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姉の卒業で決意の愛野ユキが4・9後楽園でプリプリ王座獲り宣言「先輩たちが高め続けてきたこのベルトを巻きたい」【東京女子プロレス】

2022.04.03 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月2日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。姉・天満のどかの卒業でひとり立ちを決意した愛野ユキが同9日、東京・後楽園ホールでの王者・中島翔子とのプリンセス・オブ・プリンセス選手権に向けベルト獲りを宣言した。

 オープニングで行われた同王座戦の公開調印式で、愛野は「先週(3月27日、東京・大手町三井ホール)、挑戦表明したときに“東京女子を引っ張る人になりたい”と言いました。ありのままの私は団体行動が苦手で、できるだけ家にいたいタイプのただのオタクです。なのに団体に所属して、こんなアクティブでしかないプロレスをやってるというのは、東京女子に出会って大好きになったからです。その好きって気持ちが結果につながる姿を見せられたら、誰かに希望を与えるんじゃないかなって。私は先輩たちのようにはなれないけど、そういう形で東京女子を引っ張ることもできるんじゃないかと。中島さんのことをメッチャ尊敬してるし、メッチャ大好きです。だからこそ力ずくで持ってる武器を全部ぶつけて、ぶっ倒して先輩たちが高め続けてきたこのベルトを巻きたいです」とキッパリ言い切った。

SKE48荒井優希&宮本もかがタッグ王座次期挑戦者決定戦で無念の敗退【東京女子プロレス】

2022.03.27 Vol.Web Original

鈴芽&遠藤有栖の「ありすず」が4・9後楽園でマジラビに初挑戦

 東京女子プロレスが3月26日、プロレス初使用となった東京・大手町三井ホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。SKE48荒井優希&宮本もかの「もかゆき」が鈴芽&遠藤有栖の「ありすず」とプリンセスタッグ王座次期挑戦者決定戦に臨み惜しくも敗退。勝利した「ありすず」は4月9日の後楽園ホールでマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が持つ同王座に初挑戦することが決まった。

 両チームは1月20日、東京・新宿FACEでの「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦で激突。その際は「もかゆき」が制しており、それ以来の対戦となった。

 前半から積極果敢に攻め立てた荒井は10分過ぎ、鈴芽にドロップキックからフルネルソンバスターを狙う。かわした鈴芽は立て続けに丸め込もうとするも荒井がクリア。鈴芽のリングアベルを阻止した荒井はフルネルソンバスターからFinally(カカト落とし)をたたき込もうとした。しかし、スルリとかわした鈴芽はリングアベルを決めて荒井から3カウントを奪取。「ありすず」は1・20新宿での借りを返し、2月11日の後楽園で荒井との一騎打ちに敗れていた鈴芽は雪辱を果たした。

天満のどかが7年間のプロレスラー人生に別れを告げ涙で卒業。妹・愛野ユキが決起し4・9後楽園でプリプリ王座に挑戦【東京女子プロレス】

2022.03.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月26日、プロレス初使用となった東京・大手町三井ホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。爆れつシスターズの姉・天満のどかが7年間のプロレスラー人生に別れを告げ涙で卒業。決起した妹の愛野ユキは中島翔子が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦を表明し、4月9日の東京・後楽園ホールで王座戦が行われることが決まった。

 2015年5月に同団体に入団した天満は2016年1月4日の後楽園大会で「のどかおねえさん」としてデビュー。2018年8月にキャラ変して、現在のリングネームに改め、愛野との姉妹タッグで奮闘。2020年11月には爆シスでプリンセスタッグ王座を戴冠するなど、同団体には欠かせない存在として活躍してきた。しかし、地元・岡山に帰って農業を始めることを決断し、卒業を決めた。

 この日、爆シスは最後の姉妹タッグで中島、山下実優の現前プリプリ王者組と「天満のどか卒業記念試合」を行った。爆シスは持ち前のパワー殺法、姉妹の合体技で攻め立て、中島と愛野が激しくやり合った。天満は山下と壮絶なエルボーの打ち合いを展開。山下は天満に投げ捨てジャーマン、ハイキック、リターン・クラッシュと猛攻もカウントは2。爆シスは必殺の合体技・爆れつブルドッグを中島に決め、天満がバックフリップを見舞うもフォールは奪えず。反撃に転じた中島は619、ノーザンライト・スープレックス・ホールドを繰り出すも、愛野がカット。山下が愛野を排除すると、天満に強烈なSkull Kickをたたき込み、中島が変型DDTからダイビング・セントーンを決めて3カウントを奪った。

AEWの“スーパースター”志田光が2年5カ月ぶりの凱旋試合で乃蒼ヒカリに勝利【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

「もう1回試合するときは今度こそハードコアルールでやりましょう」

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。元AEW世界女子王者の志田光が2年5カ月ぶりの凱旋試合で、乃蒼ヒカリを破り貫禄を示した。

 2019年秋に渡米して、米国のメジャー団体AEW女子の頂点の座にも就いた志田は満を持して東京女子への初参戦となった。

 序盤、場外戦に発展し、乃蒼がイス攻撃を見舞えば、志田は竹刀でブッ叩くなどハードコア流ファイトも見られた。戦場がリングに戻ると、乃蒼はミサイルキック、グラウンドでのコブラツイストで攻め込んだ。志田はカナディアン・バックブリーカー、ブレーンバスターで応戦。乃蒼は必殺のブリザード・スープレックスを決めるも、カウントは2。志田はヒザ蹴りから、カナディアン・バックブリーカーの体勢から投げ飛ばす荒技を敢行。最後はファルコンアローをさく裂させて3カウントを奪取して、凱旋試合を白星で飾った。

旗揚げ9年目での両国“夢舞台”で中島翔子が涙のプリプリ王座奪還。「サイバーファイトフェスでタイトル戦がしたい」【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。旗揚げから9年目での初進出となった夢舞台のメインイベントで初期メンバーの中島翔子が、同じく団体創設時から支えてきたプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を破り、2年5カ月ぶりに同王座奪還を果たした。

 2012年に創設された同団体はライブハウスでのマットプロレスから始動。2013年8月17日にはDDTプロレスの両国国技館でのダークマッチで練習生4選手がデビュー(山下、中島組vs木場千景、KANNA組)。同12月1日、東京・北沢タウンホールで旗揚げした。黎明期から団体を支えてきた山下も中島も「いつか東京女子単独で両国国技館大会を開催したい」との思いをもって戦ってきた。そして、9年に及ぶ悲願が実り、ようやく夢の舞台にたどり着いた。

マジラビが“最強の挑戦者”白昼夢を退けプリンセスタッグ王座V2。「両国国技館で取ったのはデカい。今はもう最高です」【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。セミファイナルではプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が“最強の挑戦者”白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)を退け、2度目の防衛に成功した。

 先に行われた「“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」で、マジラビは享楽共鳴(中島翔子、ハイパーミサヲ)に敗れて、よもやの1回戦敗退。白昼夢は同トーナメントを制して、タッグ王座への挑戦権を力でもぎ取った。

SKE48荒井優希 初のタイトル挑戦もIP王者・伊藤麻希に惜敗。「少しずつ差を縮めて、次は絶対に勝ちたい」【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。初のタイトル戦に臨んだSKE48荒井優希は、伊藤麻希が保持するインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑むも惜しくも敗れた。

 序盤、伊藤の場外での洗礼を受けた荒井だが、リングに戻ると、ビッグブーツ連打、ドロップキック、サソリ固めなどで猛攻。10分過ぎには必殺のFinally(カカト落とし)をたたき込んだが、伊藤はカウント2でクリア。その後、反撃に転じた伊藤はフライング・ビッグヘッドを投下し、伊藤パニッシュで攻め込むも荒井はエスケープ。伊藤がコーナーに上ると、荒井は駆け上がって2発目のFinallyを見舞い、コーナーでエルボー合戦。伊藤は強烈なヘッドバットをたたき込むと、雪崩式DDTから伊藤デラックスで絞め上げてギブアップを奪った。試合後、伊藤が握手を求めると、荒井は応じた。

空手世界王者・長野じゅりあ デビュー戦で無念の黒星も継続参戦を熱望「負けたままだと終わりたくないし、もっと強くなりたい」【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。伝統派空手の元世界王者で女優、看護師、Tik Tokerとして活動する長野じゅりあがプロレスデビュー戦に臨み、勝負に敗れたが継続参戦を熱望した。

 ナース服を身にまとって入場した長野は宮本もかとの空手コンビで、鈴芽、遠藤有栖組と対戦。長野はグラウンドではやや苦戦したものの、得意の突き、蹴りで攻め立て、宮本との連係も披露。鈴芽には強烈なブラジリアンキックをさく裂させたが、カウントは2。遠藤がミサイルキックで長野を排除すると、鈴芽が宮本にリングアベルを決めて3カウントを奪い、長野はデビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。

米AEWの“スーパースター”志田光が東京女子3・19両国参戦に向け意気込み。「東京女子さんとは日本にとどまらず、世界を巻き込んでいけると思う」

2022.03.17 Vol.Web Original

 米国のメジャー団体AEWの“スーパースター”志田光が東京女子プロレスの3月19日、東京・両国国技館大会「GRAND PRINCESS ’22」に出場し、前インターナショナル・プリンセス王者の乃蒼ヒカリとシングルマッチを行う。2019年10月15日、東京・後楽園ホールでの自主興行以来、2年5カ月ぶりの日本凱旋試合となる志田に、オンラインでAEW、東京女子参戦について話を聞いた。

3・19両国でタッグ王座を争うマジラビと白昼夢が共に一歩も引かず。坂崎は涙ながらに防衛を期す【東京女子プロレス】

2022.03.08 Vol.Web Original

「私の最高のパートナーである瑞希がもっとキラキラするために、このベルトを防衛する」

 東京女子プロレスが3月8日、都内のホテルで「GRAND PRINCESS ’22」(3月19日、東京・両国国技館)に向け記者会見を開き、プリンセスタッグ王座を争う、王者・マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)と挑戦者・白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)が共に一歩も引かない姿勢を示した。

 渡辺は「マジラビのお二人は私にとって最大の壁。今まで戦っても私が負けてしまったことが多くて。自分に足りないものとか、自信がないなって思うこともあったんですけど。今回タッグトーナメントで優勝できて、すごく自信もついたし結果も出せた。今リカさんと一緒なら、どんな壁でもぶち破って勝てるんじゃないかと思ってます。東京女子が両国国技館でできるなかで、私自身も最大の力を出して、最高の試合をしたいなと思います」と自信のほどを垣間見せた。

 辰巳は「白昼夢がまだ名前を付けたばかりの2019年(11月3日)のDDT両国国技館大会で、私たちは初めてタッグのベルトを手に入れました。そのときに花道で見た景色がずっと忘れられなくて、そんな感動をまた未詩と一緒に味わいたい。今の2人なら、当時チャンピオンだったときより、もっとすごいチャンピオンになれるんじゃないかと思ってます。ユカちゃんは一緒に入って。初期から山下(実優)、(中島)翔子を始め、東京女子の軸をつくってきた3人だなって思うし。その3人がいたから、私もここまでやってくることができました。そんな相手と両国に立てるのはうれしいです。みずぴょん(瑞希)は大好きな相手でありまして、今も一途に思ってるんですけど。きっとベルトを獲ったら嫌われてしまうかもしれないって思うんですけど、そんなの気にせず、嫌われる覚悟でベルトを奪い取りたいと思います」とベルト獲りを口にした。

 一方、瑞希は「ユカっち(坂崎)とか始めから東京女子を支えてくれたみんながいたから、こうやって私も両国に立てるんだと思うとすごくうれしいです。でも、だからこそ今を見せなきゃいけない。今を見せた上で未来が気になるって思ってもらわないといけない。私はこのタッグのタイトルマッチ、東京女子の未来をすごくかけたいなと思ってます。防衛することは絶対だし、トーナメントで負けてしまってるんで、もう負けたくないって気持ちが一番で。必ず防衛した上で、応援してくれた方が笑顔になってくれるような試合がしたいと思います。リカさん、私に嫌われるって。安心してください。私負けないので」と勝利を誓った。

 坂崎は「両国国技館って、東京女子では最初の頃からすると考えられないくらい大きな会場で。成長が図れるような会場で、今の仲間たちと来れたことが何よりうれしいです。仲間と見ているお客さんが両国国技館に私たちを連れてきてくれたんだなっていうのが、日が近づいてくるにつれ実感してます。私の最高のパートナーである瑞希がもっとキラキラするために、このベルトを防衛して。私たちの野望をどんどん突破していって、もっとキラキラな世界、ハピハピな空間に皆さんを連れて行きたいと思います」と涙ながらに防衛を期した。

中島翔子が山下実優とのプリプリ王座戦に向け「最後のチャンスかもしれない」と不退転の決意。【東京女子プロレス】

2022.03.08 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で団体創設史上最大のビッグマッチ「GRAND PRINCESS ’22」を開催する。同大会に向け、8日、都内のホテルで記者会見を開き、メインイベントで山下実優が保持する頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス選手権に挑む、挑戦者の中島翔子が不退転の決意を吐露した。

 中島は「私と山下はDDT両国国技館のダークマッチでデビューして。旗揚げする前からやってきた唯一の仲間なんですけど。私にとって、山下はそれ以上にいつもみんなの真ん中にいて、みんなの一番上にいて、最強の壁だったと思います。私流に言うと、怪獣の目の前にずっと立ちふさがってる、さらに大きな怪獣みたいな存在です。今まで勝ったり負けたりして、私のほうがちょっと勝ち越してると思うんですけど。どんなに勝っても、どんなに並んだと思っても、超えたと思っても、それを強さで簡単に覆してしまうのが山下だったと思います。でも今回の両国で勝てば、今度はそれを私が覆せると思ってます。今まで両国が東京女子にとって大事だっていうのは、ずっと言ってきました。でも自分にとって、一番大事なのは山下に勝つことです。これは最高のチャンスだし、最後のチャンスかもしれないって思ってます。ここで勝って、今度は私が山下よりも大きな怪獣になる番だと思ってます」と、この一戦に向け並々ならぬ決意を示した。

 山下は「今年1月に最高の挑戦者である中島を指名して。ここまで前哨戦をやってきましたけど、改めて両国で中島と試合ができるっていうのうはすごくうれしい気持ちがあって。でも最高の相手である中島を倒さないと意味がないと思ってるので。そこはしっかり倒して防衛したいと思ってます。そして、東京女子の両国国技館大会、デビューした日からずっと思い続けてきた夢の場所。そういう夢の場所ですけど、東京女子にとってゴールではないので。この大会において、今までやってきた通りに、東京女子らしく戦って。もっと東京女子を大好きになってもらって。東京女子の未来を見せなきゃいけない大会だと思ってるので。今の私たちならそれを大きく超えられると信じてます」と王座死守を期した。

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