「UFC 310」(12月8日、アメリカ/ネバダ州ラスベガス・T-Mobileアリーナ)でUFC世界フライ級王者のアレシャンドレ・ パントージャ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)に挑戦する前RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)の試合を前にしたインタビューが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。朝倉はこの試合がUFCデビュー戦。デビュー戦でタイトルに挑戦するのは宇野薫、桜井“マッハ”速人に次いで3人目。勝てば日本人で初めてのUFC王者となる。
フライ級 タグーの記事一覧
新井丈がストロー級王座を返上しフライ級に専念も復帰はまだ先。暫定王座決定戦の関口祐冬vs安芸柊斗の勝者との熱い戦いを約束【修斗】
修斗の世界ストロー級とフライ級の同時2階級制覇王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)がストロー級王座を返上しフライ級に専念することが11月30日に発表された。
この日、修斗は「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(東京・後楽園ホール)を開催。大会中に新井の王座返上と、それに伴い12月29日に行われる大阪大会で田上こゆる(BLOWS)と旭那拳(THE BLACBELT JAPAN)の間で「世界ストロー級王座決定戦」が行われることが発表された。
新井は「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ共和国/CIT Performance Institute)にKOで敗れ、RIZINで2連敗中。体調を考慮し復帰はまだ先となることから、来年1月19日に行われる後楽園ホール大会で関口祐冬(修斗GYM東京)と安芸柊斗(MMA Zジム)による「フライ級暫定王者決定戦」が行われることも発表された。
那須川龍心が数島大陸に1RKO勝ちでついに王座獲得「僕がこれからもっとキックボクシング界を盛り上げる」【RISE183】
那須川天心の弟の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が11月23日に東京・後楽園ホールで行われた「RISE183」のメインイベントでプロ初のタイトル戦に臨み、1RでKO勝ち収め、プロ14戦目にしてついに王座を獲得した。
那須川はこの日のメインイベントでRISEフライ級(-51.5kg)王者・数島大陸(及川道場)に挑戦した。
数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝。今回が初防衛戦だった。
朝倉海がUFCデビュー戦でいきなりフライ級世界王者のアレシャンドリ・パントージャに挑戦【UFC 310】
前RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)のUFCデビュー戦がいきなりタイトル戦となることが10月13日(日本時間)に分かった。
12月8日(同)にラスベガスのT-Mobileアリーナで開催される「UFC 310」でUFC世界フライ級王者のアレシャンドリ・パントージャ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)と5分5Rで戦う。デビュー戦でタイトルに挑戦するケースは極めてまれ。UFCの浅倉への期待度の高さがうかがえる。
パントージャはブラジル出身の34歳。昨年7月にブランドン・モレノとの激闘を制して王座を奪った後、12月には当時ランキング2位(現1位)のブランドン・ロイバルを相手に初防衛に成功。さらに今年5月、スティーブ・エルセグを退け、2度目の防衛を果たしている。
なお同大会の模様はU-NEXTが見放題完全生配信。U-NEXTを通じて朝倉は「UFCのデビュー戦が決まりました。日本時間12月8日、皆さん応援してください。是非U-NEXTで観てください!」とコメントしている。
フライ級インフィニティリーグで大竹陽が優勝への望みつなぐ1RKO勝ち【修斗】
那須川龍心の挑戦を受ける数島大陸「“RISEはガチ”と言っている割には数字ばっかり気にしている」とガチ問題提起【RISE183】
須藤晃大が大竹陽に判定勝ち。勝ち点9でインフィニティリーグ首位独走【修斗】
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.5」(7月21日、東京・後楽園ホール)で行われた「インフィニティリーグ2024 フライ級」で大竹陽(HAGANE GYM)と須藤晃大(EXFIGHT)が対戦した。試合は須藤が判定勝ちを収め、勝ち点2を獲得。勝ち点9としてトップを守った。
大竹は3月の後楽園大会で片山将宏に2RでKO勝ちを収め、勝ち点3を獲得。須藤は5月のニューピアホール大会でヤックル真吾に1R19秒でKO勝ちを収め、勝ち点4を獲得。片山が度重なる計量オーバーでコミッションから出場停止処分が科されリーグ戦への出場が不可となったため、須藤は片山戦の不戦勝の勝ち点3も加え、勝ち点7でトップに立っていた。
平良達郎がフライ級5位のペレスにTKO勝ちで王者パントージャに照準「フライ級ファイターたち、俺の前に一列に並べ!」【UFC】
「UFC Fight Night: Perez vs. Taira」(6月16日、米ラスベガス/UFC APEX)でフライ級13位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が同5位のアレックス・ペレス(米国)に2RでTKO勝ちを収め、UFCフライ級王座を射程内に入れた。
試合後のコメントが今大会を配信したU-NEXTを通じて届けられた。
平良は試合後のケージ内のインタビューでは次に対戦したい選手の名前を問われると「パントージャー! レッツゴー、タイトルショット」と現フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)の名を挙げ、タイトル戦をアピール。
試合については「試合で改善しないといけないことが見つかった」、最後の展開については「対レスラー用の必殺技です」と語った。
最後には「フライ級ファイターたち、俺の前に一列に並べ!」と絶叫して締めくくった。
堀口恭司がリマッチ受諾のペティスに拳でありがとう「しっかりぶっ飛ばして感謝を伝える」【RIZIN.47】
「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。
メインイベントでセルジオ・ペティス(アメリカ/ルーファスポーツ)へのリベンジマッチに臨む堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が「しっかりぶっ飛ばして感謝を伝える」とKO勝ちでのリベンジを誓った。
2人は2021年12月に「Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi」で行われた世界バンタム級タイトルマッチで対戦。堀口が終始、ペティスを圧倒したものの、4Rに左バックハンドブローをもらい逆転KO負けしている。堀口は現在、フライ級に下げて戦っているものの、今回はめったにないリベンジのチャンスを優先。バンタム級に戻しての試合となる。
堀口は「心境はいつも通り、まだ試合をする感じがしていない」とリラックスムード。
ペティスについては「回転計の技が多くて、ストライカーかなという感じ」と印象は変わらず。「ストライキングでもグラウンドでも自分が有利に立てるようなプランを作ってきた。最終的には極めたいと思っている」と決着をつけての勝利を約束。
ペティスが当日は145ポンド(約66kg)くらいに戻す予定なのだが、堀口は自身については「通常が64kgくらいなんで、そこくらいじゃないですか(笑)。全然動けます」とバンタム級での試合にも懸念はなし。
堀口は現在、UFCとの交渉がいまいち進んでいない中でのBellator元バンタム級王者との対戦。ここでの勝利は堀口獲得へ消極的なUFCへの大きなアピールにもなるのだが「うーん。あまりそこは考えてなくて。次の試合にしっかり勝つことをまずは考えています」とさらり。
難敵・石井逸人にKO勝ちの関口祐冬がフライ級王者・新井丈へ挑戦アピール。ストロー級王者でもある新井の次戦は!?【修斗】
プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でフライ級世界1位の関口祐冬(修斗GYM東京)と同7位で元環太平洋バンタム級王者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦した。試合は関口が2RでKO勝ちを収め、世界フライ級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)への挑戦をアピールした。
関口は2020年から2022年にかけて5連勝するも、昨年3月に階級を超えて挑んできた世界ストロー級王者の新井に判定負けを喫し、王座戦線から一歩後退。その新井が7月に安芸柊斗を破りフライ級王座も獲得した。関口は7月大会で実力者の内藤頌貴を破り再起を果たすと、今年1月にはヤックル真吾を破り2連勝。再び王座を狙える位置に浮上してきた。
石井は2022年5月に小野島恒太を破り環太平洋バンタム級王座を獲得も、11月の初防衛戦で藤井伸樹に敗れ王座陥落。昨年4月にパンクラスで再起戦に臨むも井村塁に判定負け。12月にはフライ級に階級を下げ、修斗で内藤頌貴に一本勝ちを収め、新井への挑戦をアピールしていた。
日本人2選手が無事計量クリア。鶴屋怜「あとはやるだけ」、原口伸「自分が持っているものを出し切る」【RTU】
「ROAD TO UFC シーズン2 決勝戦」(日本時間2月4日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)の前日計量が2月3日、現地で行われた。
「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。フライ級(56.7kg以下)決勝に出場する鶴屋怜(日本/パラエストラ松戸)は56.93kg、対戦相手のジー・ニウシュイエ(中国)は56.93kgでともに期待体重をクリアした。鶴屋は「やっと計量が終わって気持ち的にも楽になった。あとはやるだけなので、明日はぶっとばします!」とコメントした。
ライト級(70.3kg以下)決勝に出場する原口伸(日本/BRAVE)は70.53kg、対戦相手のロン・チュー(中国)は70.76kgで、こちらもともに規定体重をクリアした。原口は「今すごく調子がいいので、明日はこのまま自分が持っているものを出し切ってこようと思います」とコメントした。
今大会では4階級の決勝が行われる予定となっていたのだが、バンタム級はシャオ・ロン(中国)が負傷したため、イ・チャンホ(韓国)との試合は延期された。フェザー級(65.8kg以下)決勝はイー・ジャー(中国)は66.00kgでクリアしたものの、カイウェン (中国)は67.81kgで規定体重をクリアできなかった。試合は予定通り行われるもののカイウェンはジャーに報奨金の20%を支払うこととなった。
なおUFCでは非タイトル戦については、各階級のリミットより1パウンド(約450g)まで超過可能となっている。
当日の大会の模様は4日13時30分からU-NEXTで見放題ライブ配信される。