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見逃し厳禁の舞台『朝日のような夕日をつれて 2014』

2014.08.01 Vol.623

 紀伊國屋ホール開場50年記念公演となるKOKAMI@network『朝日のような夕日をつれて 2014』の上演が7月31日から始まった。

 同作は劇作家・演出家の鴻上尚史が主宰した第三舞台の旗揚げ作品で、劇団の節目節目に上演を重ねてきた代表作中の代表作。今回は17年ぶりの上演となる。

 物語は新しいおもちゃを開発する立花トーイのお話とベケットの『ゴドーを待ちながら』をモチーフとしたお話が入り乱れ展開する。

 舞台上は「小劇場ブーム」を牽引した作品とあって、恐ろしいまでの台詞の量を早口で発し続け、そして踊る。最近の風景しか知らない若いファンには逆に新鮮に映るかもしれない。古くからのファンの中には第三舞台の解散でしばらく、いや、もう『朝日—』は見られないのでは…と思っていたファンも多い。そんな見逃し厳禁の作品だ。8月24日まで同所で。以降、大阪、福岡でも上演される。

「誠実で真面目な人柄」の櫻井、新CMを自画自賛

2014.08.01 Vol.623

 嵐の櫻井翔が7月31日、都内で行われたヘアケアブランド「エッセンシャル」の新CM発表会に出席した。同ブランドのリニューアルに伴い、「誠実で真面目な人柄」の櫻井がイメージにあうと、CMの新キャラクターに選ばれたもの。女性のリアルな悩みを受け止める内容だけに、「女性って大変なんだなって思います。(同商品を使うことで髪の手入れなどをする)時間が短くなったり、快適になれば」と笑顔を見せた。

 登壇した櫻井は発表会で繰り返された「誠実で真面目な人柄」というフレーズに合わせ、本人いわく「誠実で真面目」モードでトーク。CMで披露するターンの撮影について「ジャニーズ事務所20年のなかで、顔を残すターン、残さないターンなど4〜5パターンで40〜50回ターンしました」。そのCMが紹介されると、「あんなにきれいに回れるものですね」と、自画自賛だった。

 CMはオンエア中。

今週の一言 2014.7.18〜2014.7.31

2014.08.01 Vol.623

 サッカーブラジル代表のネイマールが31日に来日。女性の好みについて「僕はブラジル人だからブラジル人女性のほうが好きかな」(31日、フジテレビのバイキングに出演し)
→外国人が好きな日本人は多いけどな。しかし、さわやかやな。

 サッカーW杯で、代表選手が泣く姿を見せたことについて、ブラジル代表のドゥンガ新監督「我々は国の代表だ。男は泣くものじゃない」(ブラジル誌のインタビューで)
→おっかないけどその通りだ。

 横綱・白鵬「この時代に生まれてよかった。あの時代なら、優勝30回はしていないと思う」(28日、名古屋場所の一夜明け会見で)
→本人がそう思ったり、他人にそういったこと言われちゃうのはかわいそうな気もするが…。

 米全国紙「USA TODAY」(電子版)のブログ『the big lead』が夏の高校野球石川大会の星稜の逆転サヨナラ勝ちについて「最もワイルドといえる9回だ」(27日)
→今までにもあったワイルドな試合もぜひみてもらいたい。

 F−1ドライバーの小林可夢偉が所属するケータハムに突然ついた謎のスポンサー「麻衣ちゃん」について「麻衣ちゃん誰なん??? でも、本当に有難う!!」(28日、ツイッターで)
→ホント、誰なの!?

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人・三木秀夫弁護士が「NHKスペシャル」について「集団リンチの先頭を切っておられるという認識しかない」(28日、取材に)
→NHKもわざわざ言い訳の材料提供してどうすんだよ!!

 プロ野球・広島の広報が大瀬良投手の降板について「体全体のつりがあり、降板」(26日)
→体全体つるってどういうこと!?

 期限切れの鶏肉を使っていた中国の食品加工会社の工場の作業員「期限切れを食べても死にはしないよ」
→じゃあお前が食えや!

 三鷹ストーカー殺人の池永チャールストーマス被告が謝罪を拒否「後悔はあるが、まだそういう気持ちに至っていない」(24日、裁判員裁判の被告人質問で)
→まあ、どこぞの死刑判決受けた奴みたいに、意思もないのに口だけで謝罪するよりはましなのかもしれないよ。

 ブラジルW杯の開幕戦で主審を務めた西村雄一氏が、試合中に日本語で説明していたという疑惑に対し「英語で話をしていたし、現場では向こうも理解していた」(24日、記者会見で)
→大会中はいわれっぱなしだったからな。終わったんだからどんどん言ってやれ!

豪栄道が大関昇進

2014.08.01 Vol.623

 大相撲名古屋場所で12勝を挙げた関脇豪栄道(28)=本名・沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=の大関昇進が30日、日本相撲協会の理事会で正式に決まった。

 豪栄道は愛知県扶桑町の境川部屋宿舎で開かれた昇進伝達式の口上で「これからも大和魂を貫いてまいります」と力強く宣言した。「大和魂」については「日本人の我慢強さや潔さがこの言葉にはこもっている。自分自身に一番必要だと思う」と説明した。

夏の甲子園 東東京は二松学舎大付 西東京は日大鶴ケ丘

2014.08.01 Vol.623

 第96回全国高校野球選手権大会の西東京大会の決勝が28日、神宮球場で行われ、日大鶴ケ丘が2−1のサヨナラで東海大菅生を破り、6年ぶり3度目の優勝を果たした。

 両チームともここまで好調な打撃で勝ち上がってきたが、決勝は一転、投手戦に。6回、東海大菅生が仙波のタイムリーで先制するも、日大鶴ケ丘が7回に敵失で同点に追いつく。延長のムードが漂った9回裏、日大鶴ケ丘は2死一、二塁のチャンスに中里が左前にサヨナラ打を放ち試合を決めた。

 また東東京大会は翌29日に同じく神宮球場で行われ、二松学舎大付が延長10回の死闘の末、帝京を5−4で破り、夏の甲子園初出場を決めた。二松学舎大付はこれまで夏は10度決勝に進出するもことごとくその壁に跳ね返されてきており、念願の勝利となった。帝京は6回までに3点をリードしたが、二松学舎大付が7回に今村の3点本塁打で同点に追いつき流れを引き寄せると、延長10回、主将・竹原の三塁打で勝ち越し。その裏を1年生投手の大江が守り切り初優勝を飾った。

 夏の甲子園は8月9日に開幕する。

サッカー日本代表新監督にアギーレ氏

2014.08.01 Vol.623

 日本サッカー協会は24日、次期日本代表監督としてメキシコ人のハビエル・アギーレ氏と合意したことを明らかにした。東京・文京区のJFAハウスで開かれた理事会の後の記者報告会で原博実専務理事が明らかにした。

 原専務理事はコーチとしてスチュアート・ゲリング氏(イングランド)、フィジカルコーチとしてフアン・イリバレン・モラス氏(スペイン)、GKコーチとしてリカルド・ロペス・フェリペ氏(スペイン)が就任することも合わせて発表した。

 また年代別代表との連係を密にしていくため、U−21(21歳以下)日本代表の手倉森誠監督が代表コーチも兼任する。

 アギーレ氏は現役時、メキシコ代表として1986年のメキシコ・ワールドカップに出場。引退後はメキシコ1部リーグ、スペイン1部リーグで多くのクラブの監督を務め、メキシコ代表監督としても2002年、2010年と2度W杯で指揮を執っている。

 原専務理事は今回の合意について「今回はうまく行った部類ですかね…」と交渉の過程を振り返った。アギーレ氏とは4年前にも接触し、交渉を持ったこともあることから手元に連絡先があり、仲介者を立てずに直接連絡して話を進めてきた。最終交渉を終えて帰国したのは24日の朝だった。

 5月まで率いたスペイン1部リーグ・エスパニョールでは下位に沈んでいたチームを立て直した。過去にはチーム状態の悪かったサラゴサを残留させた実績もあり、原専務理事は「引き出しが多く、そこにいるメンバーをうまく生かすことが上手な監督なんだと思う。今の日本には一番ふさわしいのではないか」と高く評価。選手、監督と両方の立場でW杯に臨んだ経験も買い、ザッケローニ前監督時代に追求した前線からの積極的な守備から、速い切り替えで敵ゴールに迫る形以外の“幅”を期待した。
 またこの発表に先立って、W杯ブラジル大会の検証結果も報告された。原専務理事は主にコンディション調整に不備があったことを認めた。試合会場から遠いイトゥをベースキャンプ地に選定した点についても、長時間の移動を強いられたことで、体調に影響があったと分析。そして「自分たちのサッカーをやろうというところと、相手にある程度合わせるところのバランスが崩れた」と攻撃的スタイルに固執した点も敗因に挙げた。

『K−1甲子園2014』佐野と平本が決勝進出

2014.08.01 Vol.623

 HIROYA、卜部功也、松倉信太郎といった現在の立ち技格闘技を引っ張る選手たちを輩出した『K−1甲子園』が、運営体制を一新した新組織「K−1実行委員会」のもと復活。7月21日に『K−1甲子園2014〜高校生日本最強決定トーナメント〜』が東京・新宿FACEで開催された。

 約2年ぶりの開催となった今大会には 全国から32人の高校生がエントリー。4つのブロックに分かれてのワンデイトーナメントを争い、佐野天馬と平本蓮が勝ち残った。2人による決勝は『K-1 WORLD LEAGUE 2014』(11月3日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われる。

 この日はK−1のアマチュア大会となる『K−1 CHALLANGE』もスタート。A・BクラスのワンデイトーナメントとA・B・Cクラスのワンマッチが行われた。

 前田憲作プロデューサーはK−1甲子園について「ベスト8まで残った選手は(プロでも)使えると思う。パンチがうまくて、攻撃をまとめることもできる」と高評価。Aクラスのトーナメントについても「プロで通用する選手がたくさんいてびっくりした。ベスト4まで残った選手はプロデビューしても通用すると思う」と予想外の選手のレベルの高さに驚きの表情を見せた。

 なおこの日、新宿FACEには超満員札止めの800人が訪れたが、これは同所の新記録だった。

大沢樹生「ガラスの十代」(作詞・作曲:飛鳥涼)を熱唱!

2014.07.28 Vol.622

【フジロック14リポート】歓喜あふれるリップスのライブ!

2014.07.28 Vol.622
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 ステージ全体に広がる色とりどりのセッティング。赤いきのこに七色アーチにシルバーバルーン、そしてウェイン・コインのマッスルスーツという光景を見て「ザ・フレーミング・リップスがフジロックに来た!」という実感と歓喜でいっぱいになった。

  ショーは、『The Abandened Hospital Ship』でスタート。ゆったりとした柔らかいピアノがグリーンステージに溶け込み、次の扉へと観客をいざなった。ウェインがボーカルで参加したケミカル・ブラザーズのカバー『The Golden Path』、そしてイントロで大歓声があがった『Race for The Prize』のなんという開放感! アレンジが多少変わっていたが、観客の一体感が更に大きくなったアンセム・ソングであることは間違いない。また、ウェインがスペースボールの中に入り、観客のうえを転がるパフォーマンスも健在! ラストは『Do You Realize??』で締めくくったが、いつ聴いてもメロディーと歌詞に目頭が熱くなることを確認した。

 1時間と少し、もっと長くプレイして欲しかったが、彼らのショーを観て、聴いて、体感して、笑って、泣いて、感受性をフルに刺激されたのは言うまでもない。最後に、近年キーボードやギターに専念していたスティーヴンのドラムを叩く姿が、何よりうれしかったことも付け加えておこう。(Utayo Furukuni)

ファン投票による最優秀ファイターに佐々木憂流迦

2014.07.26 Vol.622

 初のファン参加型・国内総合格闘技表彰イベント『Japanese Mma Award(JMA)』が、25日、都内のホテルで開催された。会場にはパンクラス、DEEP、ZSTという総合格闘技の国内主要プロモーションの代表・選手が集結。各代表の挨拶のあと、食事をしながら同日出席した団体と選手を紹介。個人の挨拶ではジョークや下ネタ(?)、パフォーマンスなどが飛び出し、リング上とはまた別の顔を見せる選手に会場から笑いや拍手喝采が巻き起こった。
 その後、上半期の年間表彰イベントが行われ、今年の1月~5月までの試合の中からファンの投票により選出された各賞を受賞した選手を発表。その結果、最も活躍が目立ったMVF(モスト・バリュアブル・ファイター) には、佐々木憂流迦が選ばれた。佐々木は「こんなに大勢の素晴らしい選手の中から選んでいただき光栄に思います。上半期はどの試合も1本で決着したし、今もすごく体がいい感じなので、8月のマカオでの試合も勝ってきます」と感謝と決意を述べた。また、功労賞には、今年引退した大沢ケンジが選出。自分の名前が呼ばれると思っていなかった大沢は、発表されると慌てて舞台へ駆けつけ「めちゃくちゃうれしいです。自分の名前が出るとは思わなかったので、全然舞台を見ていなかった。どうすればいいの?っていうか何の賞をいただいたんですか?」とサプライズに驚きつつも喜びを爆発させていた。なお、各賞は以下の通り。

「海外最優秀選手」水垣偉弥選手
「女子最優秀選手」中井りん、富松恵美
「ベストバウト」3月30日 パンクラス ISAO 対 弘中邦佳/4月29日 DEEP 悠太対 奥野“轟天”泰舗
「ベストインパクト」パンクラス 安西信昌、DEEP 元谷友貴、ZST 伊藤健一
「功労賞」大沢ケンジ
「MVF(モスト・バリュアブル・ファイター)」佐々木憂流迦

 今後も同イベントを継続していき、ファンに喜んでもらうとともに、格闘技界を盛り上げていくという。

EXILE ATSUSHI  ツアーではいい裏切りをしたい、エンターテインメントしたい

2014.07.25 Vol.07 OKAYAMA MOVE UP

 国民的ダンス&ヴォーカルグループ、EXILEのヴォーカリストとして圧倒的な歌声と存在感を放ち続ける、ATSUSHI。リーダーのHIROがパフォーマーを勇退し、EXILEが新しく生まれ変わるこのタイミングで、自身にも大きな変化が訪れた。ソロのEXILE ATSUSHI名義のセカンド・フル・アルバム『Music』を3月12日にリリースする。「ギリギリのなかで自分ができる最大限を詰め込んだ」本作で、EXILE ATSUSHIの新章がスタートする。(OKAYAMA MOVE UP vol.7 2014.3.11発行号より 聞き手:一木広治(株式会社ヘッドライン代表取締役社長))

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