Crystal Kay インタビュー 移籍後第一弾は「フレッシュでポジティブ」

フレッシュな新曲『Superman』をリリース

Crystal Kay(クリスタル ケイ)がニューシングル『Superman』を発売した。ドラマ『僕とスターの99日』の挿入歌として、リリース前から人気を集めていたナンバーだ。レコードレーベルを移籍してから初めての作品でもある。新たなスタートを切った彼女に聞いた。

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――ニューシングル『Superman』について教えてください。

「フレッシュでポジティブな曲です。移籍後第一弾となるだけに、フレッシュな楽曲がいいなと思いました。それと、再スタートという側面もあるので、何かポジティブなものを感じてもらえるものにしたいって思いました。それで、何百っていう曲を聴いていったなかで、であったのがBACHLOGICさんのトラックでした。ビートがしっかりしていて、優しさも感じられて、サビでは歌謡曲っぽい感じもあって、求めているものにぴったりでした」

――どこにでもいる男性かもしれないけれど、自分にとってはスーパーマンだよと歌う、ラブソングですね。

「普通のラブソングにはしたくない、自分ももう25歳だし、幼い感じにはしたくない。そういったイメージはあったんだけれど、実際に歌詞となると悩んじゃって。どうしよう!どうしよう!っていう状況のときに、ドラマのお話をいただいたんです。それがヒントになったのかな。並行して作詞家さんに歌詞を書いていただいていたんですが、そのなかに“ドラマの話を知ってるの?”っていうぐらいドラマとリンクしているものがあったんですよ。それが、TIGERさんの詞でした」

――ご自身も作詞に参加されています。

「私は、英語の部分だとか、言い回しなどの部分。実のところ、もう少し大人っぽさがほしいと思っていたので少し相談もしていたんです。ただ、何度も歌っているうちに、いただいたものが一番だって思いました。結論として、最初から完成形だったんだなあ。歌ってみなければ分からなかったです」

――楽曲も含め、シンプルゆえに、一緒に歌えそうと思えてしまう曲です。

「みんなに覚えてもらって、歌ってもらえるような曲になりましたね。それも狙いだったので良かった!」

――レコーディングの時に気をつけたことはありますか?

「レコーディング、かなり久しぶりだったんですよ。前回がアルバムのときで、10カ月ぶりぐらい。だから、あのモードに緊張しました。歌に関しては、声が低いこともあって、フレッシュさを出すのが難しかったかな。普通に歌ったら、子供が2〜3人いる感じだって指摘を受けたので(笑)、ブースのなかで踊ったりして気分をアゲて、キラキラした女性っぽくアジャストして歌いました。とはいえ、この曲はトラックの力が大きかったかな。自然とキラキラした気持ちに持っていってもらえました」

――ところで、クリスタル ケイさんにとって『Superman』ってどんな男性?

「ん……ネイチャー系?(笑)キャンプに行っても大丈夫な感じで、頼もしさを持っている人。普段はそのオーラを出していなくても、ここぞというときには発揮するという」

――今、そんな男性は?

「いないんですよね〜! でも、男友達はスポーティーな奴が多いので、それぐらいはできると思う(笑)」

――最後に、今後の展望を教えてください。

「今年は、いろいろ不安も多かったですけど、最初のシングルもいい形でスタートが切れそうなのでうれしいです。来年3月にはアコースティックライブが決定しています。もっとたくさんの人に私を知ってもらえるようにがんばりたいです」

(本紙・酒井紫野)

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New Single『Superman』

Delicious Deli Records/ユニバーサルインターナショナルより発売中。初回限定盤[CD DVD]は1500円、通常盤は1000円(ともに税込)。『Crystal Kay“Crystal Cafe 2012”』は2012年3月6日に福岡でスタート。詳細は公式サイト(http://crystalkayonline.com)で。