編み物×極道で手芸界に殴り込み!? 任侠芸人・アイパー滝沢「ホ〜ゥ、やればできるんだな」
昨年から若者を中心に一大ブームとなっている編み物。中でもかわいい小物が編めるかぎ針編みは大人気で、書籍も数多く発売されている。そんな今、書店で異彩を放っているのがアイパーにサングラス姿のイカつい風貌の男が、自作の電子タバコケースやポシェットを手ににらみを利かせる『アイパー滝沢の ポゥシェット編み物道』(日東書院本社)だ。「ホゥ!」が口癖の任侠芸人で「すてきにハンドメイド」(NHK Eテレ)や「プレバト!!」(MBS/TBS系)などで “編み物男子” としても脚光を浴びる著者のアイパー滝沢に話を聞いた。(全2回のうち第1回/後編に続く)
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網走刑務所の刑務作業で編み物を始めた
今年で芸歴23年目に突入する任侠芸人・アイパー滝沢。この世界に入ったきっかけは――
「もともと人前で目立つことが好きで、小学生の頃から “俺ってひょうきんだよな” と思ってました。最初は地元の友達から “一緒に東京に行って芸人やろうよ” と言われて断ったんですけど、その友達が上京した後にもう一度 “コンビを解散したから一緒にやろう” と言ってくれて。このまま地元で普通に仕事していてもつまんないかなと感じて、じゃあ一回勝負してみようかなと思ったことがきっかけです。
もちろん、上京してみてやっぱり甘くないなと思いました。NSC(吉本総合芸能学院)東京9期生なんですけど、周りに面白いやつがいっぱいいるので “あれ? 俺ってそんなに面白くないのかも” と落ち込んで。せめて見た目だけでも目立ちたくて、昔アイパーを当てていた時期があったので、“そういえばアイパーの芸人って他にいないな” と思いついて。スキンヘッドとかパンチパーマはいるけど、アイパーはいなかったのでやってみようとこのスタイルになりました」

