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夏木マリ「ちゃんとした葬儀を望むのであれば、ちゃんと生きなければと反省」

2025.11.20 Vol.web original

 

 映画『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)の完成報告会が11月20日、都内にて行われ、俳優の浜辺美波、目黒蓮らキャストと三木孝浩監督が登壇。夏木マリが“終活”への思いを語った。

 長月天音による同名シリーズ小説を映画化。葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーが“最高の葬儀”を目指す物語。

 新人葬祭プランナー・清水美空役の浜辺、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二役の目黒。W主演で難しい役どころを演じきった2人を、三木監督やベテラン共演陣も絶賛。

 夏木はこの日は和服で登壇し「公開が来年の午年ということで。今日は9頭の馬が描かれた帯。“ウマ(馬)く(9)”いく、と」と意気込みを見せ、共演陣も「おお~」と大きな拍手。

 美空の祖母を演じた夏木は浜辺との撮影現場の思い出を振り返りつつ「いつも思うんだけど先輩後輩とかキャリア関係なくて、素敵な方は素敵。浜辺さんのお芝居に向かう姿勢に学ばせていただきました。やっぱり人気のある人はこうなんだなと」と言い、完成した作品に「もう、泣きました」と感動の面持ち。

「作品を見て思い浮かべた人は?」という質問に、浜辺や目黒が祖父母や愛犬と答える中、夏木は「ここまで来ますとね、私自身です」と回答。

「死に様は生き様だな、と。この作品を見て思いました。ちゃんとした葬儀を望むのであれば、ちゃんと生きなければと反省いたしまして。そういった意味でも私にとって貴重な映画になりました」。美空の母親を演じた永作博美も「私も家族や昔飼っていた犬のことだけでなく、なぜか自分のことを思いましたね。私もいつかそのときのための準備としてしっかり生きていこうと思いました」と共感していた。

 この日の登壇者は浜辺美波、目黒蓮、森田望智、鈴木浩介、永作博美、夏木マリ、三木孝浩監督。

浜辺美波と目黒蓮は「この世代で“浮ついてない”俳優No.1」三木監督にほめられ浜辺が“浮つく”

2025.11.20 Vol.web original

 

 映画『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)の完成報告会が11月20日、都内にて行われ、俳優の浜辺美波、目黒蓮らキャストと三木孝浩監督が登壇。三木監督からの称賛に浜辺と目黒が喜びつつ笑いを誘う一幕があった。

 長月天音による同名シリーズ小説を映画化。葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーが“最高の葬儀”を目指す物語。

 W主演の浜辺と目黒。浜辺が演じるのは、故人の声が聞けることからインターンとしてスカウトされた新人葬祭プランナー・清水美空。目黒が演じるのは、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二。原作や脚本に感動し、難役にぜひ挑みたいと思ったという2人。

 目黒の納棺の儀の所作の美しさが話題となると、ひたすら練習したという目黒は「でも1つ、間違ってはいけないなと思っていたのは“振付”ではなくて、故人様やご遺族の方への漆原の思いを大事にすること」と言い、浜辺も「最初の段階から本当に美しくて」と感嘆。一方の目黒も「僕が練習している間、浜辺さんはずっと正座してそれを見ているんです。そういうところからも漆原と美空の関係性が作られたと思います」。

。互いの印象を聞かれると浜辺が「目黒さんはお忙しいんだろうなと思っていたんですけど、思っていたより50倍くらい忙しかった」と目を丸くすると目黒は「皆さん忙しいし(笑)」と苦笑。撮影期間中も国内外を行き来していた目黒に浜辺は「時差ぼけは大丈夫でした? やっぱり“気合”ですか? よくおっしゃっているので」と脱帽。

 そんな目黒に、浜辺の父親を演じた鈴木浩介も「目黒くんは本当に現場で座らない。高倉健さんもこんな感じだったのかなと思いました」と名優・高倉健の逸話を引き合いにしつつ「この映画、気合入ってます!」。

 葬儀社スタッフとして生と死を見つめる難しい役どころを演じた浜辺と目黒に、三木監督も「現場でもリスペクトし合う感じが本当に良い関係性でした。この世代で一番落ち着いている、浮ついていないNo.1の女優、俳優じゃないかな」と2人を称賛。

 すると目黒が浜辺に「“浮ついてない”で、すごく喜んでガッツポーズしてましたよね」とツッコみ、三木監督も「浮ついてるじゃん(笑)」。浜辺も「バレちゃった(笑)」と照れ笑いしていた。

 この日の登壇者は浜辺美波、目黒蓮、森田望智、鈴木浩介、永作博美、夏木マリ、三木孝浩監督。

表現者・夏木マリが音楽で魅せる ブルーノート東京「MARI de MODE 4」

2021.02.19 Vol.738

 1973年のデビュー以来、数々の映画や舞台、ドラマに出演し、近年は声優としても好評を博す表現者「夏木マリ」。音楽活動ではフジロックなどの大型フェスで、オーディエンスを揺さぶるパワフルなステージを披露する夏木が、ジャジーでスタイリッシュなナンバーを中心に贈るライブが「MARI de MODE」だ。4回目となる今回も、一流ミュージシャンとの極上のパフォーマンスを楽しみたい。

「湯婆婆は働く女性。“女版・鈴木敏夫”」夏木マリ、宮崎駿監督からのアドバイスを語る

2019.04.19 Vol.web original



『鈴木敏夫とジブリ展』のプレス内覧会が19日、同展会場の神田明神ホールにて行われ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと、女優の夏木マリが登場した。

 高畑勲、宮崎駿という2大巨匠とともに数々の名作アニメーション作品を生み出してきた鈴木氏の仕事をたどりながら、監督たちが作品に託したメッセージからつむがれた言葉と表現の数々を紹介する展覧会。

嵐・大野智のサトシーラ、アレグラ新CMで人生の大先輩から“ありがたい“お言葉

2019.02.07 Vol.Web Original



 嵐の大野智が出演する、アレルギー専用鼻炎薬「アレグラ FX」と「アレグラ FXジュニア」の新しいテレビCMの放送が12日からスタートする。

 新CMは、「アレグラ寺の和尚」篇と 「雑巾がけ@アレグラ寺」篇。「アレグラ寺の和尚」篇では、大野扮するサトシーラと桜庭和志扮するサクラーバの、花粉に苦しむ地球人を救うために戦い続けるアレグラ人2人が、花粉について知るために、日本の「おてーらー(お寺)」の門をたたき、夏木マリ演じる住職の真理(まり)和尚から、ありがたい言葉を授かるというもの。「つまり、ピークは 2 回!」と花粉の飛散のしかたを悟ったサトシーラに、和尚が「そして人生は 1 回」と続ける。

 もうひとつの「雑巾がけ@アレグラ寺」篇では、サトシーラとサクラーバがアレグラ寺に入門し、修行に励むというもの。

“こだわり”がハンパない作品 印象派NÉO vol.3『不思議の国の白雪姫』

2017.02.27 Vol.685

 ミュージシャン、アーティスト、俳優、演出家といったさまざまなフィールドで活躍する夏木マリが自らのクリエーションによるコンセプチュアルアートシアター『印象派』を立ち上げたのが1993年。2008年までに9作品を発表し、一度は区切りをつけたのだが、夏木自身、まだまだやりたいことは山ほどあり、ファンからの「もっと見たい」という声も多く、2009年に『印象派NEO』として復活。今回はそのvol.3で3年ぶりの新作となる。
『印象派NEO』以降の作品はおとぎ話をモチーフとしており、今回は「不思議の国のアリス」と「白雪姫」に想を得たもので、夏木曰く「私のナンセンスに、作品としてのインテリジェンスを加え、創造的にくすぐる作品に仕上げたい」とのこと。

 東京公演後は4月2日に京都、そして4月25日にはパリのルーヴル美術館オーディトリアムでも公演を行う。もともと宮廷画家たちに反抗したモネやルノワールといった画家たちの精神にインスパイアされ『印象派』というタイトルになったことを思うと、パリにもぜひ足を運んでみたい作品だ。

『印象派 NEO vol.2−灰かぶりのシンデレラ−』6月12日開幕 夏木マリ&西島千博

2014.06.08 Vol.619

ミュージシャン、アーティスト、俳優…夏木マリを語る時、さまざまな肩書きが用いられる。しかしこの人の前では肩書きという概念がどれほど意味のないものか思い知らされる。そんな夏木の『印象派 NEO vol.2−灰かぶりのシンデレラ−』が6月12日から上演が始まる。今回はシンデレラを題材にプリンシパル・ダンサーで振付家の西島千博をゲストに迎える。

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