三省堂書店神田神保町本店、本の街・神保町に4年ぶり降臨!浅田次郎氏、北方謙三氏ら祝福

「神保町は小説家としての原点になった街」と北方謙三氏

 北方謙三氏は「神保町は私の青春の街。1967年からほとんど一年中、いろんなところを歩き回って、いろんな本を読んで知識を身につけた。まさしく小説家としての原点になった街。本を買うお金がない時は、1冊50円で売っている文庫本の中にいい本があって、50円で手に入れた本が別の本屋で800円で売れたこともあった(笑)。本は生き物で、心に作用して揺り動かす。こんなに本屋がある国に生まれて “日本人でよかった” といまだに思っている。このあたりで昔食べた食堂で食事して、好きな本屋さんに入る、その中心に三省堂さんがあった」と明かした。

 リニューアルした三省堂書店神田神保町本店は、フロア全体の本が一望できる展望台や、好きな本に深くのめり込める洞窟のような棚など、新たな本との出会いを演出するユニークなアイデアで話題。オープニングセレモニーには千代田区の樋口高顕区長や、初イベントとして著書『生きる言葉』のサイン会を行う歌人の俵万智氏らが出席。この日は開店前に約800人の来場者が駆けつけ、オープンと同時に思い思いに本との出会いを楽しんだ。