前王者の大谷翔司が引退試合で現王者・大沢文也と3度目の対戦。「花を持たせる気はない」の大沢に大谷は「必ず超える」【KNOCK OUT.61】

引退試合となる大谷

 大沢は「最初、大谷選手という話が来た時は、いつか決着をつけたいと思っていたんですが“今じゃないんじゃないかな?”って思っていたんですよ。だったんですが、大谷選手が引退試合として僕の名前を出してくれたみたいで、それを言われた瞬間に即答で“やらせてください。大谷選手が引退するなら相手はもう僕しかいないです”と率直に思い、二つ返事でした」とオファーを受けた時の心境を明かした。

 試合について大谷は「皆様への感謝の気持ちを込めて、最高の状態でリングに臨んで、それがみんなに届けばいいなというのと、あと一つ自分自身としては“引退に向かう選手”というのはなかなか貴重な経験だと思うので、そういうことをいろいろ考えながら、楽しみながら試合に臨めていけたらいいなと考えています」と語った。

 大沢は「正直言えば、勝ちに徹するんだったら正直、完封できます。すみませんこれは正直な気持ちです。ただ僕は今年は変わりたくて。負けてもいいからっていう言葉は本当に良くないんですけど、倒されてもいいから打ち合いたいなと思っていて。今年は記録じゃなくて記憶に残る試合がしたいなっていう思いがあって。この間の試合に負けて本当にそれがすごい強く出てきて。それで大谷選手の最後の試合。僕は本当にメンタルが弱いんで、本当にいつも逃げちゃう。試合とかも勝ちに徹底して逃げちゃうんですけど、男としてカッコよくなりたいし、他のKNOCK OUTの選手みたいな本物の格闘家になりたいんで。本物の格闘家になるにはやっぱり大谷選手みたいなすごいファイターと、しかも引退試合で僕を選んでくれたっていうのもあるので、そこに対してしっかりと打ち合いたいなと思っている感じですね」と真っ向勝負を誓った。