KID PHENOMENON、品川で手をブンあげる! 2026年のPERFECT YEARに弾み
冒頭から見せどころを随所に散りばめた。
「頭からブチ上げて行きたいと思います!」という声で幕開けすると、鈴木瑠偉が飛び出して、オーディエンスの熱い視線を独り占めしたうえで、大きすぎるステージを支配してしまったかのような凄みのあるダンス。そして、加速し続けるキドフェノを象徴するかのような「Unstoppable」でセットをスタートした。
その後も岡尾琥珀、佐藤峻乃介と、各メンバーがメンバーがダンスで魅せた。それぞれのストロングポイントをきっかけにしたり、楽曲の途中に差し込んだりしながら、流れるように魅せて聴かせる。より“見つけてもらえるように”と、佐藤がダンストラックを制作し楽曲もアレンジして臨んでいるという。
ひとりから2人、そして7人になったりとステージ上で確認できる人数もクルクルと変わる。シンクロしたり、リラックスして踊ったり、急に艶のあるパフォーマンスでオーディエンスをメロメロにさせたりと、キドフェノの7通り以上の魅力を見つけて!という思いがメンバーの一挙手一投足、歌声やラップの1節から伝わった。

