 設置に向けて行った準備は「以前はなかった屋根を取り付け、非喫煙者の方への配慮としてパーテーションを設置しました。歩道との距離に少し余裕を持たせ、目線の位置にメニューを掲示するなど、歩行者に威圧感を与えないように工夫しています。灰皿の数も増やしましたし、夜間は暗くなるので人感センサーライトや防犯カメラ、消火器などの消火設備も設置しました」。

「地域の住民に向けて “当店はより地域に貢献できる店舗となるよう店頭に公衆喫煙所を設置しました” というメッセージも掲示しています。あらかじめ掲示しておくことで、より地域に根ざした喫煙所になればという思いもあります」

目線の位置にメニューを掲示するほか、地域の住民に向けたメッセージも
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