小池百合子都知事、外科手術AIに「海外展開が期待され、興味深い」東京都ベンチャー技術大賞

　小池都知事は「今回の大賞は、内視鏡などの手術中の画像をAIでリアルタイムに解析し、外科手術を視覚的に支援する製品。それによって切除してよい臓器なのか、残しておくべき臓器なのかが判断できるということで大変実用性が高い。訴訟リスクの高いアメリカを含む海外展開を期待されていることも興味深い」と高く評価したうえで「製品名の『EUREKA』は、アルキメデスが発見した時に叫んだギリシャ語で、病の根源を見つけた時の “見つけたぞ” という思いを込めて名付けられたのではないか」と呼びかけた。

　さらに「女性活躍推進知事特別賞を、大賞製品を生み出した企業を含め2社に贈呈した。経営や開発に携わる女性が増えていけば、東京都は必ず進化すると確信している。女性が力を発揮できるように、これからも後押ししていきたい」と称えた。