博報堂出身の異色プロレスラー、三富兜翔が代表を務める新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」の団体としては初の王座となる「Emperor of Party-The Moment Championship-」の初代王者決定戦が「PPPTOKYO 『BigBang Journey-終わりなき宴-』」(5月13日、東京・新宿FACE)で行われた。
同王座は「クルーザー級戦士たちによるハイスピードな闘い」をコンセプトに81.8kg以下の選手によって争われるもの。2月の新宿大会から予選がスタートし、勝ち上がった提唱者の大谷譲二、元DDTのベテラン大石真翔、ムエタイ戦士の高橋幸光が、この日、3wayマッチで対戦し大石が高橋から3カウントを奪って初代王座に輝いた。
試合はスピーディーかつ戦略性あふれる展開に。大石と大谷が戦っているところに高橋が蹴りを放つが、かわした大石は2人まとめて丸め込む。大石と高橋の局面では高橋がニールキックで場外に吹っ飛ばし、プランチャーも自爆。リングに戻り大谷が高橋にアッパーからDDT、そしてノーザンライトスープレックスもカウント2。大石のミラクルエクスタシーをフランケンシュタイナーで切り返す高橋。そこに大谷が大石にフロッグスプラッシュもカウントは2。