須藤元気新プロデューサー「僕は各団体、仲間だと思っている。業界全体で盛り上げていくことは大切」【K-1】

新旧プロデューサーががっちりと握手

 昨今、K-1の王者クラスの選手の離脱が続いていることについては「離脱されても“いつでも戻ってきてください”という感じ。やっぱり理屈じゃないと思う。K-1というリングを“上がりたい”と思う魅力があるものにすれば、選手も出たいと言ってくれます。僕は一切契約で拘束するつもりもないですし、どこに出てもいいですよと。その代わり、選手もちゃんと華があって、いい試合をして、ファンの人たちを喜ばせることができるような選手であれば、全然辞めた辞めないは関係ない。僕は業界から離れていた部分もあって、利害関係も何もないし、逆に知らないことが多い。でもこの知らないからこそ、いろいろできることっていうのが、逆に強みだと思っている。そういった意味では辞めた辞めないっていうのは何も関係ない。いくらでも戻ってきてもらってもいいし、武尊選手にもぜひ出てもらえたら(笑)。 契約とかいろいろあると思うんですけど、そういうことをやっていたら面白くない。昔はいろいろあったじゃないですか。団体を超えて、村上竜司さんと角田信朗さんがやったりとか、士道館と正道会館とか。こことここ絡んじゃまずいんじゃないかっていうような団体同士がK-1に出てくれたら面白い。そういったちょっとワクワク感というか、ファン視点でやることってものすごく大事なのかなって。テーマは高揚感というか“これ、どうなっちゃうんだろう?”みたいなものを見せていきたい」と語った。

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