EXILE 橘ケンチが奈良で稲刈り「日本酒の活動や地域共生に向き合っていきたい」 


 橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)が10月15日、奈良県御所市で行われた油長酒造と杉浦農園の収穫祭にサプライズで登場し、参加者とともに稲刈り作業を行った。

 コロナ禍による中断を挟みながら4年前から開催されている収穫祭には、同農園の支援者や油長酒造ファンらが参加。橘もそのなかに混じって作業した。作業後には同農園産の米を使ったおにぎりなどを手に直会にも加わって交流した。

 橘は2021年に油長酒造とコラボレーション。同酒造で使用する酒米「秋津穂」は杉浦農園で栽培されている。


 橘は「油長酒造さんと杉浦農園さんの動きに共感して参加したみなさんとともに改めて里山の重要性を再確認にすると同時に、ライフワークとしている日本酒の活動や地域共生のプロジェクトにしっかりと向き合っていきたいとの想いを新たにしました」と話した。


 油長酒造は奈良県御所市の酒蔵で『鷹長』や『風の森』といった銘柄で知られる。近年は原料となる米や地域共生への意識を高めており、2020年から杉浦農園と独自に農家酒屋と呼ぶプロジェクトを促進。橘自身も同酒造とのコラボレーション以降、2022年には圃場での作業に参加するなど、交流を続けている。その際に収穫した米は皇室行事である新嘗祭の献上米に選ばれている。


 パフォーマーとしてはもちろん日本酒をライフワークとしながら、所属するLDH JAPANの地方創生や社会貢献といった様々な活動を通して地域と関わってきた橘。「農業や食のフィールドを始め、今後も様々な形で日本が持つ固有の文化のすばらしさを伝えていけたらと」 と意気込んでいる。

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