今成夢人&冨永真一郎が中津良太&塚本拓海を破り、SOGタッグ王座をガンプロに奪還。勝村周一朗が鈴木みのるとのコンビで挑戦を表明【ガンプロ】
試合後、勝村が現れ「一昨日、(来年1・11の)ボートレース戸田のカードがしれっと発表されて、鈴木&勝村vs今成&冨永があるんで、タイトルマッチでお願いします」とまさかのアピール。今成は「俺たちは社会人なんだから、ちゃんと稟議書通して!」と待ったをかけた。
メイン終了後の締めの際、勝村が「稟議通してきました。あまり皆さんには言ってないですけど、僕はこの会社の副社長なんです」と明かし「タイトルマッチでよろしくお願いします」と副社長権限で強権発動。新王者組は従うしかなく、ボートレース戸田のイベントプロレス大会でのまさかのタッグ王座戦が緊急決定した。鈴木がSOG王座に挑むのはむろん初となる。
新王座に就いた今成は「これがタッグチャンピオンの重みというか重圧だなというのはあった。我々プロレス以外にも仕事して、社会人として。あの2人は新体制のBASARAという会社を引っ張て行く重みがありました。戦ってて相互でリスペクトし合える感覚があって、グッときました」と話した。次期挑戦者が鈴木&勝村に決まったが、今成は「会社の役職みたいなのは縁がないんだよ。前にいた会社もほかの人間がどんどん役職やってて、俺はずっと平社員だったから。役職がある奴と戦っていくのは運命かなと思うので。鈴木さんは怖いな。ただ絶対離したくないんでいろんな勝ち方を考えてやってやります」、冨永は「怖いよ。世界一性格の悪い男でしょ。ビビっても仕方ない。期待しててください」と気持ちを切り替えた。
王座から陥落した中津は「いい勝負やったんですけど、向こうの変態性が勝ったんじゃないかと。実力でいったら多分こっちのほうが…。またガンプロのタッグベルト、この2人で挑戦したいと思います」、塚本は「ガンプロならではの熱いものを感じたので。ただ感じてるだけじゃ悔しいから、BASARAももっと熱いものを感じさせるような試合をして、懲りずに我々はガンプロに出たいと思います」と前を向いた。
◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈挑戦者〉〇まなせゆうな(18時32分、横入り式エビ固め)桐生真弥●〈王者〉
※桐生が防衛に失敗、まなせが第1794代王者に
◆第1試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
渡瀬瑞基&入江茂弘&○中村宗達&元島仙多郎(13分36 秒、バックロール式ジャーマン・スープレックス・ホールド) 葛西純&和田拓也&●前口太尊&川上翔大
◆第2試合 ミックスト4WAYマッチ 30分1本勝負
○大家健&桐生真弥(10分19秒、片エビ固め) ●まなせゆうな&佐々木貴
※炎のスピアー。まなせゆうながアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、大家が第1795代王者に。残り2チームは春日萌花&がばいじいちゃん、HARUKAZE&ハートリー・ジャクソン
◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈挑戦者〉〇桐生真弥(19時17分、横入り式エビ固め)大家健●〈王者〉
※大家が防衛に失敗、桐生が 第1796代王者に
◆第3試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
〇勝村周一朗(10分24秒、レフリーストップ) ●小路晃
※トリプルスリー3ロック
◆第4試合 YuuRIデビュー5周年記念試合 シングルマッチ30分1本勝負
○Sareee (14分9秒、片エビ固め) ●YuuRI
※裏投げ
◆第5試合 スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
〈王者組〉中津良太&塚本拓海●(18分33秒、片工ビ固め)〈挑戦者組〉今成夢人&○冨永真一郎
※葡萄酒色の波紋疾走。中津&塚本が4度目の防衛に失敗、今成&冨永が第5代王者組となる
◆第6試合 スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分1本勝負
〈王者〉○望月成晃(18分3秒、体固め) 〈挑戦者〉●石井慧介
※三角蹴り。第9代王者が4度目の防衛に成功

