2年ぶりにKO-D無差別級王座挑戦のMAO「ベルトを獲ることで、上野勇希とMAOで一時代あったんだよって残したい」【DDT】
DDTプロレスが真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2026」(8月11日、東京・両国国技館)に向けて、東京・池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで公開記者会見&前夜祭を開催した。2024年7・21両国以来、2年ぶりにKO-D無差別級王座に挑戦するMAOが固い決意を示した。
2年前のチャレンジのときと王者、会場も同じとなるMAOは「いよいよ来週火曜日に迫ってまいりました。KO-D無差別級王者・上野勇希の目の前に、再び両国国技館のメインで立つわけなんですけども。やっぱり今は間違いなく、一緒に戦ってきた上野勇希がDDTを引っ張ってる。上野勇希という名前がここにある。そこにMAOも勝って、上野勇希の横に名前を残したい。このベルトを獲ることによって、上野勇希とMAOで、この一時代があったんだよっていうのをやっぱり残したい。それが俺たちが今まで頑張ってきたことに対する1個結果であると思ってるんで」と意気込んだ。
そして「今はまだまだ足りないよ。あの頃のMAOちゃんはもっとギラギラしてたよ。そう言われて、伝わってないわけないでしょう。MAOが一番ギラギラしてたであろう時の髪型にも戻してきて。言われて、ハッとして取り戻したものもあるし。いや、俺はまだまだギラギラしてんだぜっていうブレないものもあるし。上野勇希だからこそ、MAOのプロレスを200%ぶつけられると思ってるし。そんなんで壊れる男じゃないって知ってるから、全力で今まで行ったことないぐらいの領域に行ってみたいと、両国の当日は思ってますんで、皆さんも楽しみにしてください。みんなで楽しみたいです。この夏を。俺も一番楽しみにしてるし、でもやっぱり俺はみんなと楽しみたいんで、固唾を飲んで見守んなくてもいいです。俺と上野のことはみんな楽しんでください」と続けた。
王者の上野は「8月11日、両国国技館でのMAOちゃんとのこのタイトルマッチが決まってからの約1カ月、本当に楽しかった。MAOちゃんと戦うから感じられる楽しさ。言葉としては難しいんですけど、組んでいても戦っていても、MAOと上野勇希がいるから感じられるものっていうのはやっぱり特別にあって。MAOちゃんが僕にやってくれればくれるほど、楽しくうれしい気持ちをたくさん感じております。きっと僕とMAOちゃんだからできる戦い、この日から始まるものもまたあると思うし。自分の持っているすべてを持っていきます。MAOちゃんは僕に勝つことで、肩を並べて名前を並べてくれると言ってくれますが、この1カ月、僕に向き合ってくれる姿を見て、そんなにモチベーションを持ってやってくれるならば、僕はMAOちゃんに勝って、まだまだもっと上に行けるんだと思い続けてもらうしかありませんので。僕はMAOに勝ってKO-D無差別級チャンピオンとしてDDTが東京ドームに行くまで、いろんな人をあばいていくために進みたいと思います。みんなで、この夏を楽しみましょう」と王座死守を誓った。
7・26後楽園での前哨戦で上野にギブアップ負けしたMAOは「あの時は本当に負けたし、もう 自分の意思で負けを認めましたけども。やっぱりその後、もう悔しくて、もう言葉も出せなくて。ゆっくりとしか歩くことができないぐらい悔しかったんですけど。そこで1個負けを認めたことにより、よりあんな負け方をさせられといて、このままじゃ終われないという気持ちが強くなったんで。両国も結構そういう苦しい場面はいっぱいあるんですけども。これは冗談抜きで媚びてるわけでも何でもなく、応援されればされるほど調子に乗って頑張れるんで、本当にみんなの応援があれば頑張れると思います」と話した。
戦前、MAOが「かつてのDDTは、HARASHIMA・KUDO時代、飯伏・ケニー時代、竹下・遠藤時代というものがあった中で、今はあくまで、まだ上野時代。この試合に勝つことで、上野・MAO時代にする」という発言があった。それに対し上野は「僕たちが決めることではないというのが本当に一番で。MAOちゃんは分かった上で、だからこそ逆にハッキリと、今のDDTという流れを定めるために伝えるために出してくれた言葉だとは思うんですけど。僕からしてみれば、ベルトがあろうがなかろうが、MAOというレスラーはこのDDTのMAOであるということが、もしかしたら誰よりも伝わっているとも思うし。だからベルトがなくも、みんなが感じてくれていれば、僕たちの時代だとも思うし、逆に MAOちゃんが言うようにベルトを獲ることで並べる。逆に言えば、僕がやっている、引っ張り続けている、背負っているというこの思いというのは、ベルトを獲るだけでは並べないよというような気持ちもありますね。でも時代がどうとか、今の誰が背負ってるんだみたいなものは、本当は見てくれてる人がどう思うかというところが100%だとは思うのですが。少なくともMAOちゃんが上野の時代だと言ってくれるならば、それは甘んじて受け入れて、このまま進もうかなと思っています」と語った。
MAOが勝てば、KO-D無差別級王座初戴冠となるが「僕がやっぱり今まで無差別級に、自分から名乗りを上げるってことは本当に少なかったと思うんですけども。僕にとってはすごい重たいもんだと思ってたし。これがあることによって、MAOはちょっと自由に動けなくなるんじゃないかみたいなものをすごく感じてたんですけど。今のMAOにはそういうものがないかなと思って。今巻いても俺の足かせにはならない。むしろ俺がなんか新しい自由さを、このベルトに吹き込むことができるんじゃないかなって思ってて。MAOにはMAOの輝かせ方があるベルトだと思ってる。そういう自由なMAOらしいチャンピオンになりたいです」と意欲を見せた。

