
電気グル―ヴ「ガムを噛むバイト」でパルコに雷



(Photo/AFLO)
ラグビーの日本選手権の決勝が18日、東京・国立競技場で開催され、サントリーがパナソニックを21−9で下し、2年連続5度目の優勝を決めた。サントリーは2006年度の東芝以来5シーズンぶりのトップリーグ(TL)との2冠を達成した。4月から日本代表ヘッドコーチを務めるエディー・ジョーンズ監督を最高の形で送り出した。
一方パナソニックはTLの開幕戦こそ勝利を収めたものの、昨年の決勝、今季のTLプレーオフ決勝と大一番でサントリーに連敗を喫した。
多彩な得点パターンと鉄壁のディフェンス。サントリーが、ジョーンズ監督の集大成にふさわしい戦いぶりをみせた。
パナソニックの前に出る防御に苦戦しながらも、前半26分にSOピシが相手防御の背後に落としたキックを自ら押さえてトライ。35分にはWTB小野沢もトライを決めるなど前半を14−3で折り返す。
後半に2本のPGで5点差まで詰め寄られたものの、直後の29分には中央付近から自慢の連続攻撃で相手ゴール前までボールを運び、最後はCTB平がインゴールに飛び込みトライ。ライアンがとどめのゴールキックを決めて21−9と再び相手を突き放した。
最後まで相手にトライを許さなかったディフェンスについても、ジョーンズ監督は「選手が規律を守ってプレーしてくれた。日本一の攻撃ラグビーを目指してきたが、いまは日本一の防御のチームでもある」と胸を張った。
美術評論家の清水康友先生が選抜した、普段は発表する場所もそれぞれ違う、3人の30代若手作家による、初のグループ展が開催される。石川有希、黒木律子、宮西寛人の3人は具象でありながら、お互いに色々なテーマを持って、自分の表現を模索している作家たちだ。同展覧会では、大作を中心に1人7mの壁面を自由に使い、グループ展という形を取りながらも、それぞれのミニ個展のような雰囲気の会場にしようと試みている。
星彩展 【期間】3月29日(木)~4月4日(水)11~19時※初日は14時から、最終日は17時まで 【会場】ギャラリー絵夢 新宿区新宿3-33-10 新宿モリエールビル 3F TEL:03-3352-0413 【URL】www.moliere.co.jp/galerie
日本ラグビー協会は19日、新体制で臨むアジア5カ国対抗に出場する日本代表30人を発表した。早大に進学するWTB藤田慶和(東福岡高3年)ら14人が初選出。藤田は同対抗戦に出場すれば史上最年少キャップを獲得する。主将はWTB広瀬俊朗(東芝)が務める。昨年のW杯出場メンバーからは8人が選ばれた。
4月から指揮を執るエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「日本を世界ランク10位に導くことができる選手を選んだ。ベストの選手、あるいは今後ベストになる選手たち」と話した。
メンバーは次の通り。
▽FW
長江有祐(リコー)、畠山健介、篠塚公史、真壁伸弥、佐々木隆道(以上サントリー)、堀江翔太(パナソニック)、有田隆平、桑水流裕策(以上コカ・コーラウエスト)、山下裕史、伊藤鐘史、橋本大輝(以上神戸製鋼)、坪井秀龍(中国電力)、大野均、マイケル・リーチ、望月雄太(以上東芝)、村田毅(NEC)
▽BK
田中史朗(パナソニック)、日和佐篤、小野沢宏時、平浩二、長友泰憲(以上サントリー)、小野晃征(サニックス)、立川理道(天理大)、藤田慶和(東福岡高)、田村優(NEC)、仙波智裕、広瀬俊朗(以上東芝)、中村亮土(帝京大)、竹中祥(筑波大)、五郎丸歩(ヤマハ発動機)

日差しが強く汗ばむ季節に、女性が快適に過ごせるグッズが小林製薬から発売中。気になる汗ジミには、透明フィルムのワキの汗ジミ防止シート「透明フィルムのあせワキパットRiff」。また、初夏からケアしたい日焼けには、メイクの上から何度も使える、スプレータイプの日焼け止め「ヒガサンヌ メイクの上から使える UVカットスプレー」。そして本格的な夏には、衣類にスプレーするだけで汗をかくたびにひんやりする「シャツクール マイルドミント」で快適に。同製品をセットにして読者5名にプレゼント(係名:「初夏対策」)。
【問い合わせ】小林製薬お客様相談室 TEL:06-6203-3673(9~17時、土・日・祝を除く) 【URL】http://www.kobayashi.co.jp
(Photo/AFLO)
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第16回公判が19日、東京地裁で開かれた。弁護側は最終弁論で改めて無罪を主張、小沢被告も意見陳述で「私にはいかなる点でも罪に問われる理由はない。私は無罪です」と述べ、結審した。判決期日は4月26日午前10時に指定された。
小沢被告は意見陳述で「検察は2年にわたり不当、違法な捜査を行い、政治介入を続けた。議会制民主主義を破壊し、国民の主権を侵害した暴挙と言うしかない」と検察批判を展開。さらに「検察審査会の起訴議決は、東京地検が捏造した違法な供述調書と捜査報告書に基づく誤った判断で、私には罪に問われる理由はない」と述べた。
意見陳述に先立って行われた最終弁論でも、弁護側はまず、東京地検特捜部の捜査について「小沢被告がゼネコンから違法な金を受け取ったのではないかという根拠のない妄想から始まった事件」と批判した。
その上で、土地購入資金のために提供した4億円は「適法に形成し、所持していた財産で、違法な手段を用いて隠す必要性も動機もない」と強調し、検察官役の指定弁護士側は違法な資金であることを立証していないと主張。また、「元秘書は相当の裁量を与えられ、自ら判断して職務を処理しており、その過程でいちいち報告し判断を仰ぐことはなかった」と述べた。
指定弁護士側が、共謀立証の支えとした銀行融資への署名など間接事実についても、共謀を裏付ける証拠にはならないと反論。小沢被告への報告を認めた池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=の供述調書については、弁護側は「具体的な状況や時期の記載が全くない。記憶に基づく供述か甚だ疑わしく信用できない」と否定した。
最後に、虚偽の捜査報告書に基づく検察審査会の起訴議決は無効として、公訴棄却も主張。「いかなる観点からも犯罪の証明がなく、無罪は明らか」と述べ、弁論を締めくくった。
公判では小沢被告との間の「報告・了承」を認めた元秘書らの調書の大半が証拠採用されなかったが、指定弁護士側は9日の論告で「小沢被告の指示や了解なしに元秘書が独断で虚偽記載をすることはない」として禁錮3年を求刑した。
今回の小沢被告の公判は、弁護士同士が激しい応酬を繰り広げた場でもあった。
弁護団が切り札としたのは石川知裕衆院議員(38)の「隠し録音」。捜査報告書に実在しないやり取りが記載されていることが判明、報告書を作成した田代政弘検事(45)から「そういうやり取りはなかった」との証言を引き出した。
思わぬ“味方”も登場した。指定弁護士側請求の証人だった前田恒彦元検事(44)が、ゼネコンからの裏献金が背景にあるとした検察の見立てを「幹部の妄想」と批判。この証言は最終弁論でも引用された。郵便不正事件で主任検事だった前田元検事と相対した弘中惇一郎弁護士(66)は結審後「ドラマチックというか…。西も東も特捜部はひどいところ」と振り返った。その上で「無罪以外の何物でもない」と自信をのぞかせた。
プロ野球ドラフトで大学生や社会人の有力選手が入団先を選べる逆指名制度や自由獲得枠があった1993~2004年に、巨人が一部選手と、契約金の「最高標準額」として球界で申し合わせた1億5000万円(出来高払い5000万円を含む)を超える契約を結んでいたと、朝日新聞が15日付の1面トップで報じた。
巨人は選手名などを公表しなかったが、同紙は98年入団の高橋由伸外野手、01年入団の阿部慎之助捕手、99年に入団し大リーグに移った上原浩治投手のほか、内海哲也投手、野間口貴彦投手、日本ハムに移籍した二岡智宏内野手の6選手がいずれも契約金の最高標準額を超え、計36億円だったと報じた。
巨人は「最高標準額は緩やかな目安と認識されてきた。球界のルールに反しておらず、税務申告も適正に行っており違法と見なされる点もない。記事によって特定の選手のプライバシーや契約上の秘密が暴露されれば極めて遺憾」などとする文書を発表。朝日新聞に対して抗議文を同社に送付し、誠意ある回答がなければ法的措置も辞さない構えを見せた。
この件で15日に報道陣の取材対応をした巨人の桃井恒和球団社長は、選手に関する契約書類は球団の経理部長の金庫で厳重に保管されていると説明。そのうえで「アクセスできるのは経理部長以外に球団社長と球団代表というのが実態。それが外に出ているということは、何らかの違反が行われたんじゃないかと疑いを持たざるを得ない」と、内部文書の流出について言及した。
一方、巨人軍の親会社である読売新聞は18日付の社会面で「巨人契約金 朝日報道検証」と題して記事を掲載。巨人の歴代幹部の証言をもとに、朝日新聞の報道内容や、内部資料の流出などに関して検証した。
一連の報道のなかで名前があがった巨人前球団代表の清武英利氏(61)は18日、今回の問題に関して、「僕がとやかく言うことではない」としたうえで、内部資料が流出したとみられることについては、「(契約書類を)管理しているのは経理部長であって、場所がどこにあるのかも知らない」と自身の関与を否定した。2004年8月から昨年11月の約7年間にわたって球団代表を務めていた清武氏は、「最高標準額というのは守ろうと努めてきた」と語ったうえで、「(金庫を)見たこともないし、触ったこともない」と話した。
19日には朝日新聞社が巨人からの抗議書に謝罪を拒否する回答文を送付したが、巨人の渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長兼主筆)は同日、東京都内で報道陣の取材に応じ、「あれだけの名誉毀損をするということは、大新聞のやることじゃない」と、問題を報じた朝日新聞の姿勢を強く批判。朝日新聞からの回答文を「返事になっていない」とした上で、「もうちょっと迫力のあることをやるつもりだ」と刑事告訴の可能性を示唆した。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の生誕560年を記念し、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで、「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展を開催。それに合わせて、都内のレストランなどで、同展を盛り上げるコラボレーション展も開催される。彼をイメージした商品の販売や、故郷をイメージした特別メニューの提供など、展覧会観賞後も楽しめる企画が満載。また、関東店舗のキルフェボンでは4月22日まで、ダ・ヴィンチの“微笑み”をイメージした「タルトオペラ~憂いある微笑み~」を発売。《ほつれ髪の女》の憂いある微笑みを、繊細で優雅な曲線でタルトに表現した。
【展覧会会期】3月31日(土)~6月10日(日) 【URL】http://davinci2012.jp/
東京電力は21日、4月からの企業向け電気料金の値上げについて、契約期間が残っている契約者は値上げを拒否できることを十分に説明していなかったと発表した。同日から契約者に郵送で再度、通知するとともに、営業担当者がすべての契約者に対して、個別に訪問するか電話するかして説明する。契約者の75%、16万8000件が値上げを拒否できる対象となる。
東電は4月1日から企業向け料金を一律平均17%値上げする方針。ただ、料金契約の更新日が4月2日以降の場合、1日に値上げすると「契約期間中の値上げ」となり、契約者の了承が不可欠となる。契約者が拒否すれば、期間満了日まで現行料金が維持される。
しかし東電は、2月に発送した「料金値上げのお願い」の中で、「契約期間にかかわらず、4月1日以降は新しい電気料金」を顧客に要請。異論がある場合のみ、専用の電話番号まで連絡するよう求めていた。
異論がなければ契約期間中でも値上げを了承したとみなす仕組みで、枝野幸男経済産業相は同日の閣議後会見で「開いた口がふさがらなかった」と批判。今月16日に東電に対し、丁寧に説明するよう指導したという。
東電は値上げを了承した契約者にも改めて意向を再確認するという。
しかし、利用者の拒否権を周知しなかった事実は、「故意かどうか分からない」(枝野経産相)ものの、一方的な値上げに対する利用者の反発の火に油を注ぐ事態を招いている。
(Photo/AFLO)
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ第2戦が各地で開催され、H組の柏は21日、日立柏サッカー場で昨季ACL準優勝の全北(韓国)と対戦。前半40分、FKから那須が先制弾。46分、47分とレアンドロが2得点をあげ、5−1で勝利を収め通算1勝1敗とした。
Jリーグ開幕から未勝利の柏にとって、本拠地初開催のACLは、鬱憤晴らしの舞台となった。ネルシーニョ監督は「チーム戦術も個々のパフォーマンスも非常によかった。正しい結果」と、内容の充実を伴う大会初白星を喜んだ。
「きょうの勝ちは柏のスタンダード。こういう試合を増やせば上位にいける」と田中。昨季のJ1王者が威厳を取り戻した。
20日にはF組のFC東京が東京・国立競技場で蔚山(韓国)と対戦。2−2で引き分け、通算1勝1分けとなった。
2度先行しながらも追いつかれた試合展開にFC東京のポポビッチ監督は試合後、「試合が終わる前から終わったと思った選手が何人かいた」と怒りをぶちまけた。
ホームでは及第点に達しない勝ち点1。ただ、落ち着きを取り戻した指揮官が「引き分けは次への課題とも収穫とも理解できる」と話したように手応えも大きかった。
またG大阪は20日、アウェーでアデレード・ユナイテッドと対戦。2−0で敗れ2連敗。名古屋はセントラルコースト・マリナーズと1−1。2試合連続の引き分けとなった。