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今週の一言 2014.11.7〜2014.11.20

2014.11.21 Vol.631

 オバマ米大統領がアウン・サン・スー・チー氏の大統領就任を事実上禁じたミャンマー憲法の条項について、「私にはよく理解できない」(14日、訪問先のミャンマーで)→民主化が完了していないということですね。

 北朝鮮の特別調査委員会が過去の被害者調査が不十分だった理由について「過去の調査は不十分だ。当時は慌てて調べた」(10月下旬に平壌で行った日本政府代表団と調査委の協議で)→そんな理由あり!?

 サッカー日本代表の本田圭佑が岡崎慎司について「すごいやつだなと、一言で言えばそういうことですよね。僕もなんですけど、あんなに下手やったやつが、みなさんの期待に続けて得点を取り続けて、並大抵の努力じゃなかったと思う」(18日、オーストラリア戦後)→ものすごい愛情表現。

 大リーグ、レンジャーズのダルビッシュが離婚間もない女子レスリングの山本聖子との交際について批判され「期間は関係ありますか?子供とも仲良いですし世間は関係ないです」(18日、自らのツイッターで)→交際は別にいいよね。日本では女性は離婚後6か月経たないと結婚できないだけで。

 男子テニスの錦織圭「何年かには4大大会に優勝したい。世界1位は5年以内」(18日、都内の日本記者クラブでの会見で)→もう夢じゃないよね。

 次世代の党の石原慎太郎最高顧問が衆院選について「老兵は死なず、消えていくのみだ」(14日)、「私は出ます」(18日、国会内で記者団に)→当選したら任期は全うしてくれるんでしょうね。

KEYWORDで見るニュース 2014.11.7〜2014.11.20

2014.11.21 Vol.631

11月10日
 俳優の高倉健さんが11月10日に悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去したことを18日に事務所が発表した。11月10日は2009年に森繁久彌さん、2012年に森光子さんが亡くなっている。

燃料電池車
 トヨタ自動車は18日、新型燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を12月15日に発売すると発表した。FCVを一般向けに販売するのは世界の自動車メーカーで初めて。普及には水素を供給するステーションの整備や量産技術の確立など課題も多いが、環境負荷の少ない「水素社会」の到来を見据え、先導役となる考えだ。FCVは電気自動車(EV)に比べ1回の充電による走行距離は約3倍。

ハプニングバー
 客同士がわいせつな行為を見せ合うなどする「ハプニングバー」で宮内庁職員の50代の男が公然わいせつ容疑で警視庁に逮捕されていたことが16日、分かった。男は宮内庁宮務課に所属。同課で秋篠宮家のお世話を担当する係の責任者を務めていた。逮捕容疑は8日午後10時ごろ、東京都新宿区愛住町のマンションの一室にあるハプニングバー「CLUB406」で、客らに見える状態で、客の男女と3人で全裸で性行為をするなどのわいせつな行為をしたとしている。

理研
 理化学研究所は21日付でSTAP細胞の論文不正問題の舞台となった発生・再生科学総合研究センター(神戸市)を「多細胞システム形成研究センター」に改組。STAP問題で責任を問われた竹市雅俊センター長は退任。論文を執筆した小保方晴子・研究ユニットリーダーの研究室は廃止。小保方氏は一般の研究員に降格となり、STAP細胞の検証実験チームに所属して今月末までの期限で再現実験に専念する。

流行語大賞
 今年話題となった言葉に贈られる「2014ユーキャン新語・流行語大賞」の候補が19日、「現代用語の基礎知識」を発行する自由国民社から発表された。今年は、ゲームやアニメで子供に大人気の「妖怪ウォッチ」やアニメ映画「アナと雪の女王」の「ありのままで」、お笑いコンビ「日本エレキテル連合」の「ダメよ〜ダメダメ」など50語がノミネートされた。大賞とトップ10は12月1日に発表される。

ラグビー 日本がマオリ・オールブラックス追い詰める

2014.11.21 Vol.631

 ラグビーの国際親善試合「日本vsマオリ・オールブラックス」戦が8日、東京・秩父宮ラグビー場で開催され、日本は18−20で逆転負けを喫した。

 1日に神戸市のノエビアスタジアム神戸で行われた第1戦では8トライを許し21−61と大敗を喫した日本。この日は自陣からパスをつなぐ攻めを徹底させた。前半こそ先に2トライを許したものの、終了間際にWTB山田のトライで5−15と押し返す。このトライで勢いづいた日本は後半7分にはCTB松島の好チャージから、この日も強さを見せつけた自慢のスクラムでペナルティートライを奪う。14分にはPGで同点とし、32分には五郎丸がPGを決め18−15と勝ち越した。

 残り8分。大金星の快挙を目撃する期待感で2万人超の大観衆は熱狂したが、残り3分、マオリ・オールブラックスは日本の油断を突いたクイックプレーから逆転トライを決め、そのまま逃げ切った。

ジョーンズ・ヘッドコーチは試合後の会見で「私たちはみんなラグビーというものを愛しているが、時にはラグビーが私たちを愛してくれないという時もある。今日は全くその通りだった。とはいえ、日本のパフォーマンスに誇りを覚えた。この試合から得たプラスはたくさんあり、ワールドカップに向けこの試合で得た自信はすごく大きい」と語った。

高倉健さん逝く、男の美学貫き笑顔で天国へ

2014.11.21 Vol.631

 日本を代表する名優、高倉健(たかくら・けん、本名・小田剛一=おだ・ごういち)さんが10日午前3時49分、悪性リンパ腫のため都内の病院で死去した。83歳だった。18日に所属事務所が発表した。

 同事務所によると、次回作の準備中に体調を崩して入院。治療を続けたが、容体が急変し、病院スタッフらに看取られ、息を引き取った。事務所が発表した書面によると「生ききった安らかな笑顔でございました」。葬儀は故人の遺志に従い、近親者で執り行われた。

 次回作は、遺作となった映画『あなたへ』(2012)のスタッフで作る親子の物語だった。脚本は固まっており、降旗康男監督で来春撮影予定だった。最後の仕事も、8月に撮影された健康食品通販『健康家族』のCMで、この後に闘病生活に入ったようだ。

 所属事務所の書面につづられた「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」の言葉は、比叡山延暦寺の大阿闍梨、酒井雄哉氏(故人)から贈られたもので、健さんの座右の銘だった。お別れの会は故人の遺志で行わない。同事務所は「派手なことが嫌いなので、本人は静かに逝きたいと…」と説明。最後まで“忍ぶ”美学は健さんらしかった。

1・18「K−1−60kgトーナメント」卜部兄弟対決の可能性も

2014.11.21 Vol.631

 来年1月18日に国立代々木第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 〜−60kg初代王座決定トーナメント〜」の会見が18日、都内で開かれトーナメントに出場する8選手が発表された。

 日本からは卜部弘嵩、山本真弘、卜部功也、島野浩太朗の4人、海外からはカリム・ベノーイ(アルジェリア)、トーマス・アダマンドポウロス(フランス)、ヨハネス・ウルフ(ドイツ)、ミハウ・“マトリックス”・クロリック(ポーランド)の4人が参戦する。

 弘嵩と島野は「Krush.47」(13日、後楽園ホール)で「第4代Krush −60kg級王座決定戦」を戦い、弘嵩が判定で勝利を収め王座に就いたばかり。島野にとっては早々にリベンジのチャンスが与えられた格好だ。弘嵩は現在KrushとISKAの二冠王。ここで3本目のベルトを狙うことになる。

 Krush復帰後やや精彩を欠いていた山本は「Krush.47」で青津潤平に快勝。IT’S SHOWTIME世界−61kg級王者で“60kg日本最強”に君臨し続けていたが8月に弘嵩に敗れており、最強の座を奪い返すチャンスでもある。また功也は決勝での兄弟対決を熱望するなど、この日は4人の思惑が絡み合っていた。

 海外の4選手もIT’S SHOWTIME世界王座をはじめ数々のベルトを獲得したベノーイをはじめ強豪ぞろいで、前回の−65kgトーナメントを上回る激闘が期待される。

香港デモのバリケード除去始まる

2014.11.21 Vol.631

 香港で選挙制度民主化を求めるデモ隊が街頭占拠を続けている問題で、高等法院(高裁)は18日、占拠禁止命令の強制執行を警察とともに開始した。9月下旬の占拠開始以来、裁判所の命令が執行されるのは初めて。この日は香港島のアドミラリティ(金鐘)の立法会(議会)議事堂と、政府庁舎近くのオフィスビル前でバリケードを除去したが、学生らは抵抗せず、混乱などは起きなかった。

 学生ら民主派デモ隊最大の拠点で、2000以上のテントが張られている政府庁舎に近い金鐘の幹線道路は、今回の禁止命令の対象にはなっていない。

安倍首相と習国家主席の初会談実現

2014.11.21 Vol.631

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は10〜11日の日程で開催された。会議に先立ち安倍晋三首相は10日昼(日本時間午後)、北京市の人民大会堂で中国の習近平国家主席と約25分間、初めての会談を行った。両首脳は平成18年10月、第1次安倍政権当時の首相が胡錦濤国家主席との間で合意した「戦略的互恵関係」の原点に立ち戻ることで一致した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題や靖国神社問題は双方とも言及しなかった。会談冒頭、両首脳は握手を交わし、習主席は「きょうはよく来ていただいた」と歓迎を表したが、両首脳に笑顔はなかった。

衆院選 12月14日投開票

2014.11.21 Vol.631

 衆院選が「12月2日公示−14日投開票」の日程で行われる。安倍晋三首相は18日夜、官邸で記者会見。来年10月に予定した消費税率10%への再引き上げを平成29年4月まで1年半先送りすることを表明した。首相は消費税再増税について「アベノミクスの成功を確かなものとするため、法定通り来年10月には行わず、18カ月延期すべきだとの結論に至った」と強調。「今年4月に続き、来年10月に引き上げれば個人消費を押し下げ、デフレ脱却も危うくなると判断した」と述べた。個人消費を底上げするため、来年の通常国会に補正予算案を提出する考えも示した。

 さらに、消費税再増税の先送りと同時に、経済状況などを見て再増税を停止できると規定した社会保障・税一体改革関連法付則の「景気弾力条項」を撤廃する方針も表明。再び延期はしないと断言した上で「財政再建の旗を降ろすことは決してない。29年4月に確実に消費税率を10%へと引き上げ、財政健全化目標も堅持する。国際的な理解は得られる」と語った。

 議長を含めると自民党の現有議席は295、公明党は31で計326議席を占めている。次期衆院選は定数5減により過半数は238議席となるが、安倍首相は18日夜に出演したTBS番組で、衆院選の勝敗ラインについて「連立与党で過半数を得られなければ、アベノミクスが否定されたことになるから、退陣する」と明言した。しかし19日には自民、公明両党の幹事長、国対委員長らが会談し、衆院選の議席獲得目標について、与党で常任委員長を独占し、全委員会で委員の過半数を占める「絶対安定多数」となる266議席以上を目指す方針を確認した。与党内の士気を高める狙いも含め「上方修正」した格好だ。

 一方、野党は第一党の民主党ですら議席獲得目標を明確に示せていない状況。党勢は回復していない上、選挙準備の遅れは否めない。民主党の枝野幸男幹事長は19日、「立候補する全ての仲間を当選させたい。あえて言えばそれが目標だ。与党の都合で行われる選挙だから、1議席でも増やせれば現状よりはいい」と述べ、勝敗ラインや議席獲得目標に言及しなかった。

 野党第二党の維新の党は、選挙区の公認候補が全体で70〜80人程度になる見通し。獲得議席目標については、橋下徹共同代表(大阪市長)の立候補が決定すれば大きく変動するとして、定まっていない。

 みんなの党に至っては19日、両院議員総会を国会内で開き、28日付で解党することを賛成多数で決定。平成21年8月に結成し、一時は「第三極」として存在感を示したが、5年の歴史に幕を下ろすことになった。

アギーレジャパン2連勝!上昇ムードでアジア杯へ

2014.11.21 Vol.631

 サッカーの国際親善試合で日本代表は14日、愛知・豊田スタジアムでホンジュラス代表と対戦し6−0で大勝した。アギーレ監督の就任以来1勝1分け2敗で、ピッチ上でも煮え切らない試合が続いていた日本。今回はこれまでの新戦力の発掘を目的とした選手選考から勝利のための現実路線にシフト。ブラジルW杯で主力を務めたベテランの遠藤と今野を初召集した。先発出場した遠藤は前線から積極的なプレスを仕掛けて守備に走る一方、前半44分には豪快なミドルシュートでゴールを決めるなど、攻守に渡って活躍した。ブラジルW杯メンバーが10人スタメンに名を連ねた日本はこれまでとは見違える動きで得点を重ねた。しかし途中出場の乾と豊田が代表初ゴールを挙げるなど、新戦力も結果を残した。

 18日には大阪のヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と対戦し2−1で今年最終戦を白星で締めくくった。アギーレ監督就任後の成績は3勝1分け2敗となった。

 オーストラリアは1月に行われるアジア杯で優勝を争うことが予想されるライバル。アギーレ監督は「ベストな11人を起用する。勝ちに行く」と宣言。右ヒザに故障を抱える内田はベンチとなったが、ほぼ現在考えられるベストメンバーとなった。

 序盤こそアンカーの長谷部の両サイドのスペースを突かれるなど、オーストラリアに主導権を握られた日本。しかし前半途中、アンカーをダブルボランチに変えたあたりから試合を優位に進め、後半から出場した今野が16分に3年ぶりとなる代表2ゴール目で先制。23分にはアギーレ体制では無得点だった岡崎が代表40点目となるゴールを、右足のヒールで流し込んだ。

 しかし後半のアディショナルタイムにケーヒルをフリーにしてしまいヘディングでゴールを決められる。この最後の失点は余計だったものの、2−1と勝利を収め2連勝と勢いをつけアジア杯に臨むこととなった。

吉瀬美智子「クリスマスはダブルで幸せな日」

2014.11.18 Vol.630

 女優の吉瀬美智子が17日、JPタワー商業施設「KITTE」のクリスマスイベント『WHITE KITTE』の点灯式に登場した。点灯式は初めてという吉瀬は1階アトリウムの設置された14.5mの日本最大級の生木のクリスマスツリーを見上げ「すごくキレイ」と感激の面持ち。イルミネーションが点灯されると、何度も上を見上げ楽しそうな笑顔をみせた。
 クリスマスの思い出を聞かれると「2010年のクリスマスに入籍したので、忘れられない大切な日です。クリスマスは家族になった日でもあるので、私にとってファミリーの日。ダブルで素敵な時を過ごせます」と話し、「昨年子どもが生まれたので、今年は自宅に友人を呼んでホームパーティーをしたい。みんなでお鍋を囲んで集まれれば」と予定を明かした。
 イルミネーションは12月25日まで開催。曜日ごとに変わる音楽と照明による2種類のライトアッププログラムを各時30分おきに各回3分間実施する。

『リーガルハイ・スペシャル』堺雅人が「法廷で正論」?

2014.11.13 Vol.630
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 堺雅人と新垣結衣が主演する人気ドラマシリーズ『リーガルハイ』のスペシャル版(22日放送)の完成披露試写会が13日、都内で行われ、堺、新垣ほか、大森南朋、吉瀬美智子、剛力彩芽の主要キャストが舞台挨拶にたった。堺は、「これまでのファンの方、初めての方も楽しんでいただける作品になっていると思う」。新垣は「今までとは一味違う。古美門先生はドストレートなんですが、最後には何枚も上手ってところを見せてくれます」と、PRした。

 2度目となるスペシャルで扱うのは、医療過誤。堺は「今回は『白い巨塔』のオマージュになっていて、僕たちのふざけてる部分とふざけてない部分がうまい具合にミックスされています。『白い巨塔』のファンにも見ていただいてお叱りの言葉をたくさんいただきたい」と、作品を紹介した。

 とはいえ、やはり見どころは法廷シーン。堺&新垣演じるテコボコ弁護士コンビが、大森南朋演ずる"たかり"専門の弁護士と正面から対決する。

 同シリーズでの堺の演技や法廷でのセリフ回しやスピードを見て、「リーガルハイの話が来ても絶対受けない」と思っていたという大森は、「(法廷シーンは)小劇場というか、演劇の本番をやるような感じで大変な緊張感でしたけど、楽しくやらせていただきました。堺君のすごい芝居も見せていただいて、この人は前走ってるなって思いましたね」と、絶賛。

 それを受けて堺は、「法廷で初めて正論を吐いたと思います。久しぶりにまともなセリフを言った気がしますね」としたうえで、「掛け合いががあって、(相手から)もらったパワーでやってます。南朋さんの芝居がすごく良かった」と、振り返った。


 フジテレビ系にて、22日午後9時放送。他出演は、古谷一行、東出昌大ら。

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