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中高生の居場所づくり「中高生自身が一緒に作っている感覚を持てるように」第15回こども未来会議

2025.09.12 Vol.Web Original

「第15回こども未来会議」が9月11日、都庁で開かれ、小池百合子都知事をはじめ、さまざまなバックラウンドを持つ委員が出席し、多様な「子供の居場所」創出をテーマに意見交換した。

 社会の変化やライフスタイルの多様化で、自宅と学校に続く子どもたちの居場所の創出は都や市区町村の課題のひとつになっている。この日は、小池都知事が冒頭のあいさつで「小学校よりちょっと上のユース世代の子どもたちが思い思いに過ごせる居場所の確保も重要」と触れたように、中高生の居場所に焦点を当てて現状の共有や意見交換が行われた。

 会議では、文京区の中高生向けの施設、文京区青少年プラザ「b-lab(ビーラボ)」の館長を務める山本晃史氏が施設や利用する中高生の様子を紹介。同施設は、計画時から区の中高生からアイデアを吸い上げて作られており、勉強スペースや談話スペース、卓球などのスポーツができる運動スペース、音楽スタジオ、演劇やダンスの練習から発表もできるホールなどがあり、登録を済ませれば、誰でも使える“秘密基地”として、利用者も増えているという。

小池百合子都知事が女子高生にアドバイス「“これは男の仕事。これは女の仕事”と決めつけないでチャレンジしてほしい」

2025.08.26 Vol.Web Original

 東京都が8月25日、東京・有楽町のTokyo Innovation Baseで「Women in Action:Choosing Your Career」を開催した。これは「一人ひとりが性別にとらわれることなく、希望するキャリアを歩むことができる社会に」をテーマに“自分らしいキャリア”を考えるためのイベント。

 冒頭にベストセラー「選択の科学」の著者で、コロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授が「Woman in Action:Thinking Bigger About the Future」というテーマで基調講演を行った。ここで話されたのは「無意識の思い込みや性別にとらわれることなく自分が希望するキャリアを選択するにはどうすればいいのか」といった話。アイエンガー氏は10代後半で視力を失うという自身の生い立ちをまじえながら、自身のキャリアや経験をもとに話を進め「選択の価値を最大限に引き出す鍵は、何を選ぶのか選択することに慎重になること」「選択の力は重要な選択肢を選ぶことだけから生まれるわけではない」「選択の力は意味のある選択肢を創り出す能力から生まれる」などと語ったうえで「現代のヒーローとは選択する者である」と選択の重要性を説いた。

清原果耶がイメージキャラクター 6月22日投開票の東京都議会議員選挙

2025.05.29 Vol.Web Original

 俳優の清原果耶がイメージキャラクターを務めている令和7年東京都議会議員選挙の周知用動画『一票一票、東京はすすむ。』篇が公開中だ。

 動画は「一票一票、東京はすすむ。」をキャッチコピーに、清原が異なる背景や環境にある人たちとともに、東京の未来を見つめるというもの。一人ひとりが東京の未来を担うキーパーソンであるというメッセージや、想いを込めて一票を投じることで、理想の東京が形作られることを描いている。

 清原は「皆さんが見つめるその先にはどんな東京がありますか。思い描いた東京へ進んでいくために、それぞれの想いを込めて皆さんの選挙区の代表を選んでください」とコメントしている。

武田真一アナ、出前研修で「育業」の大切さ伝える「子育ては楽しくてやりがいのある仕事」

2025.03.12 Vol.Web Original

 育児休業は「休み」ではなく「大切な仕事」です──。東京都は、育児を「大切な仕事」と考える、育児休業の愛称「育業」を発表し、望む人もが育業しやすい社会の実現を目指して取り組んでいる。そうした中で昨年、企業を対象とした「育業」の出前研修が日本電気株式会社(NEC)で行われた。講師を務めたのは、元NHKで現在フリーアナウンサーとして活躍する武田真一さん。なぜ武田さんが「育業」の講師に? そして武田さんが伝えたかった思いとは。

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小池都知事「介護職の人材確保は社会全体のニーズ」 SOMPOケアが介護の仕事を描いた漫画を都内の小学校と図書館に寄贈

2024.12.19 Vol.Web Original
 小池百合子東京都知事が12月19日、介護職の人材確保について「社会全体のニーズ」などと語った。
 
 都知事はこの日、都庁で行われた「介護を学ぶ学習まんが『大研究! 笑顔をつなぐ!介護の仕事』贈呈式」に出席した。贈呈式では刊行元のSOMPOケア株式会社の鷲見隆充代表取締役CEOから都知事に同書が贈呈された。
 
 この漫画は主人公がおばあちゃんの骨折をきっかけに介護について知っていくストーリー。主人公は「介護とは何か」ということを始め、高齢による身体の変化や施設介護サービス、在宅介護サービスといった介護保険制度、そして介護現場に導入されているさまざまな最新テクノロジーなどを学んでいく。また介護の現場で働くさまざまな人にも出会い「どのような役割を担うのか」「どのような思いで働いているのか」といったことも知っていく。
 
 都知事は「今年6月にSONPOケアの研修所を視察させていただいた。2025年問題、いわゆる団塊の世代の方々が後期高齢者になるという時代となる。それに伴い、介護に携わる人材もこれからますます必要になってくる。介護の人材の確保というのは社会全体のニーズだと思う。今回、都内の小学校1300校、そして380の図書館にこの漫画を頂戴するが、子どもたちが漫画を通じながら介護の必要性、そしてその人材が必要ということを学んでくれればと思う。これからますます安心で安全な社会づくりが必要とされている。子どもの頃から社会の仕組みや介護の大切さを楽しく学んでいくことが必要だと思う」などと挨拶した。

小池百合子知事、公約「東京大改革3.0」無痛分娩助成や認知症専門病院、江戸を世界遺産へ

2024.06.18 Vol.Web Original

 東京都の小池百合子知事は6月18日、オンライン記者会見にて、3選を目指す東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)の公約を発表した。

小池百合子東京都知事が語る災害対策、東京発のスタートアップ、そして人材育成

2024.03.29 Vol.Web Original

 2015年に国連総会で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、目標達成期限の2030年まで折り返し地点を過ぎた。持続可能な未来へ向けた取り組みや、目標達成のヒントとなる話を各界の著名人に聞く「シリーズ:未来トーク」。

 都は、令和6年1月に「『未来の東京』戦略 version up 2024」を策定。同時に公表した令和6年度予算案には「人」が輝く、国際競争力の強化、安全・安心の観点から、数々の政策を盛り込んでいる。東京都は、これまで、TOKYO創業ステーションやTokyo Innovation Baseの開設によりスタートアップを支援し「TOKYO強靭化プロジェクト」により防災対策を強化。さらに「国連を支える世界こども未来会議」を共催するなど、次世代を担う人材育成にも力を入れている。一人ひとりが輝く明るい「未来の東京」の実現を目指す小池百合子東京都知事に話を聞いた。

【SDGsピースコミュニケーション宣言】森澤恭子「女性をエンパワメントし、ジェンダー平等の社会を品川区から」

2024.02.22 Vol.Web Original

ラジオで日本を元気にする 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。
「JAPAN MOVE UP」では、日本から世界へ発信するコミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」を推進中!

毎回ゲストの皆さんに「SDGsピースコミュニケーション宣言」を聞いていきます。

“日本を元気にする鍵” 都内で奮闘する注目のスタートアップ企業

2023.12.18 Vol.Web Original

 東京都が都内の中小企業やスタートアップが開発した革新的で将来性のある商品や技術、サービスを表彰する「令和5年度 東京都ベンチャー技術大賞」の表彰式が11月20日、「産業交流展 2023」内で行われた。都市のインフラを支える工法、近年注目を集めているMixed Reality(複合現実)、医療分野におけるサービスや技術、家庭で活躍するロボットなど15の企業が受賞。小池都知事は「日本を元気にする鍵」と賞賛し期待を寄せている。受賞企業のなかから4企業に話を聞いた。

GENERATIONS 小森隼と内田理央「巡業を始めたい」? サステナブルなトークで意気投合

2023.12.18 Vol.Web Original

 

 ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONSの小森隼とモデルで俳優の内田理央が12月17日、都内で行われたイベント「#TOKYO サステナライフ ~わたしのミライにつながるおうち~」のトークショーに登壇した。

 小森と内田は、サステナブルな取組みやSDGs、快適な住まいなどをトピックに約1時間トーク。イベント終了後の取材で初対面でともに緊張していたと明かしたが、司会者を交えた3人でトリオ漫才のような思わせるトークで会場を沸かせた。

 この日2人は、内田は古着のジャケットを、小森はデッドストックファブリックを活用したコーディネートとサステナブルを意識したファッションで登壇。

 ファッションのこだわりについて聞かれた小森は「人の温もりみたいなのを感じるのがすごく好きで、職人の方が手編みで編んだりとか、染めも泥染めとか天然で染めているものとか、色をい色止めせずに使っていくままに色が抜けてその人に合うみたいな、そういうのがすごく好きで。シーズンレスというか 1 回だけで終わらない、これから先の人生の中でも一緒のパートナーとして着ていけるような服みたいなのが元々すごく好きです」と一気にトーク。

 内田が「めちゃくちゃ素敵ですね」と賞賛するも、「でも……こんなやつ嫌ですよね。彼氏になって、この服はね、天然色の泥染めでやっててね、一緒にペアルックで着てく?なんて……」と自己完結する小森だったが、内田は「何にも考えないでどんどん買い替えるよりも、いろんな思いを込めて買って感じてくださる方の方が、自分のことも家族のことも大切にしてくださるような感じがしますね」

平常時はテニスコートや運動公園!? 台風や集中豪雨の際は水を取り込み河川の水位を調整する「白子川調節池群」【関東大震災から100年】

2023.09.01 Vol.Web Original

「関東大震災」から100年となる2023年、東京都では「100年先も安心」を旗印に「TOKYO強靭化プロジェクト」を始動した。現在、東京に迫る「風水害」「地震」「火山噴火」「電力・通信等の途絶」及び「感染症」の5つの危機に対してさまざまな対策が立てられている。東京都では7月24、26日には同プロジェクトの関連施設のメディア向けインフラツアーを行った。

 昨今、日本各地で線状降水帯による豪雨や台風による水害が多発していることから「風水害」への警戒度が急速に上がっている。かつて東京都では1993年の台風11号で総雨量288mmを記録し、約3000棟もの家屋が床上・床下浸水。2005年9月の集中豪雨では1時間に112mmもの雨量を記録し、約6000棟が床上・床下浸水した。

 東京といった都市部における風水害の際に最も懸念されるのは雨が地表面を流れて一気に河川に流入する「都市型水害」というもの。これは昭和30年代から急速に進んだ都市化に伴い雨水の地下浸透が減少したことが原因。この河川の水位が上がることで起こる洪水の対策として「調節池」が挙げられる。調節池は洪水時に河川の水を別のところに取り込み、水位を保つという役割のもの。

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