マツコ・デラックス、北海道の新米PRイベントで終活宣言?「最期は蟹を食べて、ゆめぴりかを食べて、華々しく」

「もう食べたいのよ!」

 タレントのマツコ・デラックスが10月22日、都内で行われた、令和7年度北海道米新米発表会に出席した。

 北海道米はもちろん、北海道の食べ物が大好き。「モノを食べに、年に夏と冬に2回行っていた」時期もあったと過去形で語ると、「蟹が大好きで、そんな食べ方をしてたらいつか当たるぞって言われ続けていて。1日3~4杯ずつぐらい食べてたら本当に当たりまして、それから甲殻類食べれなくなっちゃった。牡蠣、貝もそう。食べ過ぎてアレルギーになっちゃって。それからだからなんか足が遠のいていて……」

 会場にもしんみりした空気が広がったところで、「……死んでもいいから食べようかな」とマツコ。「もう食べたいのよ。食べられなくなってから……悲しいのよ。私が北海道に移住したって聞いたら、最期を北海道の地で迎える覚悟で、好きなものを食べて死のうっていう、そのぐらいの覚悟をして移住したと思ってください。本当にそう思ってるの」

 

 ひとり突っ走るマツコに、合流した俳優の森崎博之(TEAM NACS)が「子どもの頃から話してる、人生最後の日に何食べたいっていうのね」と合いの手を入れると「最後の日1日だけじゃ嫌だから、最後の1年間ぐらいは食べたいもの食べて死にたい」

 森崎とのやりとりのなかで、マツコは「終の棲家っていったら変な言い方だけど、最期をどこで迎えようかって考えていて。両親も他界して実家がもうなくなっちゃったから、帰る場所がない。だからそれを今どこにしようかってずっと思ってて」。北海道移住の話は、まんざら嘘でもなさそうだった。

1 2>>>