俵万智「サラダ記念日はたったひとつの『いいね』で幸せになれるという歌」

「気に入ったところで立ち止まって、歌と過ごす時間を持ってもらえたら」とPRする俵万智

歌人・俵万智、初の本格個展『#たったひとつの「いいね」』

 埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」エディット&アートギャラリーにて、歌人・俵万智のデビューから最新歌集までの作品を紹介する企画展「俵万智 展 #たったひとつの「いいね」 『サラダ記念日』から『未来のサイズ』まで」がスタートした。

 内覧会に登場した俵は「短歌を展示するというのがどういうことなのか想像がつかなかったのですが、普段は歌集の中に並んでいる歌たちがそこを飛び出し、会場の中ですごくいきいきと、のびのびと遊んでいるという印象を受けました。あの空間で、読者の人との新しい出会いを心待ちにしているように見えて、作者としてはとてもうれしいこと」と感想を述べた。

 

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