FANTASTICS 澤本夏輝、いろいろさらけ出した初フォトエッセイ発売!  さわなつの輝きと躍動感があふれる必携の書を語る

 

ソロでパフォーマンスしている気持ちで撮影

ーー澤本さんがやりたいと思っていたことが反映された1冊だと思います。スタジオでの躍動感ある撮影、地元の長野・松本での撮影、ヒストリーなどいろいろなコンテンツがあるなかで、特にこれをやりたかったというものを挙げるとすると……?

澤本夏輝:……強いて言うなら、スタジオでの撮影かなと思います。

ーー躍動感があるというか躍動感しかない写真たち。以前から、こういう写真を撮りたい!と考えていたんですか?

澤本夏輝:どんな撮影でもそうなんですけど、自分は感覚で生きてる人間で、衣装を着て髪型が決まった時のフィーリングで、プラン立てるまではないですけど、この服だったらこうやって見せたらかっこいいし、角度出しやすいなとか、そういう感じなんです。前もってこういう写真をっていうのは考えていなくて……スタジオで撮りたいっていうのがあったぐらいなんです(笑)。打ち合わせをしていく中で、提案していただいたり、いろいろな写真を見せていただいて、こういう見せ方いいな、俺っぽさも出るかもしれないって、決めていった感じです。

ーー澤本さんの考える“俺っぽさ”というのは、“躍動感”とか“動き”になりますか?。

澤本夏輝:そうですね。メンバーそれぞれ1冊……写真集とかフォトエッセイとか出していく中で、写真で俺っぽさを出すなら何かって考えると。動きがある方が好きだし、見せ方の幅も広がるので、キメだけじゃない、動きの中で撮っていくってことをやりたかったです。

ーーHIRO KIMURAさんとの撮影はいかがでしたか?

澤本夏輝:すごい方とお伺いしていましたし、すごい人ばかり撮っていらっしゃるので、変なプレッシャーもあって、気合を入れすぎないようにしていたんです。ただ、HIROさんと打ち合わせをして、その場で人間性というかキャラクターが分かって。俺も、こういう感じで行こうって心が決まった感じでした。

ーーHIROさんからの「こうして!」というリクエストもあったと思いますが、写真を拝見すると、自由演技というか澤本さんが動くから最高の瞬間を抑えてくれ!みたいな感じにも思えて。

澤本夏輝:これまでやったことがない撮影の方法で、ずっとムービーを撮られてるような撮影でした。照明も動くし、斜幕を持っている人も動いて、撮影していくんです。HIROさんが気に入ったところがあれば、戻って!って言われて戻る、みたいな。(掲載されているのは)その中で奇跡的に生まれた1枚なんです。

このHIROさんとのスタジオでの撮影はライブのステージ上でソロでパフォーマンスしている気持ちで撮影できたので、すごく楽しかったです。ただ、ライブの時もそうなんですけど、表情がムズいんですよね。気を抜いたら体の動きだけに集中しちゃうんで、それをやりつつ表情も!って気をつけながらやってるんです……キツい顔なんてできないから(笑)

ーースタジオのカット、スタイリッシュさが弾けています。ライブのステージとはまた別のスタイリッシュさではあるんですが。

澤本夏輝:HIROさんに任せたら大丈夫だって、会って数分でそういった信頼感が生まれていたので、自分のやりたかったことを撮影の中でできたんですよね。なので一枚一枚自信しかないです。

ーーそういった撮影の中で、フォトエッセイを手にしたファンの方がどう見るか、こういう表情が好きかなといった意識はあるものですか?

澤本夏輝:ファンの方を忘れたわけではないんですけど、……この時は考えてなかったです(笑)。撮影の途中で、ここで自分のいろいろをさらけ出さないとかっこいいのが生まれないっていう感覚になって、それでその気持ちでいったので。

ーーさて、スタジオの写真には鍛えられた身体を収めたカットもありました。澤本さんは見せない美学をお持ちの方というイメージが強かったので少し驚きました。

澤本夏輝:HIROさんが「やべえ!かっけえ!」って言ってくださるので、うれしくなっちゃって! 最初の方は脱ぐシーンはなかったんですが、シャツやタンクトップになったぐらいから、HIROさんが興奮しはじめて、そういうテンションも出してくれるんだなって(笑)

ーーHIROさんに任せたら大丈夫!みたいな?

澤本夏輝:セクシーとかじゃない見せ方で撮っていただけましたし、そういう写真を選ばせていただきました…やっぱりHIROさんとセッションできてよかったです。

ーーHIROさんとは松本でも撮影。スタジオとは全くタイプが異なりますが、こちらもまたいい写真ですね。

澤本夏輝:HIROさん、全然違ったんですよ。スタジオの時はデニムでTシャツをインして髪バッチリだったんですけど、松本のHIROさんはサングラスで髪を上げてタンクトップで膝上のハーフパンツ。スタジオの雰囲気で、ちょっと構えてた気持ちがあったんで、全然違うってズッコケじゃないけど、なんか一気に心がほどけました。最初のロケが松本城での撮影だったんですが……普通に撮るんだってなりました(笑)。

ーー松本城での撮影は澤本さんのリクエストだったと聞きました。

澤本夏輝:思い出の場所だし、大好きな場所です。家族みんなで行ったし、おばあちゃんや友達とも行ったし、お祭りもあって、その近くで踊ったし。何十回、何百回と行ってる場所なので、そこでかっこいい1枚が撮れて、うれしい思い出になりました。

 そのほかにも、松本では、撮りたかったところで撮影できたり、行きたかったところや、松本の知らなかった部分も知ることができました。松本での写真は、地元ならではの表情が出たのかなと思います。