3度目の防衛戦の志朗が「RISEの世界王者は志朗ということを証明したい」。挑戦者の大﨑孔稀は「超える時が来た」【RISE】
今年1年の積み重ねがあってこの試合が実現した。2025年という1年について大﨑は「2025年に関しては本当にいい年だったんじゃないかなとは思います。やっぱり一番大きかったのは名古屋大会を開いてもらって、そこで門口選手にKOできたっていうのは僕の中ではすごい大きいことだった。 そこから“じゃあ次、誰とやるんだ?”ってなった時にやっぱりもう限られていたと思うので、その時に志郎選手の名前を出させてもらったんですけど、そこから海外の選手を当ててもらって前回しっかりKOで勝つことができた。そういう意味では本当に3月の志郎選手に向けた2025年っていう感じ」と振り返った。
志朗は「自分は去年はケガに苦しんでいて、今年は徐々にだいぶ良くなって強い志朗を見せられたんですけど、まだ試合の時に出していない技とか出せない技、まだ練習でできているのに試合ではできないことがまだあるんで、もっと強くなるなというのは試合をするたびに思えてますし、自分の中でまだ“強い志朗”は見せられてない。来年こそはしっかり自分も認める強い志朗を見せたいなって思います」と2026年のさらなる飛躍を誓った。
なお伊藤隆代表はこの試合については「おそらくメインになる」と語っているのだが、これに大﨑は「僕は意外とELDORADOで試合をするのは初めてなので、シンプルにうれしいのが一番。あとELDORADOの勝利者トロフィーは金のトロフィーじゃないですか。それが欲しいっていう、そんな気持ちなんですけど(笑)。まあメインだろうなとは思っていたので、やっぱり1年に1回の祭典なので塩試合じゃダメだなとは思います」とメインにふさわしい試合を意識。志朗は「自分は3年連続でメインですか? なのでそんなに“メインだから”というのはないんですが、試合内容でRISEの関係者、みんなを納得させるというメインイベントの仕事をしなければいけないなと毎回思っています」と語った。
◆RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R
志朗(王者/BeWLLキックボクシングジム)vs 大﨑孔稀(挑戦者/OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者)
◆GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)vs 笠原弘希(日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者)
◆GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)vs YURA(日本/ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級5位)
◆GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/GLORY世界フェザー級王者、初代RISE世界スーパーライト級王者)vs エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy/GLORYフェザー級2位)
◆GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
ミゲール・トリンダーテ(ポルトガル/Mamba Fight Club/GLORYフェザー級1位)vs ベルジャン・ペポシ(アルバニア共和国/Valon team/GLORYフェザー級3位)

