WOLF HOWL HARMONYが「収穫があった」2025年を締めくくる新曲で聴かせる等身大の自分

パワーアップを自分たちでも感じる

SUZUKI:……僕もLIVE & FAN MEETING TOURをやることでしか得られないものみたいなものをすごい大きいなっていうのを感じています。今は「BAKUON DREAM」の後半戦ですが、前半があったからこそ今のライブができている。パワーアップした部分を自分たちが感じているし、お客さんからの声とか、一緒に作ってるクリエイティブのスタッフからの声からも感じます。年末にはタイでも単独ライブをやらせてもらうんですが、日本とはまた違うものになると思っていますし、見てくれた方々にどのぐらい喜んでもらえるか楽しみです。

ーー先ほど、HIROTOさんがツアーをすることで学んだというようなことが後半戦に反映されている?

SUZUKI:そうなんです。セットリストが全然違っているし、曲のつなぎの部分もさらにこだわっていますし……パフォーマンスも変わっている。ネタバレになるかなあ……前半戦で僕ら初めてダンストラックを用意したんですけど、そこもまたちょっと変わってます。これから見に来られる方はそこも楽しみにしてほしい!

ーー「Frozen Butterfly」で派手に踊り出した!って驚かせたのはもう随分前の話になりましたし、「BAKUON -爆音-」「Bossa Bosa」と今年は踊らずにはいられない楽曲が加わりましたし。このあたりは海外のオーディエンスの反応はいかがですか?

RYOJI:何なんだこの曲はっていうリアクションがありますね(笑)。シンガポールとか特にそうで、僕たちが登場する前に「BAKUON -爆音-」を歌ってくれてました。

ーー「BAKUON -爆音-」を!?

RYOJI:ビート好きというか、いろんな方が集まるからかもしれないですけど、すごいアクティブな方々でした。ブラジルの方とかもね、GHEEちゃんがSNSで発信してくれているおかげで受け入れてくれてるのかなっていう印象があります。

GHEE:ブラジルなどの動画を紹介しているインフルエンサーの方が「BAKUON -爆音-」を取り上げてくださったんですよ。日本のグループがブラジルのファンク歌ってる!みたいな感じで。そこから調べて来てくれたんでしょうね。

ーーでは次の行先はブラジル、南米ですね。

GHEE:僕もそれが夢のひとつと話しています。家族がブラジルに多くいるし、ライブを見てほしいんですよね。

ーーその前に、まだLIVE & FAN MEETING TOURが残っていますし、年末にはタイで単独、LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BNAGERZのNEO EXILEでの公演もあります。

GHEE:そうなんですよ……これからまだ決めないといけないこともあるし……

RYOJI:まだ1年は終わらないです(笑)。

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)