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篠原涼子「家のツリーはこれから飾ります」

2011.11.14 Vol.531
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 女優の篠原涼子が14日、六本木ヒルズの毛利庭園で行われたクリスマスイルミネーションの点灯式に登場した。このイルミネーションは、篠原が広告モデルを務めるシチズン「クロスシー」の15周年を記念して作られたもの。

 点灯ボタンを押すタイミングを間違えないかドキドキしたという篠原だが「こんなに素敵なイルミネーションが揃っているとは思いませんでした。毎年、イルミネーションを見るとワクワクします。ここに来て、みなさんも素敵なクリスマスを過ごしていただければ」と、微笑んだ。ちなみに自宅のツリーはこれから飾るとのこと。

 現在、第2子を妊娠の篠原に報道陣からは「寒くないですか」「体調はいかがですか」と気づかう声が飛んでいた。

「シチズン クロスシー presents Mohri Garden Illumination」は、六本木ヒルズ・毛利庭園で、12月25日まで点灯。

SHOOT the SHOOTO 2011 サワーがイマダに雪辱

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1Rにサワーは飛びヒザでダウンを奪った(11月6日、東京ドームシティホール。撮影・神谷渚)

 総合格闘技の修斗と立ち技格闘技のシュートボクシングによる合同イベント「SHOOT the SHOOTO 2011」が5、6の両日、水道橋の東京ドームシティホールで開催された。

 6日のメーンではK-1 MAXでもおなじみのアンディ・サワーが、昨年のS-cupで敗れたトビー・イマダに1年ぶりの再戦でリベンジを果たした。パンチ、キックはもちろん、スタンディング状態での投げ、関節技も認められるSBで投げでポイントを失い敗れたサワーは、今年は万全のイマダ対策を取り、投げを完封。1Rには飛びヒザで、2Rにはカウンターの右のクロスフックでダウンを奪い大差の判定で完勝した。

 セミファイナルではSBの宍戸大樹と修斗のリオン武がSBルールで対戦。1、2Rと緊張感のある戦いが繰り広げられるなか、打撃に一日の長がある宍戸がリオンを翻弄する。しかし3R、魔が差したかのように一瞬腰が浮いた宍戸にリオンが組み付き、腰投げでシュートポイント1を奪取。このポイントが決め手となって、小差ながらも2−0の判定でリオンが勝利を収めた。前日から対抗戦では修斗勢の全敗だったが、リオンが一矢を報いた。一方、SBルールでの痛恨の敗戦に宍戸はリング上で立ち尽くした。

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好勝負を繰り広げたリオン(左)と宍戸(撮影・神谷渚)

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山上(上)が新王者に(5日、東京ドームシティホール)

山上がフライ級新王座に

 5日のメーンで行われた修斗世界フライ級タイトルマッチは、4月の王座決定戦で、41歳にして奇跡の戴冠を果たした生駒純司が初防衛戦に臨んだ。打撃の得意な挑戦者・山上幹臣に、打撃からタックルを仕掛けた生駒だったが、その動きを制した山上が左ストレート一閃。1R41秒、KOで生駒をリングに沈めた。

 また“修斗のカリスマ”佐藤ルミナはサワーの刺客・ニコ・ファレイゼンと対戦。キックが主戦場の選手とあって、グラウンドに引き込んで仕留める作戦だったが、ニコのルミナ対策は万全。グラウンドの攻防をしのぐと、最後はヒザ蹴りからの右ストレートで1R4分17秒、KO勝利を収めた。


楊貴妃も愛飲。ハトムギエキス配合

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 ローションパックを体験できるコットンつきの「ハトムギ化粧水」が、12月1日に数量限定で発売される。美肌の基本は、化粧水による水分補給。特に冬の間は、肌が乾燥するので、化粧水での十分な補給が絶対不可欠。ハトムギ化粧水は、古来より美肌成分として知られてきた天然植物のハトムギエキスを配合。肌のコンディションを整え、なめらかで健やかな肌を作る。500mlの大容量なので、顔や体にたっぷり使え、無香料なので男性にも。ローションパックが手軽にできる“5枚にめくれるパック用コットン”が付いた同商品を読者5名にプレゼント(係名:「ハトムギ」)。

【価格】683円(税込) 【問い合わせ】イミュ TEL:0120-371367 【URL】http://www.imju.jp/


日本ハムが菅野に指名挨拶

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 日本ハムは7日、神奈川県平塚市の東海大学野球部合宿所にあいさつに訪れ、山田正雄ゼネラルマネジャー(GM)ら球団関係者がドラフト1位指名した菅野智之投手(22)と初対面。指名に至る経緯や戦力としての評価、育成方針などについて約1時間説明した。

 日本ハムは、伯父の原監督がおり菅野の意中の球団だった巨人と競合の末、交渉権を獲得。話し合いは難航も予想されたが、菅野は「疑問に思っていたこと、聞きたかったことをすべて話してくれてすっきりした。自分が思っていたより、はるか上の評価をいただいてうれしい」とチームへの好印象も口にした。

 今回の指名については、本人や東海大サイドへ指名前、あいさつがなかったことが一部関係者から非難を浴びた。しかし、この日の話し合いを終えた東海大の横井監督は「あれは日本ハムのドラフト戦略」。菅野は「指名に疑問? 特になかったです」と誤解やわだかまりは氷解した。

 次回の交渉期日は未定だが、菅野は最終的な進路について「11月いっぱいはしっかり考えたい」としている。


海外TVシリーズ最新超大作がDVDで登場

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 失踪、謎、陰謀…、何重にもある伏線をテンポ良く描いた連続型アクション・サスペンス「THE EVENT/イベント」がDVDでリリース。人気ドラマ「24−TWENTY FOUR−」の製作総指揮を務めた、全米TV界きってのヒットメーカー、エヴァン・カッツが製作総指揮を担当。普通の人間に突然降りかかる謎とアクションが連続するクロス・タイムライン・サスペンスは、世界各国で大ヒットを記録! 全22話で完全決着。読者3名に特製Tシャツをプレゼント(係名:「イベント」)。

【発売日】11月23日(水・祝)DVD‐BOX1/12月21日(水)DVD‐BOX2 【価格】各9975円(税込) 【提供元/問い合わせ】ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント http://www.geneonuniversal.jp/


元横綱隆の里の鳴戸親方が急死

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 大相撲の鳴戸親方(元横綱隆の里、本名・高谷俊英=たかや・としひで)が7日午前9時51分、急性呼吸不全のため福岡市内の病院で死去した。59歳だった。6日夜、体調不良を訴えて入院し、ぜんそくの治療を受けていたという。

 青森県浪岡町(現・青森市)出身。関脇稀勢の里や幕内の若の里らを育てた。

 10月下旬に週刊誌で弟子に対する暴行や、インスリンを注射させたなどの疑惑が報じられ、協会が調査に乗り出したばかりだった。

 昭和43年、元横綱初代若乃花の二子山親方に弟子入りし、同年名古屋場所で初土俵。30歳で第59代横綱に昇進した。

 61年初場所で引退。年寄・鳴戸を襲名し、平成元年2月に自らの部屋を開いた。幕内優勝4回、幕内通算464勝313敗80休。


腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 番外編

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『MODE for Charity 2011』PR
編田博子 さん

NHKの地方局でアナウンサーを務めた後、PRのお仕事に。現在はフリーのPRコンサルタントとして活動中。「小学生のとき1カ月半ネパールへ行ったときの経験が開発途上国への支援活動の興味のきっかけになっているのかも」

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初めての海に感激! おしなりくんが横須賀を訪問

 スカイツリーのお膝元、押上・業平地区の「おしなり商店街」のゆるキャラ「おしなりくん」が6日、観光PR のため横須賀を訪問した。横須賀中央駅には、横須賀のゆるキャラ「スカリン」と京急電鉄のマスコットキャラクターがお出迎え。実はスカリン、10月におしなり商店街のイベントに招待され、横須賀をPRしていたのだ。今回はそのお礼に、おしなりくんを横須賀にご招待したというわけ。
 スカリンがまず案内したのは、「YOKOSUKA軍港めぐり」。汐入桟橋から出る船からは、自衛隊とアメリカ海軍の艦船が同時に、間近で見ることができる。それができるのは、日本ではここだけ、とスカリンはおしなりくんにプチ自慢。初めての船に大興奮のおしなりくんが、ゆっくり軍港めぐりを楽しめるように、スカリンはお見送り。

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 軍港めぐりのあとは、ご存知「どぶ板通り」。ここでのイベントで、おしなり商店街と東京スカイツリーのPRをしてもらうのが目的だ。ステージ上には、おしなりくんの散歩の時のテーマソング「おしなりくんと散歩」を歌うyoukan(ユーキャン)も登場。歌に合わせて軽快にステップを踏み、来場者と一緒に楽しいひと時を過ごした。歌のあとは、横須賀で活躍するお笑いタレントと共演、会場を盛り上げた。
 押上駅と横須賀中央駅は京急で一本、約70分の距離。お互いの住む町を訪れ、すっかり仲良くなったおしなりくんとスカリンは、次の再会とこれからの交流を約束して、それぞれの街に帰って行った。


トークライブ・格闘サミット2011「UWFと天龍革命」開催

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 渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールで25日、前田日明、藤原喜明、天龍源一郎がトークライブを開催。3者によるメインイベントトークは、80分1本勝負。UWFと天龍革命の禁断のトークが繰り広げられる。また、プロレスファンにはお馴染の和田京平と田中ケロによる対談では、王道と闘魂のプロレスの舞台裏が熱く語られる。

【開催日時】11月25日(金)、19時20分開演 【出演】前田日明、藤原喜明、天龍源一郎、和田京平(元全日本プロレス・レフェリー)、田中ケロ(元新日本プロレス・リングアナウンサー)、流智美(プロレス評論家)、ドクター林(新日本プロレス・リングドクター)、柳家獅堂(落語家) 【入場料】4500円(全席自由) 【問い合わせ】第3倉庫エンターテインメント TEL:090-8636-8551


特別対談 「代々木 VILLAGE by kurkku」総合プロデューサー 小林武史×大沢伸一

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日本を代表する才能が仕掛ける新商業施設「代々木 VILLAGE by kurkku」11月18日誕生

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『代々木VILLAGE』完成!

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小林武史(以下:小林)「これまで代々木という街に高感度なアンテナを求めた人はいなかったと思うんですよ。そんな街に“面白そうだ”と人が集まるまでには、それなりのプロセスが必要なことだし。オープン後も進化させていければいいね」

大沢伸一(以下:大沢)「僕は東京に来て18年くらい経つんですけど、実はほとんど代々木に来たことがないんです。どこかへ行く途中に通過する街、というイメージ。流行のカルチャーが集まる場所という感じが無かったんですよね」

小林「実際、あまりこういうものは無いんじゃない? 受験生と労働争議の街ではあるけど(笑)。日本もずいぶんな勢いで成長してきたけど、最近はそのスピードも緩くなった。これからは街や都市の価値観も変わっていかなきゃいけないと思う。そういう意味でも、代々木がいい感じで変わると、その変化が生まれるんじゃないかと。代々木が、通り過ぎるだけじゃなく、そこで出会い育む場所とするために何を提示できるか…それは今回プロジェクトを始めるにあたって、最初に思ったことでなんですよ」

そして集った、日本の才能たち

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小林「大沢君とBRADBERRY ORCHESTRAを始めて、もうちょっとお互いの領域を尊重し合いながらやるのかと思いきや、けっこう最初から音的にも人間的にもグルーヴしたよね(笑)。そこで、クールでスタイリッシュな大沢伸一の中に、生身の人間臭さというのを感じたんだけど、それがすごく魅力的で。そんな要素が『代々木VILLAGE』に交じったらいいなと思ってお誘いしたんですよ」

大沢「僕も、経験がないことでしたけど喜んでやらせてもらいました。僕は20年近くプロとして音楽をやっているけれど、実は音楽でお金を得ているという意識が希薄なまま今日までやってきたんです。音楽的に自分が受け入れられないことは、ほとんどやらない傾向が強いもので、そういったことがずっと続くはずがない、という思いがあったんですよね。だから、音楽で生計をなすこともいずれ終わるんだろうな、という覚悟みたいなものを常にぼんやりと抱いていたんです。それで、ある程度の年齢になったら違うビジネスをやってみたいと考えていたんですよ。今回、こんなふうに疑似的にでも自分の店と思いながらやれるスペースを提供してもらえて、すごくうれしかったんですよ」

小林「僕が今回参加する人たちに思ったのは“ある程度勝手に面白がってほしい”ということ。才能のある人たちに集まってもらったけれど、それが計算ずくの集積で終わるのではなく、刺激し合って変化していくものであってほしかった」

大沢「キャスティングやお店のセレクトの段階から参加させてもらいましたけど、映画が撮れるくらいのドラマがありましたもんね。紆余曲折ありましけど、こうして揃った縁を大事にして、オープン後も一緒にあれこれ言い合いながら進化させていきたいですね。みんな、すごくしゃべりますしね…小林さんを筆頭に(笑)」

小林「いや、一番は笹島さんでしょう(笑)。最初に電話でこの話をして“もし一緒にやろうと言ったらどんなことしたい?”と聞いたら、そこから1時間しゃべり通し (笑)」

大沢「片山さんのことは、僕は以前からよく知っていて。非常にスマートな人で、こっちが1個言うと10個分かってくれる。今回は、内装デザインに留まらずソフトにも携わってもらってファミリー的でしたよね。その片山さんから紹介されたのが西畠さん」

小林「こういう奴がついに出てきたかと思わせてくれる人だよね。“ロハス”あたりで停滞している緑化の意義を突き抜けている。彼と話している時に、“収まっている”植栽じゃなく、さながらストーンズみたいに、個性あるプレイヤーたちがその関係性で引っ張り合って成立しているようなのはどうと言ったら“それやりますわ”って(笑)。彼の植栽を見に来るだけの人もいるんじゃないかな」

『代々木VILLAGE』は進化を続ける

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大沢「今回、外注の業者さんともやりとりをしたんですけど、やはり普段接している業界の人とは違って、精神論的なことは通じなくて(笑)。そういうのも、すごく勉強になりました」

小林「街づくりに関する肩書きがあったわけでもないのに、すごいと思うよ。クルックをやってきた僕ですらけっこうバタバタしたのに。ここまで全体を見て、最後まで指揮をとってくれるとは想像してなかった(笑)。『music bar』も楽しみだね」

大沢「僕がクラブでDJしている姿しか知らない人からすると、少し意外に思うかもしれませんね。踊る場所ではないし、ダンスミュージックばかりにするつもりもないので。東京に現存しているバーで、クラシックなロックからアップデートされた音楽まで、しっかりした音で聞くことができるバーは、ほとんど無いんじゃないかと思うんです。MP3で音楽を聴くようになって10年ほど経つけど、その間も新しい音楽は日々生まれてきた。でもそれらの音楽をすばらしい音響で聞くことはめったにない。MP3とかCDクオリティー以下の、圧縮されていたりエンコードされている音を、イヤホンとかPCや小さいプレイヤーのスピーカーとか、あまりよくない環境で聞いてるわけです。でもそれだけで音楽を分かったと思ってほしくない。録音芸術を、最大限に素晴らしい音で聞くことができる施設があっていい。これを音楽家がやらない理由はないと思ったんです」

小林「今回、そういう魅力を追求するセットはできたと思う。3.11があって、必然的にポーズボタンが押された形になったけど、そこで“ほどほどのところで着地するのではなく、突き詰めていこう”という方向でリスタートすることができたのが良かったかな」

大沢「絶対なんてことはないんだ、と思い知らされましたよね。だからこそ原点に立ち返って、自分に何ができるのか考えました」

小林「もちろん施設としてビジネスが大事なことは承知しているけれど、僕らはべつに価格破壊をしたり、ハイブランドを作ってお金を巻き上げたいわけじゃない。僕らが信じられる、いろいろな価値を入れ込んで伝えるところから、始まるんだと思います」

(撮影・蔦野裕)

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代々木 VILLAGE
各ジャンル一流の才能が本当に作りたかった“大人の遊び場”誕生


ライブ映像で森とつながる「アファンの窓」インテージ

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国際森林年 特別連載vol.2 森林保全に取り組む企業

国際森林年にちなみ、森林の保全に取り組んでいる企業を紹介する企画第2回。今回は、株式会社インテージが社内で行っているライブ映像配信「アファンの窓」について、代表取締役社長・宮首賢治(みやくび けんじ)さんにお話を聞いた。

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宮首社長の趣味はエコな自転車。「今、若い方々に自転車が人気のようですね。私もロードレーサーで、昔から、100キロくらいの距離を自転車で走って楽しんでいます。環境にも健康にも良いのがいいですね」
撮影:蔦野裕

――御社の事業概要についてお聞かせください。

「平たくいえば、企業向けのマーケティングリサーチを中心とした調査事業なのですが、リサーチの結果のみならず、ITを駆使して役立つ情報にしクライアントに提供しています。データをインフォメーションにし、インフォメーションをインテリジェンスにする。弊社では、インテリジェンス・プロバイダーと称しています」

――直接的に、環境問題に関わる業種ではない御社ですが、早くから環境への取り組みに携わっておられますね。

「地球環境の保全は企業活動を行う上での社会的責任であるというのは当然のことですが、加えて弊社では“企業の役に立つことによって、その先にいる生活者の役に立ちたい”ということをモットーとしています。それを、昨年創立50周年を迎えたときにと称し、<地球社会の明日を拓く“知”の創造>と定義しました。ちょっと大げさなようにも聞こえますが(笑)。要は、事業としてはBtoBですが、お客様のビジネスに貢献することによって、その先の人々の暮らしを豊かにし、地球社会の持続可能な発展に寄与するということを目指しているのです」

――その“インテリジェンス”が社会に広く関わっているのですね。

「最近ですと、震災直後にどんな社会貢献ができるのかと考え、<震災影響分析レポート>と称したレポートをクライアントに無料で提供しました。こちらは、阪神淡路大震災の直後の購買データなどを引き出しまして、どういう商品が急に求められるようになったかなどをまとめたものです」

――御社の環境への姿勢もロビーに入ってすぐに設置された、大型モニターに映る森の映像で知ることができます。

「それが、昨年12月から始めたライブ映像配信“アファンの窓”です。映っているのはC.W.ニコル氏が保護活動をする“アファンの森”です。昨年、始めたときは冬だったので、雪景色で体感温度が低くなる、なんて声もあったのですが(笑)、春になると本当にきれいな景色になりまして、社内でも癒される、と好評です。今年の夏は節電のために止めていましたが10月からまた始めました。これからの季節は紅葉していく森の映像を楽しむことができるでしょうね。来社されるお客様が興味を持ってくださったり、昨年10月に名古屋市で開催された生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)のときには、興味を持っていただいたお客様からアファンの窓について問い合わせをいただきました。今後、社内だけでなく他の企業などにも広めていくことができれば、と思っています」

――実際、社員の方が森林整備にも参加されているとか。

「もともと、アファンの森財団の理事長を務めるニコル氏と会長の田下憲雄が親交があり、財団が行っている森の再生・心の再生に賛同したことから始まりまして、2007年にオフィシャルスポンサーとなってから、年に1度は弊社の社員がアファンの森へ行って森林整備に参加しています。雑木を処理しないと、森というのは傷んでしまうんですね。ニコル氏いわく、自然というのは、自然の状態で放っておけばいいというわけではない、と。森は人が手を入れて守っていかないといけないんですね。そういった環境に関することを知らない人は実は多いと思います。例えば、森林保護のために割り箸は使わず“マイ箸”を使うという話がありますが、国内産の雑木から作られている割り箸というものもあります。この雑木が採られないようになると森が荒れてしまう。つまり割り箸を使う=必ずしも反エコというわけではないんですね」

――もっと、森を身近で意識することができれば、こういった知識も広まるはずですが…。

「そうですね。私も子供のころはよく森林で遊んでいましたよ。昆虫が好きだったので、よくクヌギ林のある森へ出かけたり。当時は船橋に住んでいたのですが、そのころあのあたりは森林帯だったんですよ。カブトムシやクワガタもいっぱいいました。今ではすっかり変わってしまいましたが。有名な『となりのトトロ』というアニメがありましたが、あれは東南アジアでも非常に受けたそうですね。その理由が、昔の原風景を見ているようだ、と。日本人から見たら、東南アジアにはまだ自然が残っているじゃないかと思いますけど、そうでもないんですね」

 都会のオフィスで長野県信濃町にある森の姿をライブ映像で見ることができる“アファンの窓”。美しい自然の映像に癒されながら森林保全への意識を高めてみてはどうだろうか。

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■株式会社インテージ
ライブ配信映像で人と森をつなぐ「アファンの窓」

 C.W.ニコル氏が環境活動を行う「アファンの森」に設置したカメラで撮影したライブ映像を配信。ハイビジョンカメラ、次世代ネットワークの導入により、葉っぱ1枚の揺れ、池に落ちる水滴1滴が見えるほどの美しい映像を実現。現在、インテージ秋葉原本社のロビーに設置された大型モニターで見ることができる。
【株式会社インテージ】http://www.intage.co.jp/


騒いでいるわりにはよく分からないTPPって?

2011.11.14 Vol.531

ニュースの焦点

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加問題がメディアを騒がせたが、国民にはいまいち見えにくかったTPPの課題が民主党と政府の議論で徐々に見えてはきた。

 なかでも最近注目を集めるのは医療。「混合診療の全面解禁や営利企業の医療参入が認められ、国民皆保険制度が崩れるのではないか」という慎重派の懸念には「国民皆保険制度を維持し、必要な医療制度を確保する姿勢は変わらない」と推進派。しかし7日には政府は「混合診療」の全面解禁について「議論される可能性は排除されない」との見解を表明。これまでは慎重派の議員や日本医師会に「議論の対象となっていない」と説明していた。

 全体を通じて、推進派の見解は慎重派の懸念を否定しながらも、最終的には「可能性は排除できない」と歯切れが悪いのは否めない。

 日本のTPP交渉参加をめぐっては、国内ばかりではなく、米国や蚊帳の外に置かれた中国の思惑がさまざまに交錯した。交渉参加の「入り口」でもたついた日本を尻目に、米国はTPP協議の旗振り役を買って出た。米国にとって、TPPは、安全保障上も大きな意味がある。アメリカン・エンタープライズ研究所のマイケル・オースリン日本部長は「アジア太平洋諸国の経済関係が深まれば、中国を牽制することができる」と語る。

 ただ、日本の交渉参加に対する米側の見方は複雑だ。表向きは、世界3位の経済大国を米通商代表部(USTR)は「歓迎」するが、農業分野などのルール交渉で日本が足を引っ張りかねないという懸念も聞かれる。コメなどの重要品目が例外扱いされるかどうかは未定だ。

 またTPP交渉への参加を打診されていない中国は、「アジア太平洋地域の主導権をがっちりと米国が握り、日米が再接近する契機になるのではないか」(中国外交筋)と警戒を強めている。

 中国は、ASEANと日中韓を加えたASEANプラス3のFTAを主導したい考えで、米中が「日本」の参加をめぐって綱引きをする構図も見え隠れする。

 またTPPで日本経済が浮上すれば、相対的に経済力や対米関係が弱まるとの懸念も中国にはある。


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