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都、レインボーブリッジや都庁点灯を今夜終了へ。モニタリング指標を今月末めどに再設定

2020.06.19 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は19日、都庁で記者会見を開き、休業要請の全面解除と「東京アラート」について、ここまでの評価を語った。

 東京都では、19日午前0時をもって、全業種の休業要請を解除。他の道府県をまたぐ不要不急の移動自粛要請も終了した。小池知事は「“Withコロナの時代”に入っている中で、適切な感染防止策を講じること、また、本格的な経済社会活動や都民生活を営んでいくことが必要となっていく」と説明し、感染拡大を抑制しながら経済活動との両立を図る方針を示した。

 また、感染のモニタリング状況を伝えるために行なっていたレインボーブリッジや都庁のライトアップを、本日をもって終了することを報告。感染再拡大への警戒を赤色の点灯で呼び掛ける「東京アラート」については、「(点灯によって)“東京アラート”とはどういうものか、お知りいただいたと思う。また、それを(再び)灯さないように、いい形で皆様のご協力をいただきたいと思う」と振り返った。

 モニタリング指標を巡っては、これまでの基準を見直し、新たな判断基準を設ける。理由について小池知事は、「これまでは1日1日の動きを捉えること、傾向全体を捉える必要があった。これについて変わることはないが、一方で、最近は集団的にあえて検査を受けていただいていることで、数字の背景も変わってきている。数字的な定量的な部分と、医療提供の充実など定性的な部分。両方を鑑みていく」と説明。専門家らの意見を踏まえ、今月末をめどに、新たなモニタリング指標を設定する方針を明らかにした。

広瀬アリス、都知事選の投票「しっかり準備して臨みたい」

2020.06.18 Vol.Web Original

 広瀬アリスが7月5日投開票の東京都知事選挙のイメージキャラクターとして、動画やポスターで投票を呼びかけている。

 幅広い世代に投票を呼びかけるのが目的。動画『ダラ子に変わる』編では、広瀬が、家ではダラダラしてしまう主人公が、選挙に向けて、自分らしく社会と向き合う姿を描いた。18日には新しい動画『今日の私は完璧』が公開。「さすがワタシ。見てるよ、東京。」をキャッチコピーに、準備万端で投票に向かい、投票を済ませ、晴れやかな笑顔を見せるという内容だ。

 広瀬は「自宅では、ついつい漫画を読みふけってしまい、気が付くと数時間経っているということがよくある」と主人公に共感しつつ「日々のニュースを見て、自分自身で考えて行動していくことはとても大切だなと改めて感じています。期日前投票などを活用しながら、私もしっかり準備して選挙に臨みたいと思います」と話している。

 動画は東京都知事選挙特設サイトなどで見られる。

【独自】新型コロナ、都の宿泊療養施設が一部終了へ

2020.06.06 Vol.Web Original

 新型コロナウイルス感染症の軽症者等を受け入れるため、東京都が確保していた宿泊療養施設5軒のうち、3軒の運用が今月中に終了することが東京都医師会への取材で分かった。

都のレインボーブリッジ点灯で、あの映画を思い出した皆さん。東京アラートでネット盛り上がり

2020.05.22 Vol.Web original

 東京都は22日、新型コロナウイルスの感染状況を都民へ周知する「東京アラート」の具体案として、レインボーブリッジのライトアップを行うと発表した。

 小池百合子都知事は、緊急事態宣言の解除後、新規陽性者の数など7つの指標などを判断材料として、数値が良い傾向であればレインボーブリッジを7色の虹色に点灯し、指標のうち1つでも基準を超えて悪化した場合は、「東京アラート」として赤色に点灯して警戒を呼び掛け、その状態は続いた場合には再度の休業要請もあるとの方針を示した。

 この決定に対し、ネットでは「東京タワーやスカイツリーではなかったのか」、「見られる場所が限られるのでは」、「真っ赤なレインボーブリッジにしないよう頑張ろう」など、様々な声が上がった。中には2003年公開の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の青島刑事の名台詞「レインボーブリッジ、封鎖できません!」を模したパロディーも登場し、タイムラインは大盛り上がり。Twitterでは「レインボーブリッジ」のワードがトレンド入りするなど、話題を集める結果となった。

 施設のライトアップを巡っては、大阪府が独自の警戒基準レベルを設け、通天閣や太陽の塔を「赤・黄・緑」の3色でライトアップして達成状況を府民に伝えているほか、医療従事者など新型コロナウイルス治療の最前線で働く関係者への感謝を込め、青色にライトアップするムーブメント「#LightItBlue」が全国的に広がっている。

都知事、勝武士さん死去にコメント。「コロナは世代に関係ない。何歳であっても命を奪う」

2020.05.13 Vol.Web original

 新型コロナウイルス感染症の肺炎による多臓器不全のため亡くなった大相撲の高田川部屋三段目の勝武士さんについて、東京都の小池百合子知事は13日、「びっくりしました。心からお悔やみ申し上げます」と冥福を祈った。

 13日、東京都の新規感染者数は10人。亡くなった人の数は203人だった。この日、都のライブ配信動画に出演した小池知事は、勝武士さんの死去に触れ、「びっくりしました。感染された方で、東京都において20代で亡くなられたのは初めて。コロナウイルスは世代に関係なく、何歳であっても命を奪う恐ろしい病気。心からお悔やみ申し上げます」とコメントした。

 日本相撲協会の発表によると、勝武士(本名・末武清孝)さんは、4月4、5日に38度台の発熱があり、8日に都内の大学病院に入院。9日には状態が悪化し、別の大学病院に転院した。その後、10日にPCR検査を受けた結果、新型コロナウイルス陽性と判明。19日からは集中治療室で治療を続けていたが、5月13日午前0時半、多臓器不全のため都内の病院で亡くなった。28歳だった。国内のプロスポーツ選手が新型コロナウイルスの感染で亡くなるのは初めて。

都、非常勤職員の募集を開始 感染症の影響で経済的に困難な状況にある大学生ら最大で600名

2020.05.13 Vol.Web Original

 東京都は12日、新型コロナウイルス感染症の影響によってアルバイト収入を失うなど、経済的に困難な状況にある大学生等を対象に、緊急雇用対策として非常勤職員の募集を開始した。最大600名程度を募集する。

 主な業務は、感染症拡大防止協力金支給業務の一部、都立学校における学校の活動を補助する事務、児童養護施設・児童相談所・保健所での業務、文書のデジタル化など各局等における各種庶務事務で、アシスタント職になる。

 応募対象となるのは、大学、大学院、短期大学及び専修学校の専門課程に在学し、感染症の影響によりアルバイト収入を失うなど、経済的に困難な状況にある学生。

 すでに募集はスタートしており、応募期間は29日まで。5月15日から順次採用する。

買い物を3日に1回は難しい?都内の買い物ビッグデータで浮き彫り

2020.05.11 Vol.Web original

 新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、買い物を3日に1回程度に控えるよう外出自粛が呼びかけられている東京都。しかし、買い物回数や日数の抑制が進んでいない現状が11日、ビッグデータの分析によって明らかになった。

 購買データを扱うリサーチ・アンド・イノベーションが、運営する家計簿アプリの利用者のうち、都内約12000人のデータを基に分析した結果によれば、「買い物は3日に1回程度に」という外出自粛要請が出た4月23日を境とした前後1週間で、1週間の平均買い物日数は、要請前3.25日、要請後は3.17日と、ほぼ変わっていないことが分かった。また、1週間の平均買い物回数も、要請前6.25回、要請後は6.12回と、わずかに平均値は下がっているものの、ほとんど変わらない結果となり、買い物回数や日数抑制の行動変容には至っていない実情が明らかになった。

都知事「予断を許さない状況」。明日からステイホーム週間後半

2020.05.01 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は1日、都庁で記者会見を開き、明日からの5連休に向け、感染者の減少速度が期待より遅いとした上で、「予断を許さない状況」だと改めて外出自粛を呼びかけた。

 28日に都が実施した緊急調査によれば、現在の入院患者は約1800人、自宅療養者は635人、退院者は1424人、亡くなった人は120人だった。新規感染者の数は2日連続2桁に収まっているが、感染者の減少速度は期待していたより遅いとの分析を示し、小池知事は「予断を許さない状況」だと語った。

 自宅療養を巡っては、家庭内感染や、自宅で重症化し、そのまま命を落とす事例が問題視されていた。小池知事は、自宅療養を希望する患者の背景には、ペットがいる、子供がいるなど家庭の事情があったと説明。このため、都では、保健所や児童相談所と連携し、一時的に子供を医療機関や児童相談所で受け入れるほか、要介護者がいる場合は、ヘルパーや配食サービスの相談、地域施設のショートステイ利用、ペットについては、専用ダイヤルを通じ、動物愛護相談センターでの一時預かりなどで対応するとした。

 国の緊急事態宣言延長の方針が固まった点について小池知事は、「この結果を出すのは、一人一人の行動に掛かっている。残念ながらご理解いただけない方々がいる。敏感な人は200%敏感。情報の伝達や危機感は一人一人違うんですね。粘り強く、徹底してやっていくことに尽きるのではないか」と、課題を語った。

 明日からのステイホーム週間後半については「ここで手を緩めるわけにはいかない。第2波が来るという例もあります。一人一人の行動で結果が出る。これからの5連休も、それぞれ家での楽しみを見つけながら、自宅で過ごして下さい」と、改めて外出自粛を呼びかけた。

東京都、スーパーでの買い物は「3日に1回に」。時間や人数制限は設けず

2020.04.23 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は23日、都庁で臨時の記者会見を開き、スーパーマーケットの混雑緩和へ向けた取り組みについて、買い物を3日に1回にとどめるよう都民に呼びかけた。

 緊急事態宣言が続く中、大型連休を前に一層の外出自粛を呼びかけるため、都は、4月25日〜5月6日までを「ステイホーム週間」とし、企業への在宅勤務のさらなる呼びかけや、動画コンテンツなどによる在宅を楽しむ仕掛けづくり、首都圏で連携した広報キャンペーンを行うと発表した。

 スーパーでの買い物については、外出を分散するため、毎日の買い物を3日に1回程度に控えるよう、都民に呼びかけた。また、商店街の加盟店が自主休業に取り組んだ場合、奨励金を交付するほか、「3密」回避へ向けた注意喚起の取り組みなどには、加盟店へ補助金を支出するとした。

 入店時間や人数の制限など、具体的な対策の言及はなかった点について都は「業界団体との話し合いの中で、店舗の大小や地域性などの違いで一律の制限が難しい」とした上で、「今後(感染者の数が)悪化すれば、検討しないといけない」と説明した。

 スーパーの混雑を巡っては、家族連れなどの来店により店内が混雑し、感染リスクの高まる「3密」状態になっていることが問題視されていた。

「緊急事態宣言」から2週間、医療現場は今 東京都医師会語る

2020.04.22 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府の「緊急事態宣言」発出から2週間が経過した。都道府県別感染者数が全国最多となる東京都で、医療現場は今どのような状況なのだろうか。公益社団法人東京都医師会の感染症担当である角田徹副会長に聞いた。

新型コロナウイルス「PCRセンター」設置へ 東京都医師会が発表

2020.04.17 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公益社団法人東京都医師会は17日に緊急記者会見を開き、都内の地区医師会と連携してPCR検査を受診できる「PCRセンター」を新たに設置する意向を発表した。

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