宮本芽依が計量オーバーのコ・ユナに大差の判定勝ちも「KOできず自分が情けなくて、悔しい」と反省【RISE192】

大差の判定で宮本が勝利(撮影・荒木理臣)

 3R、宮本は左インローからパンチを連打。ユナも連打で打ち返す。宮本は左フック。ユナもワンツー。ユナの右ストレートに宮本は右ロー。宮本はローからワンツーも距離が遠い。宮本のローに合わせて前に出てパンチのユナ。圧をかけるユナに宮本の右ストレートが何度もユナの顔面をとらえるが、ユナは手を止めない。足を止めての打ち合い。残り30秒、宮本の右ハイがクリーンヒットも倒れないユナ。ともにパンチを出し合う中、試合終了。

 判定は30-27、30-26、30-26の3-0で宮本が勝利を収めた。

 宮本は試合後のマイクで「ユナ選手の計量オーバーによって皆さんを騒がせてしまってすいませんでした。私からも謝ります。王者になって初めての試合で、いつものように判定勝ちしかできない私でした。KOを私も見たいし、見せたいし。自分が情けなくて、悔しいです。KOできるように成長していきます。皆さんに求められる宮本芽依にこれからなっていくので、これからも応援よろしくお願いします」と悔しさをにじませながら、今後の成長を誓った。

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第10試合)第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
○常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級3位)(判定3-0=29-28、29-27、29-27)GUMP(TEAM TEPPEN/同級4位)●

◆セミファイナル(第9試合)第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
○パヌワット・TGT(タイ/TARGET/同級1位)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)細越竜之介(team AKATSUKI/同級5位)●

◆第8試合 SuperFight! ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
○宮本芽依(日本/KRAZY BEE)(判定3-0=30-27、30-26、30-26)コ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)●

◆第7試合 フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
○梅井泰成(Mouton)(2R、負傷判定3-0=20-18、19-18、20-18)吉田晄成(TEAM TEPPEN)●

◆第6試合 フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
○大森隆之介(EX ARES)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)翔(REVOLT)●

◆第5試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
●伊藤澄哉(戦ジム)(判定0-3=29-30、28-30、28-30)塩川琉斗(TOP STAR GYM)○

◆第4試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
●北井智大(チームドラゴン)(判定0-3=28-29、28-29、28-30)ACHI(ONE LINK/TARGET)○

◆第3試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R
●竹内皇貴(チームドラゴン)(1R1分35秒、KO)琉樺(LA GYM JAPAN)○

◆第2試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R
●愛結菜(東北AVANTI)(判定0-3=27-30、27-30、27-29)HIYORI(NEXTLEVEL渋谷)○

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
○伊藤勇輔(HAYATO GYM)(判定3-0=29-28、30-28、30-28)おやっち(BRAVE FIGHT CLUB)●
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