PSYCHIC FEVER、“第2の故郷”バンコクでツアーファイナル「さらに成長した姿でお会いできるように」

 ライブ後半は衣装チェンジとともにステージの雰囲気も一変。爽やかな空気をまとった「Gelato」で軽やかに空間を包み込むと、続く「Wonder Woman」では心地よいニュージャックスイングのビートに乗せ、メンバーの剣も参加したコレオグラフィーが楽曲の世界観をより立体的に描き出した。さらに、情熱的な歌詞が際立つ「Love Fire」では一転して大人びた表情を見せ、表現の振り幅の広さを感じさせる。

「BEE-PO」はすでにタイのファンにとってもおなじみの楽曲。サビでは自然と大合唱が巻き起こり、会場はひとつに。その流れのまま、WEESAが観客に「Addicted to you」のフレーズを促すと、「Bitter Sweet」へとつながっていく。メンバーはステージの端から端まで移動し、すべての観客に感謝の想いを届けるようにパフォーマンス。客席には自然と笑顔が広がっていった。

 そこから「IGNITION」に突入すると、会場の熱気は最高潮に。メンバーもオーディエンスもタオルを振って盛り上がる。笑顔でステージ上を駆け回りながら観客を煽るPSYCHIC FEVERの姿に、フロアも全力で応える。楽曲後には、一人ひとりがタイ語を交えながら感謝のコメントを述べ、メンバーの流暢なタイ語に客席から感嘆の声が上がった。

 本編ラストを飾ったのは「FIRE feat. SPRITE」。タイの若手ラッパーとのコラボレーション楽曲であり、現地音楽チャートで初登場2位、4週連続TOP5入りを果たした、PSYCHIC FEVERの世界への挑戦を象徴する一曲だ。タイのファンにとっても特別な意味を持つこの楽曲を力強く届け、本編は幕を下ろした。

 鳴り止まぬ大声援に応えるように始まったアンコール1曲目は、大ヒット曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」。世界各国で大合唱を生み出してきたこの楽曲は、バンコクでも例外ではなく、割れんばかりのシンガロングが会場に響き渡る。その光景に、メンバーも思わず笑顔を見せた。

 ラストソングを飾ったのは、ForEVER(ファンネーム)への想いを込めた「PROMISE」。EVOLVEツアーの締めくくりにふさわしく、メンバーはステージの端から端まで歩きながら、客席一人ひとりに語りかけるように歌声を届けていく。時折目が合うたびに微笑みかけ、手を振り、感謝の気持ちを全身で表現するその姿に、会場中が温かな空気に包まれていった。笑顔の中に滲む名残惜しさ、そして未来へ向かう決意。そのすべてを込めるように歌い上げられた「PROMISE」は、PSYCHIC FEVERとファンの絆を改めて確かめ合う、感動的なフィナーレとなった。

 その後、ファンからのサプライズムービーがスクリーンに映し出された。温かなメッセージを受け取ったPSYCHIC FEVERは、口々に感謝の言葉を述べ、これからのさらなる飛躍を誓いながら、バンコクの夜に深い余韻を残してステージを後にした。