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松たか子「怪しいものや信用ならないものを面白がる人がいて伝統になった」

2019.05.10 Vol.Web Original



 東京2020オリンピック・パラリンピックの公認文化オリンピアード「東京キャラバン」の記者懇親会が10日、都内にて行われ、総監修を務める演出家の野田秀樹と、過去開催に参加した女優の松たか子が登壇。過去開催の映像を交えて見どころや意義を語り、今後の展望について語った。

「東京キャラバン」は東京都および公益財団法人東京都歴史文化財団が2020年に向けて、芸術文化都市東京の魅力を伝える取り組み「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の主要プログラムとして行われている文化プロジェクト。各地をめぐり、多種多様なアーティストが違いを超えて文化“混流”を繰り広げる。女優の黒木華やタップダンサーの熊谷和徳、チャラン・ポ・ランタンら著名なアーティストや文化人も数多く参加している。2015年にスタートし2017年度から東京2020オリンピック・パラリンピックの公認文化オリンピアードのひとつとなっている。

ヒロインに夢中!『カルテット』

2017.07.14 Vol.694

 松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平という30代を代表する豪華キャスト4人が揃い話題を呼んだドラマ。脚本は『Mother』『最高の離婚』などを手掛けた人間ドラマの名手・坂元裕二。恋、涙、笑い、秘密、嘘が入り乱れる、ビタースウィートな大人のラブストーリー&サスペンス。俳優陣の演奏シーンはもちろん、謎めいた人間関係や物語の展開、何より坂元脚本ならではの巧みな会話劇に引き込まれる。

 ある日“偶然”出会った4人の音楽家・真紀、すずめ、諭高、司。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることに。しかし、その“偶然”には大きな秘密が隠されていた…。

販売元:TCエンタテインメント 発売中 DVD-BOX1万9000円(税別)

野田秀樹が“全部”をぶつけてきたNODA・MAP新作公演『逆鱗』

2016.01.29 Vol.659

 NODA・MAPの新作公演『逆鱗』の公開舞台稽古が28日、池袋の東京芸術劇場プレイハウスで行われた。
 本作では松たか子が7年ぶり、阿部サダヲが13年ぶりにNODA・MAP出演を果たし、前作『MIWA』から瑛太と井上真央が連続出演など豪華なキャストが話題となっている。
 物語は、かつて沈没船の窓越しに人間と交わした約束を果たすために人間のふりをして地上に現れた人魚と、海中水族館の「人魚ショー」で人魚のふりをする人間が出会い、大きく動き出す。
 チラシではタイトルの「逆鱗」の文字の一部が裏返しにされているなど、観劇前から謎が散りばめられていたのだが、舞台は見る者の予想をはるかに超える展開を見せている。
 また野田秀樹特有の言葉遊びやアナグラムが、かつての夢の遊眠社時代を思わせるような勢いで飛び出し、最近の作品で多く見られる社会問題との対峙の仕方もより強めのものとなっており、野田秀樹がまさに “全部”をぶつけてきた作品という印象だ。
 東京公演は1月29日から3月13日まで池袋の東京芸術劇場プレイハウス。その後、4月3日まで大阪、北九州でも上演される。前売り券は完売しているが、すべての公演で当日券が発売される。

今年は春から池袋『逆鱗』NODA・MAP

2016.01.11 Vol.658

 野田秀樹率いるNODA・MAPの約2年ぶりとなる新作。松たか子が7年ぶりのNODA・MAP出演、前作『MIWA』から瑛太と井上真央が連続出演など豪華なキャストが話題だが、いつにもましてなにやら深く考えさせられそうな作品となりそうだ。

 タイトルの『逆鱗』はチラシで見ると「逆」のつくりの部分や「鱗」の魚へんや米の部分を裏返しにするなど、随所に謎を散りばめ、なにやら意味ありげな表記になっている。

 物語は、かつて沈没船の窓越しに人間と交わした約束を果たすために人間のふりをして地上に現れた人魚と、海中水族館の「人魚ショー」で人魚のふりをする人間が出会い、大きく動き出す。

 タイトル表記の意味は多分この鏡合わせのような存在の2つのキャラクターに起因するものなのかもしれない。加えて、作品中に世相や政治的な出来事に対するメッセージを織り込むことの多い野田の今回のメッセージは「怒り」? それとも…と、初日の幕が開けるまでもいろいろ考えてしまう。チラシを手に取ったときから、すでに見る側の物語は始まってしまっているのかもしれない。

 前売りはいつもどおり完売だが、当日券もいつもどおり毎公演発売する。

阿部サダヲ、5人の美女を日替わりで…!?

2012.08.27 Vol.563

20120827a.jpg 映画『夢売るふたり』のヒット祈願イベントが27日、神田明神(千代田区)で行われ、出演者の松たか子、阿部サダヲ、田中麗奈、鈴木砂羽、木村多江、西川美和監督が浴衣姿で登壇した。


 松と阿部が結婚詐欺師の夫婦を演じていることにちなみ、全員で映画のヒットと縁むすびを祈願。神妙に祝詞を聞いていたかと思いきや、浴衣美女5人に囲まれた阿部は「神聖な場所で少しだけいやらしいことを考えました」とデレデレ。一方、結婚詐欺師を演じただけあって、阿部の浴衣姿も女性陣に大好評。西川監督がすかさず「すごく色っぽく見えますね。『愛のコリーダ』(阿部定事件を題材にした大島渚監督の作品)とかできるんじゃないですか」と見事なツッコミを入れ、阿部も「(名前が)阿部サダヲだけにね(笑)」と苦笑。


 そこへ記者から阿部に「誰の浴衣姿が一番?」という質問が。阿部は「そんな質問するんですか?」と焦りながらも「土日は休むとして、月曜日は...」と、日替わりで美女たちと楽しみたいという本音をポロリ。それでも「自分の得意なところで売ってないところが、やるなあと思う」という松をはじめ、女性陣からべた褒めされた阿部は「この浴衣が買い取りになるんじゃないかというくらい汗が...」と照れていた。


 またこの日、前田敦子のAKB48卒業記念公演が行われると聞いた阿部は「芸能ニュースを独占しないで、1つくらい分けてほしいですね。(映画の)客層はAKB48と被らないように思うので、今日AKB劇場に行かない人は全員に見てほしい」と対抗意識を見せつつ映画をアピールした。『夢売るふたり』は9月8日(土)より全国で公開。

 

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