安藤達也「バチバチってなって1Rで終わるか、もつれて削り合って最後は死闘でギリギリ勝つか。2R決着はない」大晦日、福田龍彌との激闘を予告
格闘家は普段何を考え、何をしているのか…。記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面に切り込むインタビュー企画「格闘家プロファイリング」。ここまで「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」といった4つのテーマでRIZINファイターの安藤達也(フリー)に話を聞いた。最終回のテーマは「次戦について」。(全5回/最終回)
安藤は今年6月のRIZINデビュー戦でマゲラム・ガサンザデにリアネイキッドチョークで一本勝ち。連続参戦となった7月にはヤン・ジヨンをリアネイキッドチョークで失神させ一本勝ちを収め2連勝。ジヨン戦の試合後には「俺のこと、タイトルマッチに押してよ。みんなの声が必要で俺に力を貸してください」とタイトル挑戦をアピール。その大会では王者・井上直樹に福田龍彌(MIBURO)が挑戦するバンタム級タイトルマッチが行われ、井上が勝利を収めた。RIZINの大晦日大会「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で安藤は福田と対戦する。
11月20日に行われた会見後の囲み取材でRIZINの榊原信行CEOは安藤選手の王座挑戦について「ありえる」としたうえで「今回の福田選手はタイトル挑戦に近づく一歩になる相手かなと思う」などと語っています。それを踏まえて福田戦はどんな試合を?
「早い段階でバチバチバチバチってなって前半で終わるか、3Rまでもつれて削り合って最後は死闘でギリギリ勝つみたいなパターンのどっちかかなと思っていて、1Rの後半ぐらいで決まっちゃうか、3Rの最後まで行くかって感じ。2Rでの決着はないだろうなと。どっちにしろ前半狙いすぎて後半失速するのが嫌なんで、そこはしっかりいつも通り試合の流れを読んでいきたい。俺の強みってやっぱ“ここだ!”みたいなところに全力ベットできる、行けるっていうところだと思うんで、そこはしっかり研ぎ澄ましていく。でも福田君も猟とかしていて、銃で獲物を撃つ瞬間って、それと似てないですか? 多分お互いにそういう部分はすごいから、前半で決まっちゃうか3R削って削って削り合って最後、死闘で終わるかのどっちかかなって俺は思ってます」
どちらの展開になっても勝ち筋は見えている?
「そうっすね。やっぱ俺は試合が決まる前からイメージしてたので、勝つイメージはかなりできてます」

