「GENERATIONSは変わらない。永遠に少年のまま」GENERATIONSが13周年記念でイベント
――本日、デビュー13周年迎えた今の心境をお願いします。
小森隼:この13年間を振り返ると、あっという間にも感じる一方で、とてつもなく長い時間にも感じられて、すごく不思議な感覚です。
白濱亜嵐:僕も体感としてはあっという間でした。でも、13年間いろんなことに挑戦できて、気持ち的には先輩になった感覚もあんまりないんです、ずっと若い時のマインドのままのいられるのはGENERATIONの良いところだなと思います。
数原龍友:今日、お台場に向かう車中がたまたま片寄と一緒で、2人で昔の写真を見返していたんですが「いい時代でしたね〜」って言ってました。どんなに時間が経って、どんなに世の中が変わっても、こうやって一緒にいられることが貴重だなと思うし、「これからも楽しい時間が流れてくれたらいいな」と感慨深い気持ちになりました。
片寄涼太:デビューしたての時、僕らの宣伝トラックを見つけてすごく興奮したのを覚えています。それが本当についこの間のことのようですし、自分たちのCDがCDショップに並んだ時の嬉しさも思い出します。時が経っても、デビュー当時のこうした思い出は、ずっと大切にしていきたいです。
佐野玲於:13年前は10代でしたが、もうすぐ30代に突入します。昔、隼と「30代は生きてないんじゃない?」って会話をしていたのを今朝思い出しました。奇跡的に生きています。
片寄涼太:なんで一番年下がそんなこと思うの(笑)?
小森隼:でもそれめっちゃ偏見で30代になった今、めっちゃ子どもだしね。
中務裕太:僕はあっという間でたし、途中記憶ないですね。
片寄涼太:途中記憶ないってどういうこと?
中務裕太:それくらいあっという間でしたし、怒涛でした。このままあっという間に40代、50代になっていくんだろうなって思います。1日1日しっかり生きて、かっこいいおじさんになりたいです。
――10年ぶりの写真集「Footprints」の見どころは?
白濱亜嵐:小浪次郎さんが撮ってくれたのが大きなポイントです。写真集ってシチュエーションをガチガチに決めて撮るんですけど、今回はメンバーの思い出の場所である中目黒の事務所の前とかで撮影して、衣装も私服。ありのままの僕たちを撮ってもらっています。
数原龍友:カラオケの撮影も楽しかったね。
小森隼:今回はフィルムで撮っていただいたので、画像の修正や色味の調整もありません。僕らの一番リアルな瞬間を切り取ったまま、皆さんにお届けできると思います。
片寄涼太:個人的には自分の写真を全部プリントして額に飾りたいくらいでした。
数原龍友:自分写真をプリントして額に飾るってナルシストすぎるやろ!
片寄涼太:(笑)そのくらい作品性が高い1冊という意味です。自分の写真だけじゃなく、1つ1つがアーティスティックな作品に仕上がったメモリアルな写真集だと思います。
――今年はツアーや「TGC」とのコラボ、メンバープロデュース楽曲のリリースなど、怒涛の1年を走り抜けてきましたが、手応えは感じていますか?
小森隼:時の流れを感じた1年でした。僕は2007年に『めちゃ×2イケてるッ!』で、EXILEとナインティナインの岡村隆史さんがコラボした「オカザイル」にキッズダンサーとして出演させていただいたんですが、今年、18年の時を経て「a-nation 2025」のステージで岡村さん再び共演することができました。当時オカザイルとして参加していた自分が「オカレーションズ」としてまた共演させてもらえたのは、1つの道をずっとやり続けてきたからこそ叶えられたことだったと思います。ボーイズグループ黎明期と言われる時代から切磋琢磨して頑張り続けてこなければ実現できなかったステージだった思うので、そういった粘り強さは僕たちの武器なのかなと思います。
――写真集「Footprints」は200ページ越えの大ボリュームで、価格も他とは一線を画します。
片寄涼太:一流の方々が携わった作品なので、この値段でも安いのかなと感じられる内容に仕上がっていると思います。もし次GENERATIONSで写真集を作るとなったら、これを超えられる気がしない。
数原龍友:多分グループ写真集はこれが最後じゃない?
――また10年後に写真集を出したいという展望は?
小森隼:10年後はもうないかもね。40代の6人を集めて写真集っていうのは。
――30代に突入して次の10年はどういうイメージを抱いていますか?
数原龍友:デビューした当時から振り返ってみると、世の中も当たり前なことも大きく変わりましたし、これからもっと変化も起きると思います。もしかしたら、こういう紙の写真集がなくなる日も来るかもしれない。その中でも音楽がなくなることはないと思うので、どんな時代になっても、自分たちが好きで続けてきたことを、続けられている自分たちでいたいです。変わらずこの先10年やっていけたらいいなと思います。

