市民が作る映画祭! 今年の受賞者も発表『第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM』【秋の映画祭特集2020】

東京の映画祭はコロナを越えてニューノーマルへ進化!
 新型コロナウイルスの多大な影響を受けた今年の映画界。今なお世界的に猛威を振るっている状況のなか、国内外の人々が集う国際映画祭の多くが中止や延期、縮小しての開催を余儀なくされている。そんな中でも東京の代表的映画祭が続々とリアル開催を決定。感染対策を徹底した上で、オンラインを活用しながら新たな様式での開催に挑む、この秋の映画祭に注目!
※イベント開催期日などは変更の場合あり。新型コロナウイルス感染症対策については各公式サイトを確認
最優秀作品賞『海辺の映画館―キネマの玉手箱』 ©2020「海辺の映画館-キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
 市民がつくる映画ファンの祭典「第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM」。2009年からは、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考する「TAMA映画賞」を実施しており、今年も本年度の映画界を盛り上げた作品およびスタッフ・キャストが表彰。8日に発表された第12回TAMA映画賞では、本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰される最優秀作品賞は、大林宣彦監督作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』、岩井俊二監督作『ラストレター』の各監督およびスタッフ・キャスト一同に贈られた。他、最優秀男優賞に福山雅治、濱田岳。最優秀女優賞に水川あさみ、長澤まさみ。TAMA映画賞授賞式は11月29日に開催される。
最優秀作品賞『ラストレター』 
©︎2020「ラストレター」製作委員会
『第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM』
【開催予定期間】11月21日(土)~11月29日(日)
【会場】どりーむホール(府中の森芸術劇場)ほか
【URL】https://www.tamaeiga.org/
【チケット】チケットは前売発売のみ。11月1日よりパスマーケットにて開始予定