「今年の漢字は湯!」の原田龍二が思う秘湯巡りの魅力「温泉は付随するシチュエーションが大事。道中の一緒に行く人、食べるもの…」
俳優の原田龍二が日本全国のマニアックでハードな秘湯の温泉を巡るTOKYO MXの「湯ったり温泉バラエティ 原田龍二の日本全国!湯一無二」が2026年元日にスペシャル番組「式根島でも湯ったり 原田龍二の日本全国!湯一無二 ~スパイシーSP~」を放送する。式根島ロケから戻ったばかりの原田を直撃。番組について、そして特番について熱くスパイシーに語ってもらった。
「湯ったり温泉バラエティ原田龍二の日本全国!湯一無二」の正月特番は式根島
取材前日、インタビュー取材が流れるかもしれないとTOKYO MXから連絡が来た。あいにくの悪天候で式根島からの船が欠航になるかもしれないというのだ。半信半疑でTOKYO MXに向かうと、そこには原田がいた! 長旅の疲れも見せずに…。
ちなみに式根島からの船は何時間くらいかかったんでしょうか?
「10時間くらいですね。でもあっという間でしたよ。YouTubeとかいろいろやることがあったので。向こうには4泊5日で行っていました」
その間、ずっと野湯巡りを?
「そうですね。できれば式根島の最後の夜にみんなで最後の食事が終わった後、野湯に入りに行こうと企てていたんですが、寒かったりお酒が進んじゃったりでそれどころじゃなくなっちゃって(笑)。そんなになかなか行ける所じゃなかったので、最後のとどめで一発行きたかったんですけどね。ここ最近、こういう瞬間を僕はすごく大事にしているので、心残りっちゃ心残りではありますけども“もうたくさん入ったからいいだろう”っていう、もう一人の自分もいました。それほどいい温泉がありました」
今回の式根島ロケで一番強く印象に残っている事は何ですか?
「海中温泉に行ったんです。海中温泉というのは海底から温泉が出ていたり、岩場から熱湯が噴き出していたりするところなんですが、そこを目指して船で近寄っていく。そこで、ダイビングのインストラクターの方の指導のもと、僕らもシュノーケリングとか、初めて酸素ボンベを担いで海に入ったりしたんですけど、 ディレクターが大事なメディアをリュックに入れたまま海に入っちゃったんです。それが水没していたら、かなりやばい状況だったんですけど、運良くセーフだった。もうびしょびしょだったんですけど、“あれはなんでダメにならなかったのかな?”ってちょっと不思議だったんです。たまたま二重にして包んでいたらしいんですけど、それ自体がまれだったみたいで。そういうことに端を発して、まあ今日ももしかしたら帰れないかもしれないということで、諸々すごいラッキーでしたね。いつも僕は山に行ったら“山の神様がどうのこうの”って冗談まじりに言うんですが、確か今回もくりりんに“まず、島の神様に挨拶した?”みたいな話をしていたと思うんですよ。まあスピってる人間なんでそこら辺はもうあきらめてもらいたいんですけど(笑)。僕はそういう主義なので、そういうことが功を奏したかなって自分の中では勝手に思っているんですけどね」
特番ということでロケの日数も普段より長かったんですか?
「長いですね。倍ですよね、単純に。普段は2日間、実質1日なので倍以上ですね、費やした日数は」
となると気合の入り方も変わりましたか?
「いや変わらないです。そうなっちゃうと、じゃあ通常回は気合入れなくていいのかなってなっちゃいますから。常にロケは全力でっていうのがこの番組のモットーですから」

