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世界で注目「ふろしき」文化

2015.04.27Vol.641未分類
 一枚の布を変幻自在に操る日本人の生活文化「ふろしき」のHOW TOをまとめたバイリンガル(日・英)版の「ふろしきハンドブック」が発売された。ふろしきによるベーシックな包み方・実用性のある活用法のほか、ユニークな使い方を小・中・大のサイズを使い、紹介。外国人に人気の「ボトル包み」のバリエーションや、オシャレにもエコにも活用できる「ふろしきバッグ」など、日本人でも知っておきたい技が満載だ。コンパクトなハンドブックなので、持ち運びも簡単。出先で風呂敷包みをやる時にも便利。お土産としても喜ばれるほか、旅行、海外留学、短期ホームステイ、ビジネスでの単身赴任者が現地で披露するお助け本としても人気が出そう。日本が誇る風呂敷包みをマスターしてみない?

浅草に新しい食の時間を提供

2015.04.27Vol.641未分類
 隅田川をのぞむ東京・浅草におしゃれなダイナー&ベーカリーがオープン。ビルの1階と2階で営業する「SUKE6 DINER(スケロク ダイナー)」は、朝から昼にはおいしいブランチを食べられる店。新鮮な卵や自家製ソーセージ、そして3階のパン工場で焼く天然酵母のパンを使った料理を提供する。夕方からは、自家製ソーセージや燻製料理、お酒も楽しめる店に。また3階のベーカリー「Manufacture (マニファクチュア)」には、大きなオーブンが立ち並び、職人たちがパンを作っているのを見られるほか、パンが焼ける香ばしい匂いに包まれて、その場で焼きたてのパンを食べたり購入したりすることが可能。浅草の街に新しい食の時間を提供する。

大谷ノブ彦 カタリマス
第12回 人にはそれぞれの役割がある

2015.04.27Vol.641COLUMN
 ここ最近考えていることのひとつに「役割」っていうのがあります。というのも先日、日本はもちろん世界でも活躍しているギタリストのMIYAVIさんとご一緒する機会があって、そのなかで彼がこの「役割」ってことについて話してくれたからなんです。  MIYAVIさん、ハリウッドで映画デビューも果たしているんですよ。アンジェリーナ・ジョリーが監督・製作した 『UNBROKEN』という作品で、日本では公開されてなくて、本国ではいろいろ話題になった映画です。それで、彼にアンジェリーナ・ジョリーから影響を受けたことについて聞いてみたんですが、「ミッション(MISSION、役割)を持っている」ってことを言ったんですよ。映画を制作するにしても、国際的な人道問題や難民問題、避難民などの問題提起にしても、母親として養子を迎えてたくさんの子供たちを育てていることだとか、全部そういうことは、自分の立場がどういう影響を与えるかを分かって、ミッションとしてやっている人だと。  このこと、プロ野球、広島東洋カープの黒田投手の見方でも考えられますね。男気だ!って世の中が大騒ぎしているなかで、野球解説者の江本孟紀さんは『キキマス!』に来てかなり手厳しいことを言いました。黒田はいるかもしれないけれど他がいない、このままだとカープ危険だよって。それは、江本さんが野球解説者としてのミッションがあって発言しているわけです。その一方で、『週刊ベースボール』を読んでいたら、作家の北方謙三さんが黒田を大絶賛。黒田ほど分かりやすく男気というものを示した人はいない、子供たちに男気を教えたって、正反対なことを言っている。それが、北方さんの作家としてのミッションなんです。  今、映画『セッション』について議論が起きていますが、これについても同じことが言えるでしょ。ジャズミュージシャンの菊地成孔さんに、映画評論家の町山智浩さんが反応してて、意見がぶつかり合っています。それも、それぞれがミッション、役割に基づいて、映画を見ているからなんです。  プロ野球にしても、映画にしても、他のことにしても、それぞれにミッションがあり、役割に基づいてやってるって理解したほうがいいよって思います。それぞれの考え方に心酔している人たちが、「正しい」を一個にして、その「正しい」で裁こうとすることこそが、危険だと思うから。でも一番悪いのは、論争を読んで「じゃあ、行かない。見に行かない」ってなっちゃうパターンだけどね。

真実のミュージカルが日本初上陸

2015.04.27Vol.641未分類
 ブロードウェイミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が6月に日本初上陸。ザ・ビートルズが世に登場する以前の1960年代に世界中で一大センセーションを巻き起こした奇跡のヴォーカル・グループで、『シェリー』や『恋はヤセがまん』『君の瞳に恋してる』などヒット曲の数々を送り出したフランキーヴァリ&ザ・フォーシーズンズの栄光や、苦い思い出と挫折、再起への希望を描く。公演を記念して「ジャージー・ボーイズ ノベルティボールペン」を10名様にプレゼント(係名:「ジャージー・ボーイズ」)

人気の姿勢補正グッズに子ども向け新商品が登場

2015.04.27Vol.641未分類
 足指につけるだけで姿勢を補正サポートする人気の姿勢補正グッズ「大山式ボディメイクパッド」を販売するイースマイルは、「大山式ボディメイクパッド プレミアム」の子供向け商品『大山式ボディメイクパッドプレミアムJr.』を新発売した。近年、子供の姿勢の悪さが危惧されており「大山式ボディメイクパッド」の利用者からの “子供にも利用させたい”“子供用はないのか?”といった声を受け子供用として誕生。TVCMにはGENERATIONS from EXILE TRIBEの『Make It Real 』をタイアップ楽曲に使用し、多くの話題を提供している。詳しくは『大山式チャンネル』で検索! 商品の発売を記念し、同商品を読者5名にプレゼント(係名:「大山式」)。

ギャップに胸キュン!?

今、最もクールな犯罪捜査ミステリー

禁断の感染系スリラー、ここにあり

2015.04.27Vol.641未分類
『バイオハザード』『ウォーキング・デッド』に続く感染系スリラー『HELIX(ヘリックス−黒い遺伝子−』シーズン1のブルーレイ&DVDがリリースされる。『遊星からの物体X』を彷彿とさせる緊迫のサスペンス、『LOST』に匹敵する壮大な陰謀など、さまざまなエンターテインメントの要素を兼ね備えている。アメリカの有力ケーブル局「Syfy」では、初回放送が同チャンネルの同時間帯枠で歴代1位の視聴者数を獲得、また放送開始直後にシーズン2の制作が決まった人気作品だ。また、ハリウッドの大作で活躍している真田広之がメインでレギュラー出演していることでも話題に。リリースを記念し、オリジナルクリアファイルを読者5名にプレゼント(係名:「ヘリックス」)。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

老舗から新店まで213の飲食店を網羅

2015.04.27Vol.641未分類
 都内屈指の飲食店街として知られる四谷荒木町のガイド本『いまこそ行きたい!荒木町』が発売された。思わず足を運びたくなるような風景と語りたくなるような歴史がある荒木町。しかし、その一方で、新しい文化やそれにともなう時代の変化を受け入れることで、どこにもない個性的な飲食街として人気の街となった。同書では、そんな荒木町(杉大門通り〜柳新道通り〜車力門通りほか)の飲食店213軒を紹介。泉麻人や玉袋筋太郎、服部幸應も登場し、お気に入りの店や路地、料理などの魅力を語る。また、会計10%オフなどの割引やメニュー1品、ドリンク1杯サービス、チャージ無料など読者限定の特典も多数。地元のタウン誌による地域密着ハンドブックなので、あまり知られていない魅力的な情報も満載だ。見やすい最新マップ付き! 発行を記念し、同書を読者3名にプレゼント(係名:「荒木町」)。

『ハイネケン誘拐の代償』試写会に15組30名 

2015.04.27Vol.641映画
 1983年に実際に起きた大ビール企業・ハイネケンの経営者誘拐事件を映画化した話題作。奪われた身代金の大半のゆくえが解明されていないなど、この事件には今なお多くの謎が残されている。本作の元になっているのは、事件の真相を追ったエミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー。誘拐した者、誘拐された者の両者の視点で描き、知られざる真実へと迫っていく本格社会派サスペンスとなっている。大富豪ハイネケンを演じるのは、オスカー俳優アンソニー・ホプキンス。誘拐犯グループを演じるのは、『アクロス・ザ・ユニバース』のジム・スタージェス、『アバター』のサム・ワーシントンら。  1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業・ハイネケンの会長、フレディ・ハイネケンが何者かに誘拐された。世界でも指折りの大富豪であるハイケネンの誘拐は世間を驚かせ、警察も巨大組織による犯行を疑う。しかし誘拐したのは、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者だった。計画通りに進行していたはずが、人質であるハイネケンの傲慢な言動に翻弄され、歯車が狂いだす…。  6月13日より新宿バルト9他にて全国公開。

『カリフォルニア・ダウン』試写会に15組30名

2015.04.27Vol.641映画
 人口約4000万人の世界有数の大都市・カリフォルニアを大地震が襲う! 日本列島と同じ距離・1300Kmに渡り実在する、超巨大地層“サン・アンドレアス断層”。実際に、大地震が発生する可能性も専門家に指摘されているエリアを舞台に、巨大地震の脅威と戦う人々の姿を描くスペクタクル感満点のディザスタームービー。主演は『ワイルド・スピード』や『G.Iジョー バック2リベンジ』のドウェイン・ジョンソン。監督は『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』のブラット・ペイトン。ロサンゼルスのゴールデンゲートブリッジやビバリーヒルズ、フーバーダムといったカリフォルニアの見慣れた景色が、一瞬で崩れ去っていく。人間が築き上げた都市文明が壊滅する危機のなか、娘の救助に向かうレスキュー隊員。しかし彼を待ち受けるのは崩れ落ちる巨大ビル群、大地を切り裂く巨大な亀裂…。果たして親子の、そしてカリフォルニアの運命はいかに。  リアルにサバイバルを体感する超ド迫力のVFXに圧倒されっぱなしの一本だ。  5月30日より全国公開。

名探偵、皆を集めて「さて」と言い–なんてことを申しますが

2015.04.26Vol.641【TOKYO HEADLINEの本棚】
 タイトルの「粗忽長屋」とは、古典落語の題名。この本は、4つの古典落語を取り上げ、その裏に隠された事件(?)を長屋のご隠居が名推理で解き明かすというもの。もちろん、実際の落語にはそんな謎や事件は出てこないのだが、噺のほうでおなじみの植木屋の熊さん、大工の八っつんにより持ち込まれた騒動の裏に、思いもよらない事件が関わっていたというところから物語は始まる。  落語の「粗忽長屋」は、長屋に住む粗忽者の八五郎が浅草で行き倒れの死体を見かけ、同じ長屋の熊五郎だと言い出し、急いで長屋に帰って本人の熊五郎に自分の死体を取りに行けと言う。最初は死んだ心持ちがしないと言っていた熊五郎だが、説得されるうちに、その気になり浅草に死体を引き取りに。その死体を背負いながら“でも八っつん、分からなくなってきた。担がれているのが俺なら、担いでいる俺は一体誰なんだろう”というオチ。古典落語の中でもシュールだと言われているこの話には、実はある大掛かりな陰謀が隠されていた?! という。  さて、その謎とは。そしてその死体は一体誰なのか。名作落語をもう一捻り、楽しさあふれるミステリー落語となった。表題のほか、「短命」が「短命の理由」、「寝床」が「寝床の秘密」、「紺屋高尾」が「高尾太夫は三度死ぬ」となり落語とは別の物語に。しかもその中にも、ほかの古典落語の筋が盛り込まれているので、落語ファンにはたまらない作品になっている。ミステリーとしても完成されているので、落語を知らない推理小説ファンも楽しめる。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

名探偵、皆を集めて「さて」と言い–なんてことを申しますが

2015.04.26Vol.641【TOKYO HEADLINEの本棚】
 タイトルの「粗忽長屋」とは、古典落語の題名。この本は、4つの古典落語を取り上げ、その裏に隠された事件(?)を長屋のご隠居が名推理で解き明かすというもの。もちろん、実際の落語にはそんな謎や事件は出てこないのだが、噺のほうでおなじみの植木屋の熊さん、大工の八っつんにより持ち込まれた騒動の裏に、思いもよらない事件が関わっていたというところから物語は始まる。  落語の「粗忽長屋」は、長屋に住む粗忽者の八五郎が浅草で行き倒れの死体を見かけ、同じ長屋の熊五郎だと言い出し、急いで長屋に帰って本人の熊五郎に自分の死体を取りに行けと言う。最初は死んだ心持ちがしないと言っていた熊五郎だが、説得されるうちに、その気になり浅草に死体を引き取りに。その死体を背負いながら“でも八っつん、分からなくなってきた。担がれているのが俺なら、担いでいる俺は一体誰なんだろう”というオチ。古典落語の中でもシュールだと言われているこの話には、実はある大掛かりな陰謀が隠されていた?! という。  さて、その謎とは。そしてその死体は一体誰なのか。名作落語をもう一捻り、楽しさあふれるミステリー落語となった。表題のほか、「短命」が「短命の理由」、「寝床」が「寝床の秘密」、「紺屋高尾」が「高尾太夫は三度死ぬ」となり落語とは別の物語に。しかもその中にも、ほかの古典落語の筋が盛り込まれているので、落語ファンにはたまらない作品になっている。ミステリーとしても完成されているので、落語を知らない推理小説ファンも楽しめる。

浸みるグルーブと浸みるメロディー「DJ KAORI’S BEST POP HITS 」V.A.

2015.04.26Vol.641CD/MUSIC
 プレイボタンを押した瞬間に気分が上がる人気ミックスCDシリーズの最新盤がリリース。春のポカポカ気分や新学期や新しい生活などのスタートを後押ししてくれる。最強ミックスと銘打たれた本作には、グラミー賞受賞曲、ビルボードヒッツ、世界中のフロアを加熱させているクラブチューンが満載。テイラー・スウィフト『Shake It Off』、ファレル・ウィリアムスの『Happy』、アリアナ・グランデの『Break Free feat.Zedd』といったおなじみの名前と楽曲が並ぶ。さらにアヴィーチー『The Days(Henrik B Remix)』、デヴィッド・ゲッタ『Lovers On The Sun feat.Sam Martin』などなど、全28曲が収録されている。冒頭からエンディングまで熱を帯びている作品。気分をあげたい、場を盛り上げたいときにはぴったりだ。

浸みるグルーブと浸みるメロディー「Mission」Kyoto Jazz Sextet

2015.04.26Vol.641CD/MUSIC
 DJ・音楽プロデューサーユニットとして国境や文化を超えて活躍するKyoto Jazzz Massive。結成20周年を迎えた彼らが新たにスタートさせた新ユニットがこのKyoto Jazz Sextetだ。1960年代のブルーノートの新主流派であったモード・ジャズをベースに、ジャズの現在を表現することをコンセプトにしているという。メンバーは、クオジモードの平戸祐介、DCPRGなどの類家心平などといった名だたる面々によって構成されている。アルバムではブルーノートレーベルの有名無名の楽曲から7曲、Kyoto Jazz Massiveの1楽曲を加えた8曲。菊地成孔が参加したウェイン・ショーター『Speack no evil』、西岡ヒデローが参加したフレディ・ハバート『The Melting Pot』などジャズの魅力を堪能できる楽曲ばかり。格好良さにしびれる。

浸みるグルーブと浸みるメロディー「Sound & Color」Alabama Shakes

浸みるグルーブと浸みるメロディー「The Magic Whip」Blur

2015.04.26Vol.641CD/MUSIC
 90年代にブリットポップの狂乱のなかで軸として存在。それが静かに終焉を迎えるもジャンルに捕らわれずに独自の音楽を追求し存在感を示し続けてきた英ロックバンドのブラー。メンバーの離脱や復帰、それぞれのメンバーが個人のプロジェクトに集中するなどいろいろな時期を経て、ついにオリジナルの4人編成で最新アルバムを完成。前作から約12年ぶり、4人編成では16年ぶり。本作は2013年のツアー中、5日間の休日に香港・九龍のスタジオでレコーディングされたものを元に、ブラーの作品を手掛けてきたプロデューサーのスティーヴン・ストリートと一緒に取り組んだ。メンバーが同じ方向を向いて作り上げられた本作には、ちょっとしさ寂しさや孤独、“ふざけ感”や“照れ隠し感”がちらほら。力強いギターサウンドも心を震わせる。

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