終わってほしくない!? THE RAMPAGEが歓びとハッピー感でいっぱいのツアーファイナルで“大暴年会” 国内外で39公演 24万5000人が拳あげた

 

 “序列”でエネルギッシュに走り抜けていくパートを一旦締めくくると、LIKIYAがサンタ姿で登場。パフォーマーたちはクリスマスツリーを中心にステージのあちこちで楽しそうなパーティーを展開。ボーカルはEXILEの「I Believe」「LAST CHRISTMAS」、山下達郎の「クリスマス・イブ」のカバーでクリスマスムードを演出した。パフォーマーで、派生ユニットのMA55IVE THE RAMPAGEでボーカルを担当する神谷健太もマイクを手に登場し、吉野、RIKUと「I Believe」を歌い上げた。

 クリスマスパートを終えると、ようやくトークパート。リーダーの陣が「ファイナル、来ましたね。今日で終わり!終わってほしくないやんな」。準備からカウントすると、約1年間一緒に走ってきたツアーだけに、いつもの口調ながらも、なんとなく寂しそうだ。

 すると龍も「1曲終わるごとにもう2度とやらないわけじゃないですか……この動きとこの光景と、この曲とってのを、もう2度とやれない。1個ずつ記憶の中から奥に動いちゃって踊っていて結構悲しくなって……いろんな思い出が蘇ってきました」と、しんみり。

 ただ、話題が直前のクリスマスパートの話になると空気は一転、不穏なムードに。山本が自分が振付を担当した「クリスマス・イブ」のカバーで「俯瞰しながら楽しく踊ってるかなと見てたんですよ……気持ちようなって振りを飛ばしてる人、何人かおったね。浦川(翔平)君と神谷君、僕の見た感じ、鈴木(昂秀)君」。最初に名指しされた浦川は「ターンもできませんでした」と素直に認め、「トナカイで遊んでたら、プレゼントとか、楽しくなっちゃった。ツリーとかあった。いじってたら無理だったね」

 間違った、間違ってないのやりとりはさらに続いて、浦川が「今日クリスマスだよ。こういう感じやめようハッピーで行こうぜ」と強制的に方向転換。しばらくあとで長谷川慎は「喧嘩の尺が長かった……ちょっと俺も混ぜてしかった」と拗ねた。

 そんなMCパートをまとめに入ったのは、RIKU。「僕たちのこの表情を見ていただくと分かる通り、僕たちは歌とダンス、音楽を皆様に届けることが 1番大好きで、そんな瞬間が一番自分たちらしく、THE RAMPAGEらしくいられるのかなと思っております」としっかりした挨拶。そのためにもファンの存在が大切で心の底から感謝をしていると語り、「来年も、いろんな形でいろんなところからTHE RAMPAGEがTHE RAMPAGEしていきますので、各メンバーの個人活動も含めて、THE RAMPAGEしていくところを見守っていただけたら」