郷州政宜が悲願のベルト奪取【10・1 Krush.81】

2017.10.02 Vol.Web Original
最終ラウンドにダウンを奪い無敗の王者に初黒星つける
「Krush.81」(10月1日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合でKrush-60kgタイトルマッチが行われ、王者・安保璃紅に郷州政宜が挑戦した。  安保は今年2月から行われた第5代王者決定トーナメントに参加。5月には決勝で長くこの階級でトップ戦線で戦ってきたレオナ・ペタスを破り、無敗のまま王者となった。  2人はトーナメントの準決勝で対戦し、安保が判定勝ち。郷州はその後、並行して行われていた時期挑戦者決定トーナメントに欠場選手が出たことから急きょ参戦。闘士、大沢文也を破り、このチャンスをつかみ取った。  試合は1Rから郷州がプレッシャーをかけて前に出るものの、安保はローにパンチを合わせ、連打。なおも郷州が前に出ても安保は足を使って郷州に連打を許さない。高速ジャブを放っては距離を取るなど安保の巧みさが目に付く展開となるが、郷州は終盤、ロープに追い詰め右フックをクリーンヒット。足を使ってかわす安保を追ってパンチの連打を打ち込むなど、前半こそ安保のペースだったが、徐々に郷州が盛り返す。  2Rになっても安保の高速ジャブと軽快なステップは止まらない。郷州もパンチを放ち、連打につなげるものの、的確さでは安保が上回る。しかしこのラウンドも後半になると郷州のパンチが当たり始める。  ジャッジが難しいラウンドが続く中迎えた3R。郷州は一気に距離を詰めパンチの連打を放つが安保も連打で応戦。左右のフックから左アッパーと的確に当てていく。そして足を使って離れては郷州の反撃を許さない。それでも執念で安保を追い詰める郷州はロープに詰めて連打。しかし安保の足は止まらない。残り30秒、なおも追う郷州は安保の左ヒザ蹴りに左ストレートを合わせると安保は尻もちをつく形で倒れ、ダウンの宣告。スリップを主張した安保だったが認められず、立ち上がったものの、残された時間はもうなくゴング。  判定は29-27、28-29、29-28の2-1で郷州が勝利を収め、悲願の王座獲得となった。

安保璃紅vs郷州征宜の-60kgタイトル戦決定 10・1「Krush.81」

2017.08.09 Vol.Web Original
郷州「耳が聞こえなくてもベルトが取れるということを証明したい」
「Krush.81」(10月1日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが8月9日発表された。  8月大会で行われた「Krush-60kg次期挑戦者決定トーナメント」決勝で勝利を収めた郷州征宜が王者・安保璃紅に挑戦する「Krush-60kgタイトルマッチ」が行われる。王者・安保は初防衛戦。先に発表された小澤海斗vs西京春馬の「Krush-58kgタイトルマッチ」とダブルメインイベントとなる。  この2人は4月の「王座決定トーナメント」準決勝で対戦し安保が勝利を収めている。  郷州は「試合が終わったばかりですぐに試合が組まれて感謝。4月に安保選手に敗れてしまったんですが、忘れ物を早くとりに行きたいと思っている」、安保は「いつもと変わらずに自分の戦い方、自分の勝ち方でしっかりKOできるように頑張りたい」とそれぞれ挨拶。    短い間隔での再戦に安保は「こんなに早く再戦?とは思ったが前回の試合で郷州選手の熱い気持ちが伝わったので、その気持ちをちゃんとぶつけてきてくれたら、俺も対峙します」と話した。  お互いの印象については安保が「フィジカルが強くてタフ。一発一発が重い」、郷州は「スピードがある。前回の試合はそのスピードで翻弄されてしまったので、今回はそのスピード対策をする。自分もついにテクニックを見せる時が来たのかと思います。テクニックの練習をして安保選手を逆に翻弄させようかと思っています」と話した。  郷州は過去に他団体でタイトルに挑戦したことがあるがいまだ無冠とあって「今まで取れなかったのは今回のためだったんだという試合を見せたい。私は耳が聞こえません。でも耳が聞こえなくてもベルトが取れるということを証明したいと思っています。おこがましいですが、同じ境遇の子供たちに夢や希望を与えたいと思っています。そして自分の夢をかなえたい。そのためには絶対負けるわけにはいきません。絶対に勝ちます」と並々ならぬ意気込みを語った。  一方の安保は初防衛戦について「プレッシャーはない。生年月日が平成9年9月9日でラッキーナンバーが9。今回はプロ9戦目なので9戦9勝にしたいということで気合を入れている。絶対に負けられない」と返した。

4・24「K-1」に卜部弘嵩参戦! ブラジルのパウロ・テバウと対戦

2016.03.08 Vol.661
 K-1が8日会見を開き、「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われるスーパーファイト3試合とプレリミナリーファイト3試合を発表した。  3月4日の代々木大会でヨハネス・ウルフに判定で敗れた-60kg王者の卜部弘嵩が連続参戦。ブラジルのパウロ・テバウと対戦する。テバウは通算12戦11勝1敗、7KO勝ちのハードパンチャー。「一日も早く試合がしたい」と前田憲作K-1プロデューサーに卜部が直訴し実現した。  卜部は「情けない試合をしてしまいましたが、こうして名誉挽回の機会をいただいたことを感謝したい。気持ちを引き締め直して次の試合に臨みたい」と神妙な表情で挨拶。  相手については「映像は見た。好戦的な倒しに来るファイター。僕もこの前の試合のように気持ちの乗っていないような試合をするのではなくて、自分らしくガンガン攻めていきたい」と話した。  ウルフ戦の敗戦については「心構えが良くなかった。試合前に今までやってきたことをいろいろ変えてしまった。自分が持っている今までやってきたことをやらずに、いろいろ取り入れすぎた。自分が全く出ていなかった。(具体的には)食生活をかなり変えて、減量法も変えた。減量期間がすごく長かった。試合当日にいつもよりパワーが出ない感じがした。自分に合っていなかった」と振り返り「(今回は)自分の強さをしっかり出せる練習と調整をして臨みたい」と話した。

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