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福士蒼汰と宮野真守が「今ならでは」の舞台に挑戦!『浦島さん』と『カチカチ山』

2020.08.03 Vol.Web Original
 福士蒼汰と宮野真守が今秋、コロナ禍の「今ならでは」の演劇に挑戦する。10月、劇団☆新幹線のいのうえひでのりの演出で、福士は三人芝居『浦島さん』、宮野は二人芝居『カチカチ山』に挑戦する。  福士と宮野が出演し9月から上演予定だった舞台「劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』」が新型コロナウイルスの影響で2022年に延期に。この公演に限らず、劇団は春夏の公演中止を余儀なくされるなか、できることを模索。そのなかで、いのうえ演出、橋本じゅんと山本カナコの二人芝居で上演した「カチカチ山」からヒントを得て、密にならないキャスト、スタッフによる「今ならでは」の二人・三人芝居に挑戦することになったとういう。  いずれも太宰治の『お伽草子』が原案。  浦島太郎ならぬ『浦島さん』は、福士、羽野晶紀、粟根まことの三人芝居。脚色は倉持裕が担当する。  福士は「この状況でなにか自分にできることはないかとずっと考えていたところに、今回のお話をいただきました。色んな葛藤がありましたが、スタッフの方々が様々な思いで作ってくださった機会なので、全力で挑もうと決心しました。まだまだ予断を許さない中ですが、皆様が明るい気持ちになるエンターテイメントにできたらと思っています」。また、初めての三人芝居に「期待と不安が入り混じっていますが、濃い時間になると思うので待ち遠しいです」と、コメント。 『カチカチ山』は、宮野と井上小百合の二人芝居。青木豪が脚色を担当する。  宮野は「どんな形になるかわからないけど、前に進める方法は無いかと思っていたので、今回の企画は、本当に嬉しかった」としたうえで、今回の公演、実は、とても緊張しています(笑)。二人芝居と言う事は、出突っ張りって事ですし...。セリフ覚えられるかなぁ... (笑)。でも、この状況でも、みなさんにエンターテインメントを楽しんでもらうべく、気合入れて臨みますので、ぜひ、楽しみにしていてください!」とやる気だ。  演出のいのうえは、「 最近は、いろんなところで、いろんな演劇人が、探り探り、新しいコロナ時代の演劇のカタチを試みています。僕らも、新感線の通常公演は断念せざるを得ませんでしたが、コロナ時代に即した“よりミニマムでタイトなカタチでの上演を!”という事でこの太宰治の二作品をやることにしました。“月ドクロ”の際には僕の時間があまりなく、福士君と宮野君に対して僕的には不本意な稽古しか出来なかったというリベンジの意味もあり、今回は物理的な密は避けつつも濃密な中身の詰まった稽古、そして、 舞台を作り上げたいと思います。と、言うわけで今まであまり見たことの無かった福士君・宮野君をお見せできる作品になると 思います」と、期待を寄せている。  舞台は、10月4~17日、豊島区の東京建物 Brillia HALLで上演。公演ごとに演目が入れ替わる。全席指定で、料金はS席8000円、A席7000円。本公演は、全公演ライブ配信を予定している。視聴チケットの料金は2500円。  詳細な公演スケジュールなどは公式サイトで。

内博貴が太宰治!室龍太、谷村美月らと舞台「『走れメロス』 ~文豪たちの青春~ 」

2020.07.19 Vol.Web Original
 内博貴が主演する舞台「『走れメロス』 ~文豪たちの青春~ 」が今秋、東京・有楽町のヒューリックホール東京で上演される。内が舞台に単独主演するのは、2年ぶり。  波乱に満ちた太宰治の人生を描く舞台。太宰の親友で作家の檀一雄による回想録『小説 太宰治』 をベースに舞台作品として書き下ろした。太宰が東京大学入学後に小説家を目指すなかで、井伏鱒二や檀ら数々の文豪との出会い、太宰が愛する女たちとの浪漫と波乱に 満ちた日々が描かれる。  太宰と共に波乱の人生を送る小山初代と太田静子の (二役)に谷村美月、太宰の親友で作家の檀 一雄を室龍太 (関西ジャニーズJr.)が演じる。内と室は、2014年のミュージカル『ザ・オダサク』で共演している。  出演にあたり、内はコメントを寄せ「ミュージカル『ザ・オダサク』で太宰と同じ時代を生きた文豪 の織田作之助を演じ、今回の舞台で「オダサク」のライバルともいわれる文豪『太宰 治』を演じること、また『ザ・オダサク』で共演した(室)龍太と共演することに不思議な縁を感じ、感慨深く、楽しみにしています。 コロナ禍の時代ではありますが、舞台を見たくてうずうずしている皆さんも多いと思います。文豪たちの友情や葛藤などをリアルに演じますので、ご期待ください」と話す。  室も「自分が初めてジャニーズ以外の外部に出演 した作品で、当時主演だった内くんに頼ってばかりでした。今回は、少しでも頼もしくなったと思われるように、 しっかり演じたいと思います」と、意気込みのコメント。さらに「こんな時代だからこそ、生の舞台から感じられる笑顔や涙といったいろいろな感 情表現の大切な部分を、一層深く感じていただけるよう頑張ります」  他出演に、千原せいじ、黒田こらん、吉田大輝、 苅谷瑠衣、原 慎一郎、藤井びん、優志、湖月わたる、なべおさみら。  谷村は、発表に寄せたコメントで「コロナ禍で、新しい決まり事等がたくさんあると思いますが、ひとつ、ひとつ、慎重に、 皆さんと作品を作ることが出来たらいいなぁと思っています。よろしくお願い致します」と、アピールしている。  東京公演は9月5~13日までヒューリックホール東京で。名古屋公演は22日に 名古屋市公会堂、大阪公演は9月25~27日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われる。

【インタビュー】大泉洋 × 小池栄子 太宰治・未完の作が笑って泣けるロマンティックコメディーに!

2020.02.10 Vol.727
 昭和の文豪・太宰治の未完の遺作が、爆笑しつつホロリとさせるロマンティックコメディー映画としてよみがえる! ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で太宰の未完の作を完成させ、舞台化した「グッドバイ」を、『八日目の蟬』の成島出監督が映画化。情けないのになぜかモテるダメ男・田島役に大泉洋。美貌を隠し我が道を生きるパワフル女・キヌ子には、舞台版でも同役を演じ絶賛された小池栄子。実は「笑いの感覚が近い」と語る2人。無敵の“コメディー”タッグが誕生か!?

太宰治の未完の遺作『グッドバイ』が大泉洋と小池栄子のW主演で喜劇に! 来年2月に公開

2019.09.08 Vol.Web Original
 大泉洋が主演する映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』の公開が2020年2月14日に決まった。  昭和の文豪・太宰治の未完の遺作を、鬼才・ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲「グッドバイ」が原作。戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポンを舞台に、愛人たちと別れることを決意した文芸雑誌の編集長の田島周二と、田島に女房を演じてくれと頼まれた永井キヌ子の二人の“夫婦”の企みが始まる。

太宰治作品をモチーフにした演劇公演第15回 日本のラジオ『カケコミウッタエ』

2019.05.24 Vol.718

 三鷹市芸術文化センターの「MITAKA "Next" Selection」に並ぶ名物企画である「太宰治作品をモチーフにした演劇公演」。今回は「日本のラジオ」が太宰の『駈込み訴え』をモチーフとした作品を上演する。 「日本のラジオ」は作・演出の屋代秀樹の描く猟奇事件やオカルトをモチーフとした会話劇に定評があり、その鋭いセリフとオリジナリティー、そして緊張感のある演出で今、注目を集める劇団だ。  原作は昭和15年に発表された、全編にわたり一人称独白体で書かれた短編小説。ユダを主人公とした視点となっており、イエス・キリストへの愛憎が渦巻き、激しく揺れるユダの心情をよどみない筆致で描いた傑作。  今回は舞台を現代に置き換え、群像劇に仕立て上げる。物語では代表の死をきっかけに結束を深めるある団体の中で、その状況に納得のいかない主人公の鬱々とした心情や周囲の人々との人間模様が描かれる。物語を通して「宗教」や「組織」にまつわる問題も浮かび上がってくるという。

太宰治を聴く、そして演る

2015.06.06 Vol.644
 昭和の文豪で、『走れメロス』といった教科書に載るような作品から、『人間失格』のような人生の深淵に迫るような作品まで多くの著作を残した太宰治。昨今ではお笑いコンビ、ピースの又吉直樹が「太宰好き」を公言し、今まで太宰とは接点のなかった人たちにもその名が浸透してきている。  太宰は昭和23年に没するのだが、昭和16年からの晩年を三鷹で過ごした。三鷹の禅林寺には太宰のお墓があり、彼の命日であり生誕日でもある6月19日の桜桃忌近辺ではいまだに墓参に訪れるファンは多い。  この禅林寺の斜め前にある三鷹市芸術文化センターでは2000年から「太宰を聴く〜太宰治朗読会〜」、2004年からは「太宰治作品をモチーフとした演劇公演」を開催している。  今年の朗読会は7月10日に行われ、俳優の國村隼(顔写真)が『姥捨』(昭和13年)、『あさましきもの』(昭和12年)、『眉山』(昭和23年)の3作品を朗読する。 『姥捨』は太宰が妻と起こした心中事件の顛末について書かれた作品。『あさましきもの』は「こんな話を聞いた」という言葉で始まる3つの短編からなるもので、文字通り、あさましく、そして弱い男の姿が描かれたもの。『眉山』は太宰本人かと思われる小説家の主人公が常連となっている飲み屋の女の子のお話。なんとも言えぬ、切なさと後味の悪さという相反する感情が入り乱れた作品だ。  この3作品に共通するのは「大人の色気」「人間の凄み」といったもの。まさに國村という俳優のイメージにぴったりの作品だ。  朗読会に先駆け6月27日からは「太宰治作品をモチーフとした演劇」水素74%の『わたし〜抱きしめてあげたい〜』が上演される。  この企画では特定の太宰の作品をモチーフにする場合もあれば、複数の作品、または太宰本人をモチーフとする時もある。これまで、その作家独自の視点によるさまざまな形の “太宰的なもの”が表現されてきた。  朗読会が太宰の作品をストレートに伝えるものとするならば、演劇は現代に生きる者の目を通しての太宰だったり、現代に生きる者の中にある太宰、死してなお現在進行形の太宰のマインドを表現するものとなっている。  今年、作・演出を担当する田川啓介は太宰の『道化の華』という作品を中心に作品を描く。太宰の作品では、自らをモデルとしたと思われる登場人物がそのダークな部分をさらけ出すといったものが多い。田川の作品にも“ダメ”な人が多く描かれているのだが、そのダメさ具合が性格に過剰な部分を持っていたり、逆に欠損していたりという、太宰の世界観とリンクするものであり、相性の良さを感じさせる。  演劇は7月5日まで。朗読会、演劇公演の詳細、チケットの購入は三鷹市芸術文化センター(0422-47-5122 http://mitaka.jpn.org/geibun/)まで。

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