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「悩みの中に喜びを見つけてほしい」石原壮一郎

2015.03.08 Vol.638

 これまで世の中に発表されてきた「人生相談」や「悩み相談」から定番の悩みを取り上げ、それぞれ3〜4人の回答を抜粋した『日本人の人生相談』が発売された。村上春樹、所ジョージ、ホームレスのMさんら各界の賢人(?)たちが日本人の悩みに答える。

「瓦版はさておき、活字の大衆的なメディアが生まれたと同じぐらいから、人生相談はあるんです。それを読むと “人ってこんなことで悩むんだ”とか“そんなふうに考えるとドツボにはまりこむんだ”という悩んでる側の心の動きの面白さが見える。と同時に答えている側の芸を尽くした回答にもいろいろなエッセンスが詰まっていて、そういうところが面白くて、人生相談の記事を収集し始めたのがきっかけでこの本が生まれました」

 答える人によって全然違うアドバイスも

「回答者の個性によって、解決の方法が全然変わるっていうのも見所ですね。ということは、悩みには正しい回答なんかないということになる。つまり悩みは本人が抱えてる重さに比べ、客観的に見たらどうでもよかったりするんです。そのあやふやさというかギャップも興味深かったですね。所ジョージさんや北方謙三さん、瀬戸内寂聴さん、蛭子能収さんの回答を見ていると、その人たちの口調が想像でき、まるで耳元でささやかれているように感じる、ちょっと贅沢な本でもあります(笑)」

 今も昔も変わらない日本人の悩みとは。

「コンプレックスです。体型とか、もてないとか。どうしようもないことを人と比べて自分は不幸だと思う。もっと背が高かったら、ハゲてなかったらすべてうまくいくんじゃないかと(笑)。あとは人間関係ですね。恋愛も広く言えば人間関係ですから、その辺が普遍的な悩みですね。でも人間って生まれた瞬間から悩まなきゃいけない宿命にあるんです。だったらその悩みを深刻に受け止めてへこんじゃうよりは、悩むことを楽しめばいい。イコール生きていくことを楽しむことになると思うので、悩んでいることが自分の糧となるように、楽しく悩みと付き合っていってほしいですね。そんな思いもこの本にはこもっています」

郡山市・厳選”たら福”ポイント!

2015.03.08 Vol.638

ありのままに育てるからおいしい! 廣瀬養鯉場

 国内有数の生産量を誇る鯉も、「安積疏水」がもたらした郡山の「おいしい」だ。農業用の水を確保するために作られた、ため池を有効利用するために、鯉を飼育し始め、それが今につながっている。

 郡山の養鯉業者のなかでも、ユニークな存在なのが廣瀬養鯉場だ。美女池(写真)、かつぎ沼で鯉を育てるが、卵から成魚に至るまで、できるだけ自然に、ありのままな環境にこだわる。餌は独自の配合飼料と、伝統的に使用されてきたカイコのさなぎを混ぜたもの。もともと養蚕が盛んなエリアで、糸を取った後のさなぎを再利用していたことに由来する。その結果、「鱗まで食べられる鯉」に育ち、全国各地へ出荷されている。
 生産だけでなく加工も手掛ける。「鯉の刺し身」「甘露煮」「鯉のくんせい」などラインアップも豊富だ。「新商品も開発中です」と、廣瀬剛常務。今日も鯉の魅力を追求中だ。

野菜に米に鯉…愛情たっぷりの食材ずらり郡山をいただきます!

2015.03.08 Vol.638

 福島県郡山市。開拓者精神と音楽にあふれるこの街には「おいしい」もあふれている。明治時代からこの地で育てられ続けている鯉を使った鯉料理、 愛情をいっぱい注がれて作られた米や野菜。郡山の「おいしい」を“たら福”いただく。

ドライブが”夜会”になる。 特別なメルセデス・ベンツ

2015.03.08 Vol.638

普段のドライブも「特別」にするメルセデス・ベンツ。洗練されたクーペ派に絶賛されている人気車CLA-Classと、今世界のセレブが熱い注目を注ぐ最高級車・Mercedes-Maybach S-Class。六本木のメルセデス・ベンツ コネクションで、その魅力に触れた!

ドライブが”夜会”になる。 特別なメルセデス・ベンツ

2015.03.08 Vol.638

普段のドライブも「特別」にするメルセデス・ベンツ。洗練されたクーペ派に絶賛されている人気車CLA-Classと、今世界のセレブが熱い注目を注ぐ最高級車・Mercedes-Maybach S-Class。六本木のメルセデス・ベンツ コネクションで、その魅力に触れた!

新感覚サンプロテクション

2015.03.07 Vol.638

 レーザーやフォトフェイシャル後の、皮膚が過敏な状態の時にも使用できるサンプロテクション「フォトデルム UV スポット 50+」が発売される。特に、紫外線を浴びる機会が増えるこれからの季節は、デリケートな肌にもUVケアは必要。肌を研究しつくしたビオデルマの「フォトデルム UV スポット 50+」は、素肌の外側からUVBを強力にカットし、肌の深部まで届く最長波のUVAから肌を守ってくれる。内側からは、ビオデルマの特許処方「セルラーバイオプロテクション」が紫外線によるDNAの損傷を防ぎ細胞ダメージを抑制。日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ。柔らかなテクスチャーで伸びがよく、ベタつきを感じさせないので、普通肌の人でも気軽に使用できる。

エチケットの新提案

2015.03.07 Vol.638

 カンロは独自の製法で表面をザラザラの状態にし、カテキン・タンニン酸を配合した新体感のエチケットキャンディ「Reberos(リベロス)」を発売した。キャンディ表面のザラザラしたところを舐めることで、舌表面に付着する舌苔を磨き落としスッキリさせるとともに、渋みが口の中をサッパリとさせてくれる。持ち運びに便利なスティックタイプなので、いつでも気分をリフレッシュでき、息をリセットしたいときにも最適。ほどよい微メントール配合なので、メントールが苦手な人にもおススメだ。エチケットを心がけるデキるオトコのセルフマネジメントアイテムに取り入れてみては。レモンミント、マスカットミントの2種類。

目元に透明感と艶感を演出

2015.03.07 Vol.638

 7つの無添加をポリシーに、実感と安心にこだわり抜いて製品づくりをしているマナラから、「マナラ ワンステップアイカラー」が数量限定で発売される。同商品は、たった1秒でプロ級のグラデーションが作れる、究極の時短アイカラー。3色のグラデーションになっているアイカラーをチップにとり、そのまま目元にひと塗りするだけで、きれいなグラデーションが完成。簡単、手軽だが手抜き感ゼロで崩れにくい上、美容液成分が高配合されるなど機能性も重視。一度使ったら手放せなくなるアイメイクコスメだ。また、美容液成分がたっぷり配合された「マナラ チークバー」(3011円)、「マナラ ホットカラーリップ」(2320円)も同日発売。

猫好きなら手に取らずにいられない

2015.03.07 Vol.638

 保健所に送られる直前で助けられた2匹の猫と、震災直後から原発20キロ圏内で動物の世話を続ける松村さんの写真集『しろさびとまっちゃん』が発売された。2匹と1人が散歩をする、長い長い田舎道。忘れかけていた懐かしい風景を写真集『のこされた動物たち』のカメラマン、太田康介が切り取る。あとがきに添えられた「どうか、しろとさびをはじめとする動物たちが、もう二度とあの悲劇を繰り返すことなく、ずっといつまでもこの幸せが続きますように」という言葉が震災の悲劇を物語っている。しかし、人との散歩風景などのかわいい写真が満載で心の和む写真集。

食へのこだわりが紡ぐ東天紅50年

2015.03.07 Vol.638

 昭和36年に、東京・上野の不忍池畔に開業した“世界屈指の中国料理の殿堂”東天紅が、新たに『東天紅 新上野店』としてグランドオープンした。地上9階建ての同店は、18の多彩な宴会場からなる複合飲食施設。低層階には最大500名まで利用できる大宴会場、中層階には中小宴会場と3フロアからなるブライダルゾーン、最上階には中国料理と日本料理のそれぞれのダイニングを配置。その他チャペル、カフェを併設しているので、さまざまなシーンで利用できる。もちろん、食へのこだわりとおもてなしの心は開業当時のまま。今後も伝統をふまえつつ、時代の求める変化に対応していく。

ネコの本音が丸わかり!?

2015.03.07 Vol.638

 猫専門医として新聞や雑誌、テレビなどに引っ張りだこの服部幸先生の最新刊『ネコの本音の話をしよう』が発行された。猫に好かれるための入門書『ネコにウケる飼い方』に続く第2弾となる同書は、より猫の気持ちが分かる目からウロコ話が満載!

「2冊ともネコの習性や行動から猫の気持ちを理解し、猫との暮らしを楽しくしようというコンセプトは同じです。都会に住む夫婦共働きや、一人暮らしの人にとって、世話が大変な犬は飼う人が減少しているのが現状です。それに比べ、猫は散歩に行かなくていいし、一日中構わなくても平気な動物。ご飯などの世話は必要ですが、都会で生活する人に適したペットなんです。世話は楽なのに、コミュニケーションがとれるし癒しになる。そういう意味で、特に東京などでは猫を飼う人が増えているんです」

 猫好きの中にはその魅力が魔性と言う人も。
「猫は動物の中でも目の割合が大きいんです。少女漫画や赤ちゃんが可愛いのは、顔の面積に対して目が大きいから。人は大きな目に愛らしさを感じるので、猫好きはそんなところもいいのかも知れません」

 意外なところでは猫は肉食とか…。
「猫はおいしければ何でも食べるので、魚の缶詰でも食べますが、それは日本をはじめ一部の国だけ。もともとネズミや鳥、ヘビなどを食べる肉食動物なんです。日本人は昔から魚を食べていて、それを猫にあげていた文化と、日曜夕方の国民的人気アニメが“お魚くわえたどら猫”と歌い続けていたので、猫=魚好きのイメージがあるだけ(笑)。本来肉を食べるほうが自然なので、そういうことを知ってもらい、猫と良好な暮らしを楽しんでもらえたらと思います」

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