KID PHENOMENON、品川で手をブンあげる! 2026年のPERFECT YEARに弾み
ライブは、キドフェノの成長と、まだ潜在しているものや魅力を、パフォーマンスやトークで証明しながら展開。
7人の素が見えるトークで笑いリラックスした会場も、「手をブンあげられますか? タオルをブン回せますか?」のあおりをエンジンに、ステージの上も下も「Wheelie」の「ブンブン!ブンブン!」と手をブン上げて加速、フィナーレまで疾走した。
本ツアーはタイトルが示すようにファンミーティングの要素もあり、よりメンバーの人となりが見える企画コーナーも。既におなじみとなっているフリースタイルラップバトルでは、2チームに分かれて、冬はこたつで過ごすのがいいのか、外にアクティブに過ごすのがいいのかで戦った。
トークもたっぷりだった。会場に足を運んだファンからの質問に答えるコーナーでは、来年がLDH JAPANが6年に1度に行う「PERFECT YEAR」であることから来年やりたいことについて話した。
遠藤翼空は修行をしたいそう。「修行と言っていますけど、もっと磨きをかけていきたいということ。自分たちも進化を止めずに、さらなる進化を見せていきたい」ときれいにまとめると、夫末は遠藤がこのツアーのなかで修行について言うのは4回目と観客に“言いつけ”た。すると、遠藤は「でも言霊ってあるじゃないですか……」。夫末は「言霊って言ったら叶うやつだから……修行するかは自分次第やねん! しかもPERFECT YEARなので修行っていうよりも出してほしい」と声を裏返した。「インプットよりアウトプット」と重ねると、他のメンバーも同意した。
川口蒼真はパーフェクトボディを目指したいと言う。「LDHの一員として、EXILE TRIBEの一員として、先輩方もバツキバツキなんで……」。川口は筋肉自慢のGENERATIONSの中務裕太からタンクトップをもらったそうで、それを着てトレーニングをしているという。「(来年は)パーフェクトボディーになって……どんどん布が減っていきます」と袖なしの衣装でむき出しの腕をさすりながら宣言すると観客は大盛り上がり、その反応の大きさに川口の声は徐々に小さくなった。

