花岡竜がスピードとテクニックで鈴木真彦の強打を封じて判定勝ち。来年開催が噂される−55kg世界トーナメントへの出場をアピール【RISE 194】
鈴木の右ミドル(撮影・青木純)
3R、詰める鈴木に花岡は前蹴り、右ミドル。鈴木のパンチはなかなか花岡をとらえられない。逆に花岡が左フックをヒット。花岡は前蹴りから飛びヒザ。鈴木のミドルはキャッチの花岡。変えに出る鈴木の足を払ってこかす花岡。焦りの見える鈴木は蹴りが減りパンチ一辺倒に。花岡はワンツー、左ハイ、こかし。なおもワンツー、左ハイ、飛びヒザ。花岡の上下の内訳に翻弄される鈴木。右インロー、ワンツーで前に出る鈴木だが、花岡もワンツー、左ハイ、右アッパー。力みの見える鈴木のパンチをかわしてパンチを返す花岡。最後まで鈴木は花岡をとらえきれず。
判定はジャッジ3者とも30-28で花岡が勝利を収めた。
試合後のマイクで花岡は「どうすか? 53のチャンピオン強いっしょ! でも試合が面白かったのは鈴木真彦選手が男を出して前に出てきてくれたからだと思っているので、もっと自分個人でお客様を楽しませられるような選手になります。2025年、橋本道場は全勝で終わることができたので、ベストジムもあるかなと思います。RISEは年内最後なので、この言葉で締めたいと思います。RISE最高!」とアピールした。

