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前ライト級王者・林健太がスーパー・ライト級に階級を上げヴィトー・トファネリと対戦【5・23 K-1】

2021.04.20 Vol.Web Original

前戦でゴンナパーに敗れ王座陥落

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区総合体育館)の第2弾カード発表会見が4月19日、東京都内で開催された。

 前K-1ライト級王者の林健太(FLYSKY GYM)がスーパー・ライト級のスーパーファイトでヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)と対戦する。

 林は、昨年12月の両国大会で王座をかけてゴンナパー・ウィラサクレックと対戦。判定で敗れ王座から陥落した。

 林は階級アップの理由として「一番は減量。やっぱりライト級だと少し厳しいと思ったので、階級を上げようかなというのは思っていた。ライト級だったら少し減量がきついけど、スーパー・ライト級だったら、体が少し小さいかなという不安もあったが、トレーナーと話し合って今年に入ってからフィジカルも徹底してやってきた。今はスーパー・ライト級で戦える万全な身体になってきていると思うので、しっかり攻撃力を見せてKOで倒せると思う」と語り、スーパー・ライト級での戦いには不安はないよう。

ゴンナパーが今後の防衛ロード語る「2~3回防衛するのは確か」【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

2本のベルトを両肩にかけて登場

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の一夜明け会見が12月14日、東京都内で開催された。

 メインで行われたライト級タイトルマッチで王者・林健太(FLYSKY GYM)を破り、悲願のK-1王座を獲得したゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が出席した。

 ゴンナパーは前日に獲得したK-1のベルトとかねてから保持していたKrushのベルトの2本を両肩にかけて会見場に現れた。

 ゴンナパーは前日の林戦について「パンチと蹴りを両方使えるという意味で、自分は林より上回っていたと思う」と勝因を語った。林にはこれで2連勝となったが「これからも林は同じ階級にいるので、今後も対戦するチャンスがないということは決してないと思う。自分としてもK-1ルールでの技術を向上して、さらに強くなって、もし機会があれば林と対戦することもありえると思う」と林との再戦についての可能性にも言及した。

 これまでKrushの王者はK-1の王座を獲得すると多くの選手がKrush王座を返上していたのだが、ゴンナパーは「もしKrushのベルトを返上ということになったら返上すると思う」と話したものの「返上しなくてもいいのなら、年に6~7試合して両方の王座を防衛していくのも大丈夫」とK-1ジャパングループのライト級の絶対王者として君臨する意欲を見せた。

朝久泰央「当たらなければ子供のパンチと一緒」とヘビー級狩りに本気【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

改めて王者ゴンナパーとのタイトル戦をアピール

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の一夜明け会見が12月14日、東京都内で開催された。

 ライト級のスーパーファイトで蓮實光(パラエストラ栃木)をKOで下した朝久泰央(朝久道場)は改めて、同級王座への挑戦と階級差を越えた戦いの実現をアピールした。

 朝久は蓮實戦について「意識を栃木までぶっ飛ばすくらいの気持ちだった。本当は体ごとぶっ飛ばすつもりだったが、(蓮實は)倒れそうな攻撃を食らわせても全然倒れてくれなかった。最後まで一発でひっくり返されそうな強さを感じた」と振り返った。

 メインで行われたライト級タイトルマッチ、王者・林健太(FLYSKY GYM)vsゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)について「ネットとか、いろいろなところで情報を目にすると思うが、林チャンピオンの強さは戦った自分やゴンナパー選手はよく分かると思うが、一般的には分かりにくいと思う。あれだけのパワーを身につけるだけでも、どれだけの練習をしてきたかも分かる。林チャンピオンが持っていたからこそのK-1のベルトの輝きだったと思う。そんな林チャンピオンを僅差ながらも上回ったゴンナパー選手の強さを感じた試合だった。次にこのベルトを獲るのは俺だなという気持ちになった」と両者へのリスペクトの気持ちを見せた。

ゴンナパーが林健太を破り悲願の王座獲得。「天国の父の供養にもなりました」【K-1】

2020.12.14 Vol.Web Original

林は王座陥落。そしてリベンジにも失敗

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)のメインで行われた「K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ」で挑戦者のゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が判定で王者・林健太(FLYSKY GYM)を破り、悲願のK-1王座を獲得した。

 林は初防衛はならなかった。

 2人は2017年にKrushで対戦し、ゴンナパーが1RでKO勝ちを収めており、林にとってはリベンジマッチでもあった。

 試合は1Rからゴンナパーの左ミドル、左ローと林のパンチの攻防となる。林は左ミドルを警戒し、左に回りパンチを放っていく。ローに右ストレートを合わされてもゴンナパーはローを蹴り続け、林の左足は1Rから赤くはれる。

 林が右ストレートを放てば、ゴンナパーは左ストレート。林のパンチにゴンナパーが左フックを合わせる。林がコーナーに詰めてパンチの連打からヒザを当てる。そしてボディーブローでゴンナパーを追い込んでいく。

挑戦者の上から目線に王者・林健太カチン。「3年前の逆バージョンで仕留めたい」【K-1】

2020.12.12 Vol.Web Original

約3年ぶりの再戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の前日計量が12月12日、都内で開催された。

 メインで行われるK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチで対戦する王者・林健太(FLYSKY GYM)と挑戦者のゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は2017年にKrushで対戦し、ゴンナパーが1RでKO勝ちを収めている。ゴンナパーは翌年、佐々木大蔵を破りKrush王座を獲得。その年末の新生K-1初の大阪大会で行われた「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」に優勝候補の筆頭として出場したものの、1回戦で篠原悠人にまさかの1RKO負けを喫した。

 そのトーナメントで優勝したのが林。そして林は翌年の「K’FESTA.2」で時の王者・卜部功也に延長の末、判定勝利を収め悲願のK-1王座を獲得した。

 今年9月の大阪大会で一度は再戦が組まれたものの、林のケガで流れてしまい、今回はついに約3年ぶりの対戦が実現した。

林健太が因縁のゴンナパーとついに王座戦【9・22 K-1大阪】

2020.07.17 Vol.Web Original

3年前に敗れた相手とリベンジ&防衛戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カード発表会見が7月17日、東京都内で開催された。

 K-1 WORLD GP ライト級王者の林健太(FLYSKY GYM)がKrushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)を相手に初防衛戦に臨む。

 2人は2017年にKrushで対戦し、ゴンナパーがKO勝ち。林は2018年12月のK-1大阪大会で行われた「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」でゴンナパーへのリベンジを狙ったが、ゴンナパーがまさかの1回戦敗退。林は優勝し、翌年、卜部功也を破り王座を獲得。その後も強敵をなぎ倒してきたもののゴンナパーとの再戦はタイミングが合わず実現せず、王者として一つの「気がかり」が残ったままだった。

 ゴンナパーもトーナメント後にタイでの家庭の事情でしばらく日本を離れるなどした時期があったため、2019年は「K’FESTA.2」以降、試合はせず、今年1月に横山巧相手の防衛戦で復帰。6月にはトーナメントで敗れた篠原悠人にもリベンジを果たしたうえで2連続防衛を果たし、今回の林への挑戦にこぎつけた。

 対戦にあたりゴンナパーは「まずはK-1に戻ってくれてうれしい。新たなスタートという気持ちで心も体も準備万端で行く」「9月にあのベルトが誰の物か分かると思う。ベルトを獲ればこの階級で自分が一番ということを証明できる」「自分の中の目標として、このベルトをずっとほしいと思っていた」

ゴンナパーが「この階級でナンバーワンが誰か決めましょう」とK-1王者・林健太に宣戦布告【Krush.113】

2020.06.29 Vol.Web Original

9・22 K-1大阪大会での対戦をアピール

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)のメインで行われたライト級タイトルマッチで3度目の防衛を果たしたゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が6月29日、一夜明け会見で改めてK-1ライト級王者・林健太への挑戦をアピールした。

 ゴンナパーは会見で今後の目標を問われると「次はこの階級でのK-1のベルトに挑戦したい。9月にぜひリングで会いましょう。この階級でナンバーワンが誰か決めましょう。しっかり準備してきてほしい」と9月22日のK-1大阪大会での対戦を林に呼びかけた。そして「自分の体と技術に自信を持っているので勝てると思っている。これから技術も向上すると思っているので負けるとは思っていない」と自信を見せた。

 前日は2018年12月に1R25秒でKO負けを喫した篠原悠人へのリベンジも果たした。試合については「昨日は自分のやりたいことができたのかなと思う。防衛できて良かった。今後も技術的に向上できればと思っている。昨日はできるだけ攻撃を多く出そうと思っていた。体調も良かった。対策がうまくはまったのかなと思う」「相手のパンチを警戒していたので、それに対するガードを練習してきた。あとは左ミドルを強く蹴ることを意識していた」などと振り返った。また試合中、いつになく右のガードを高く保っていたことについては「相手のパンチを警戒していたので下ろしたくなかった」と語った。

3度目の防衛果たしたゴンナパーがK-1王者・林健太に挑戦アピール【6・28 Krush.113】

2020.06.29 Vol.Web Original

篠原悠人に判定勝ち。1年半ぶりのリベンジにも成功

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)のメインで行われたライト級タイトルマッチで王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が挑戦者・篠原悠人(DURGA)を破り、3度目の防衛に成功した。

 2人は2018年12月に行われたK-1大阪大会で対戦し、篠原が1R25秒でKO勝ちを収めており、ゴンナパーは1年半ぶりのリベンジも果たした。

 試合は1Rからゴンナパーがプレッシャーをかけ得意の左ミドルを放っていく。篠原はそれに左ストレートを合わせていくが、ゴンナパーは下がらず前へ。篠原は右の三日月蹴り、踏み込んではボディーを交えた多彩なパンチのコンビネーションを見せるが決定打を放つことはできない。

 試合後、篠原が「1R目からもらい続けたらやばいなと思いながら戦っていた」と振り返ったゴンナパーの左ミドルはことのほか強烈。ガードする右腕に徐々にダメージがたまってしまい篠原のパンチの威力は半減。

武尊の対戦相手らが新型コロナの影響で来日不可能に【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.19 Vol.Web Original

武尊はタイのペッダム・ペットギャットペットと対戦

 K-1の年間最大のイベント「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」に緊急事態が発生した。

 出場予定だったアダム・ブアフフ(モロッコ)、キム・フォーク(スウェーデン)、ニコラス・ラーセン(デンマーク)の3選手が折からの新型コロナウイルスによる影響などで来日不可能となり、欠場することとなった。

 ブアフフはメインで武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とK-1とISKAのダブルタイトルマッチを行う予定だったのだが、この欠場に伴いタイトル戦は消滅。

 武尊はペッダム・ペットギャットペット(タイ/ペットギャットペットジム)とスーパーファイトで対戦することとなった。

 ペッダムは24歳にして140戦92勝(15KO)46敗2分の戦績を誇る。ムエタイのテレビマッチで活躍し、BBTVスタジアム認定フェザー級王座に就いた強豪。攻撃的なファイトスタイルと負けを恐れず前に出る気持ちの強さが売りのファイトスタイルで武尊との一戦は激しい打ち合いが予想される。

 武尊は今回のカード変更にあたり「対戦相手が変わったことは残念で、何よりタイトルマッチがなくなったことが悲しいですが、こういう状況もプラスに変えていけるように、今回の相手に集中して必ず勝って次に繋げます。みんなにパワーを与えられる試合を見せるので応援よろしくお願いします」とK-1を通じてコメントした。

 対するペッダムは「初めてK-1に出場して、チャンピオンのタケルと試合することを嬉しく思っている。もともと3月に予定されていた試合が流れてしまったので、どこでも誰でもいいから、試合がしたかった。タケルの映像を少し見たけど、パンチと気持ちが強そうだから、打ち合ってみようと思っている」とコメントした。

篠原悠人がゴンナパーの王座に挑戦。「KOで勝ってK-1王者に挑戦したい」【4・25 Krush.113】

2020.02.14 Vol.Web Original

一昨年12月に篠原が1RKO勝ち

「Krush.113」(4月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が2月14日、都内で開催された。

 1月大会で2度目の防衛戦を行ったライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレックが篠原悠人を相手に早くも3度目の防衛戦に臨むこととなった。

 2人は一昨年12月の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」1回戦で対戦し、篠原が1RKO勝ちを収めている。

 ゴンナパーは身内の不幸があり、一時、タイに戻っていたため1年ほどのブランクがあったのだが、今年1月に横山巧を相手に2度目の防衛を果たし、復活。今回はリベンジとベルト防衛のかかった一戦となる。

 一方、篠原は元Krushスーパー・ライト級王者で2階級制覇のかかった試合となる。

 篠原は「一昨年のトーナメントでゴンナパー選手とやったが、再戦はすると思っていた。ついに来たかという感じ。再戦だが、僕は初対戦のつもりで挑みたい。今のK-1ではゴンナパー選手にKOで勝つことがタイトルマッチへ向け一番のアピールになると思うので、しっかりKOで勝ってKrush王者としてK-1のベルトに挑みたい」。

林健太が卜部功也の敵討ち。中国のジュー・シュアイと対戦【3・22 K-1】

2020.02.02 Vol.Web Original

ゴンナパーの「逃げてる」発言に猛反論

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3弾カード発表会見が2月2日、都内で開催され、参戦が発表されていた武居由樹、江川優生、林健太の3王者のカードが発表された。

 ライト級王者の林健太は昨年、前王者・卜部功也にKO勝ちした中国のジュー・シュアイと対戦する。

 林は「“あのパーフェクトな功也君に勝って世界チャンピオンになった健太はすごいな”といろいろな人に言われたが、功也君がKOで負けてしまって3月の戦いが少しかすんでしまっているのではと思われているのが悔しかった。後輩としても功也君がKOで負けたのが悔しかった。“絶対に俺がやり返したろ”と思っていたので対戦が決まって楽しみ」と話した。

 相手の印象については「拳が硬そう。パンチがメインの戦い方だったので、僕とやれば打ち合いになると思うので楽しみ」とし、その対策として現在、ボクシングジムでジャブやステップといった基本的なことからパンチの技術を磨き直していることを明かした。このボクシング特訓を始めるきっかけについては「自分でも気持ちで殴っているだけで、基礎がなっていないというのは薄々気づいていたが、それに気づいてくれた方がジムを紹介してくださった」というのも林らしいといえば林らしい。

 そして「相手は気持ちが強そう。僕もパンチは上手ではないが、パンチが硬そうとか気持ちが強いと言われているので長所は全く同じだと思う」などと続けた。

 林は一昨年の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」に優勝し、年明けのK’FESTA.2で功也を破り、王座に就いた。しかしその前には現Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックに敗れており、そのリベンジについては折に触れて口にしてきた。

 そのゴンナパーは身内に不幸があった関係でしばらくタイに戻り、リングから離れていたのだが、Krushの1月大会で横山巧相手に王座を防衛し、復活を果たした。しかし一夜明け会見で「林が逃げている」と発言。この日の林の発言に注目が集まっていた。

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