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シソンヌじろうが飲食店にアドバイス「僕は雑に扱ってくれるところのほうが行く。芸能人は普通に接しておくと常連になってくれると思う」

2025.10.08 Vol.Web Original

 お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍とじろうが10月8日、東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷で行われた「角ハイボール presents『はじめてなのに、常連さん。Bar kiiro』オープニングイベント」にゲストとして出演した。

「Bar kiiro(きいろ)」は「角瓶」のCMの舞台となっているバーの名で、今回はそれをイメージした造りの期間限定ポップアップバーを東京ミッドタウン日比谷のアトリウムに設置。この日は長谷川がバーテンダー、じろうは角瓶のCMに出演中の俳優の染谷将太とともに常連客としてトークを展開した。

 じろうは「バーの常連」について「そこでしか会わない人たちなのにすごく楽しそうに喋って、お店を出たら他人のように帰って行く人たち。あの感じ、憧れますよね。全くお互いの素性を知らないけど楽しく飲んでいる」、染谷は「バーテンの方とお話ししていたり、常連さん同士でお話ししていたり。阿吽の呼吸じゃないですけど、そこの世界が広がっているみたいな、そういう印象。面白いバーテンさんのところには面白いお客さんが集まりそう」などとそれぞれの「常連観」を語った。

シソンヌ長谷川が常連になりたいお店は「店主は寡黙で女将さんがうまくつないでくれるお店」。よく行くとんかつ屋を挙げて「皆さん帰りに寄って」

2025.10.08 Vol.Web Original

 お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍とじろうが10月8日、東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷で行われた「角ハイボール presents『はじめてなのに、常連さん。Bar kiiro』オープニングイベント」にゲストとして出演した。

「Bar kiiro(きいろ)」は「角瓶」のCMの舞台となっているバー。長谷川はバーテンダー、じろうと角瓶のCMに出演中の俳優の染谷将太が常連客としてトークを展開した。

 この日のイベントについて染谷は「お店に行ってシソンヌさんのお二人とお話できる、そんな贅沢な時間ってないですよね。自分にとってご褒美みたいな時間でした」、長谷川は「常連さんの疑似体験ができるというのはありそうでなかったので面白いと思った。常連さんになりたいんだけど引っ込み事案の方とかいると思うので、ちょっとした打ち込みじゃないですけど、ここで練習していろいろなところの常連さんになる、そんなきっかけになればいいなと思いました」と振り返った。

 一方、じろうは「司会の方の“常連さんになりきってちょっとやってみてください”っていうフリに対して、もっと何かできたんじゃないかと。家に帰って反省として15分のバーのコントを書いてみようと思います」と反省。

山田裕貴の“ほめ待ち顔”に伊藤沙莉大笑い 寛一郎は「膀胱が…」と“爆破予告”! 映画『爆弾』爆笑プレミア

2025.10.02 Vol.web original

 

 映画『爆弾』(10月31日公開)のジャパンプレミアが2日、都内にて行われ、俳優の山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太らキャスト陣と永井聡監督が登壇。寛一郎による思わぬ“爆弾予告”に一同が爆笑トークを繰り広げた。

 呉勝浩による同名ベストセラー小説を映画化。爆弾の存在を“予知”した謎の男と、爆弾の行方を追う警察の攻防を描く。

 レッドカーペットイベントに駆け付けた200人以上のファンの熱気にキャストたちも大感激。

 鋭い推理力で犯人が仕掛ける謎解きに挑む主人公の刑事・類家を演じる山田は「率直に面白いものができた。自信を持ってお届けできる」と胸を張り、伊藤も「今日も取材で“面白いに尽きる”という言葉が飛び交っていて。出ている人間がこんなに面白いと言えるのも幸せなこと」。その中で、寛一郎は豪華なプレミアイベントに「こんなに長いレッドカーペットだと思わなくて…僕の膀胱が“爆発”しそうです」と明かし会場の笑いを誘った。

 山田が演じるキレ者の刑事と佐藤二朗演じる謎の容疑者が取調室で繰り広げる攻防と、伊藤と坂東龍汰が演じる警察コンビが爆弾を探し東京中を奔走するシーンが、リアルタイムで描かれていく緊迫感も見どころ。

 山田と佐藤が伊藤と坂東のバディ感をたたえた後、今度は山田と佐藤の攻防戦について聞かれた伊藤が「本当に目が離せない…」と話し始めたが突然、吹き出して「山田さんが自分のこと言ってもらえるのか緊張している顔している…(笑)」と大爆笑。“ほめ言葉待ち”の表情をしていた山田に佐藤が「顔に出過ぎなのよ」とツッコみ、山田は「言われたらうれしいんで…」。

 話を続けようとして笑いが止まらない伊藤。佐藤が「寛一郎くんの膀胱が…」とせかし、寛一郎は「まだもうちょっと大丈夫です」。話題がそれたまま次のトークに映りそうな展開に、しびれを切らした山田が「ちょっと待って、ほめる時間は…?」と催促し、会場はさらなる笑いに包まれていた。

 この日の登壇者は山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎、佐藤二朗、永井聡監督。

染谷将太と銀杏・峯田和伸「顔が似ているって言われた」 故・青山真治監督からのオファーで兄弟役

2025.03.21 Vol.web original

 

 映画『BAUS 映画から船出した映画館』の初日舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の染谷将太、峯田和伸(銀杏BOYZ)、夏帆と甫木元空監督が登壇。初共演で兄弟役を演じた染谷と峯田が撮影を振り返った。

 本⽥拓夫による「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ⼦映画館三代記」を原作に、2022年3⽉に逝去した青山真治監督が温めていた脚本を、甫木元監督が引き継いで映画化。吉祥寺に実在した老舗ミニシアターをモデルにした物語。

 青森から上京し、吉祥寺初の映画館“井の頭会館”で働く兄弟を演じた染谷と峯田。

 兄ハジメ役の峯⽥が「実は以前にマネージャーとかから“峯⽥って染谷くんに顔が似てるよね”と言われたことがあったんです。なので兄弟役ということで、おおって思いました」と明かすと、弟サネオ役の染谷も「似てますよね」と同意。夏帆も「素敵な兄弟ですよね!」。

 さらに峯⽥は「僕は活弁⼠の役で。撮影前から練習したんですけど難しくて。最初は適当でもいいかなと思ったんですけど…」と笑いを誘いつつ、活弁シーンの撮影当日が「大雪で。他の役者の皆さんは暖をとっていたんですが、僕はすみっこで1人、練習していたんです。頑張れ、峯田!と思いながら。そしたら染谷くんが“峯さん、良かったら皆で。温かいところへ…”って。本当に、そういうところだな、と」と染谷の気遣いに感謝。

 青山監督が企画していた段階からキャスト候補となっていたという峯田と染谷。奇しくも青山監督の命日となった公開初日に、一同は青山監督や映画館への熱い思いを語り合っていた。

染谷将太、青山真治監督の命日に遺志継ぐ主演映画初日「夜中に電話かかってくるんじゃ」

2025.03.21 Vol.web original

 

 映画『BAUS 映画から船出した映画館』の初日舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の染谷将太、峯田和伸(銀杏BOYZ)、夏帆と甫木元空監督が登壇。主演の染谷が、もともと同作を企画していた故・青山真治監督への思いを語った。

 本⽥拓夫による「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ⼦映画館三代記」を原作に、2022年3⽉に逝去した青山真治監督が温めていた脚本を、甫木元監督が引き継いで映画化。吉祥寺に実在した老舗ミニシアターをモデルにした物語。

 青森から上京し、吉祥寺初の映画館“井の頭会館”で働く兄弟を演じた染谷と峯田。

 弟・サネオを演じた染谷は、本作のオファーに「ドキッとしました。青山監督が企画していたということも初めて知りましたし、吉祥寺バウスシアターは自分も10代のころからお世話になっていた劇場だったので」と青山監督やバウスシアターとの縁を振り返り、しみじみ。

 公開初日を迎えたこの日、3月21日は奇しくも青山監督の命日。青山監督作『東京公演』(2011)にも出演した染谷は「もともとは雲の上の存在だった青山監督でしたが、一緒にお仕事をさせていただいてから、お声がけしていただけるようになって。いつも会うとニコニコ、ニャムニャム話してくれて(笑)。人としても大好きな方」と振り返り「この作品とも通じるというか、いなくなってもいるような。夜中に急に、ベロンベロンの青山さんから電話がかかってくるんじゃないかという気持ちが続いています」としのんだ。

 兄ハジメ役の峯⽥も「僕は青山監督とお会いすることができなくて。オファーを頂いて、やりますと言ってしばらくして亡くなってしまって、ああ…と思っていたところ、甫木元監督が僕がやるとおっしゃって…」と感無量。

 甫木元監督も「バウスシアターはもう存在していませんが、行ったことが無かった方も本作を見てバウスが持っていた意思を感じたり、地元の映画館を思っていただければ。青山さんは企画書の一番最後に“世界中の友人たちに語り掛けるようにこの映画を作りたい”と書いていました。見ていただいて、誰かに語りたくなる映画になればうれしいです」と思いを語っていた。

「べらぼう」歌麿役・染谷将太が写楽の浮世絵ぬいぐるみを抱っこ

2025.01.27 Vol.web original

 

 俳優の染谷将太が27日、東京国立博物館の春の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」の報道発表会に登壇。江戸の出版の世界に思いをはせた。

 江戸時代の傑出した出版業者である蔦重こと蔦屋重三郎(1750~97)の活動を通して、天明、寛政期を中心に江戸の多彩な文化を紹介する展覧会。 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)のセットの展示や、主演・横浜流星による音声ガイドなども見どころ。

 現在放送中のドラマ「べらぼう」で喜多川歌麿役を演じる染谷。歌麿の実物浮世絵も鑑賞したといい「実際に初めて生で見て、本当にいたんだと身近に感じられました。遠い世界だったのに地続きというか、現代につながっているんだということを感じ感動しました」。

 蔦屋重三郎の印象は「人間力があってエネルギーにあふれた人」という染谷。一方、自身が演じる歌麿の印象は「人の痛みが分かる人なんじゃないかなと想像してます。人の気持ちと同調できるから、ああいう作品が作れるんじゃないかと。悲しみや悩みを抱えている人がモデルとして目の前にいたら、同じ感情を抱きながら筆を手にしていたんじゃないか、と。だからこそ内側からにじみ出る美を表現できた方なのかなと思います」と、繊細な美人画の数々を手がけた名絵師に思いをはせた。

 4月の展覧会に向け「江戸の絵や本という遠い世界に感じられていたものがきっと身近に感じられると思います。その文化は今も確実につながっている。自分も役者として表現ごとをしている中で、地続きに感じられると思うので自分もそれを楽しみたいと思います」と期待。

 最後は、展覧会オリジナルグッズとして作られた、東洲斎写楽の代表的な浮世絵「三代目大谷鬼次の江戸兵衛 」のぬいぐるみを手に思わず笑顔になっていた。

 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」は4月22日から6月15日まで上野・東京国立博物館にて開催。

勝地涼、岩田剛典のアクスタにぼやき「エゴサしちゃうから傷ついてる」クリスマスの夜に「猫しかいない」

2024.12.25 Vol.web original

 

 公開中の映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』の舞台挨拶が25日、都内にて行われ、主演の松山ケンイチ、染谷将太と福田雄一監督が登壇。イベント中に松山がかけた電話に1コールで出た勝地涼が「今、風邪で寝込んでる」とネガティブ全開のトークで笑いを誘った。

<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く、中村光による同名大ヒットコミックの実写映画化。

 25日、クリスマスの夜に満員の客席に3人も大感激。プレゼント抽選会などで盛り上がっていた一同だが、ふいに松山が共演者の声が聞きたいと言い、豪華な共演者の中からヨハネ役の神木隆之介、十一面観音役の仲野太賀に電話をかけるもつながらず。

「クリスマスだからね」とあきらめかけていた松山と染谷だが、福田監督が「爪痕を残せなかったと言ってる勝地涼にチャンスを」と言い、帝釈天役の勝地に電話。すると勝地が1コールで電話に出て会場も爆笑。

 松山から「今何してる?」と聞かれると勝地は「クリスマスなんですけど、風邪ひいて家で寝込んでる。さみしいのよ」とぼやき始め「皆さんに伝えたいことがあって。今回、それぞれのキャラでアクスタ(アクリルスタンド)を作ったじゃないですか。Xで“勝地涼のを譲るので岩ちゃん(岩田剛典)ください”って、譲られてばかりなんだけど。“岩ちゃん欲しいと思ったら勝地だった”って。エゴサしちゃうから傷ついてる」。

 さらに「でもランダムじゃなくて選んで買えるとしたら勝地のが余っちゃうから」と、どんどんネガティブになっていく勝地に松山も苦笑し「1月1日、ドリフのコントやるよね」と勝地が出演する正月番組の話題をふり「メッチャ楽しみ!」

 勝地は「そっち楽しそうだな。猫しかいないよオレの近くには」と嘆いていたが、福田監督が「今日、ウケたからネットニュースになりますよ」と元気づけると「なります?」と声が一気に明るくなり観客を大笑いさせていた。

『聖☆おにいさん』劇中使用の仏像当選に観客困惑 松山ケンイチ「バッグとかかけられます」

2024.12.25 Vol.web original

 

 公開中の映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』の舞台挨拶が25日、都内にて行われ、主演の松山ケンイチ、染谷将太と福田雄一監督が登壇。クリスマスらしくプレゼント抽選会を実施したものの、劇中にも登場する金色の仏像が当たった観客が困惑した。

<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く、中村光による同名大ヒットコミックの実写映画化。

 この日はイエス・キリストの生誕を祝う日として古くから親しまれるクリスマス。福田監督から「染谷家はあれやるの? ツリーの下にプレゼントとか置いて次の日の朝に“あれ!?”ってやつやるの?」と聞かれると、妻で俳優の菊地凛子と2児を子育て中の染谷は「しゅくしゅくと。飲み物とクッキーとみかんを置いて。次の日の朝に無くなっていて、プレゼントが置いてある」。

 一方、妻で俳優の小雪と3児を子育て中の松山が「うちは疑い始めてるから、信じてる人の前にしか来ないよって言うと、メッチャ信じてるよ!って言う」と苦笑すると、染谷も「うちもそう。分かります」。そこに福田監督が「うちはギリギリまで小芝居をやりましたよ」と言うと、染谷が「大丈夫ですか、今日小さいお子さんも…」と言い、松山が「信じない人には来ませんからね!」と呼びかけ観客も大笑い。

 この日はクリスマス企画ということで観客参加の福引抽選会を実施。松山の「イエス賞」は「マジ神」Tシャツ、染谷の「ブッダ賞」は「みんな好き」Tシャツと、2人の直筆Tシャツに当選者も大喜び。ところが福田監督の「特賞」はなんと実際に撮影で使用した、イエスとブッダの部屋にある2メートル近い金色の仏像。自力で持ち帰るか、どうしても不要なら豪華映画グッズと引き換えという悪魔の選択に、当選者も「ちょっと考えます」と困惑しきり。

 松山は「バッグとか帽子をかけられますよ。もし持ち帰られたら、どこに置いたのかあとで写真を送ってほしい」とねだり笑いを誘っていた。

福田雄一監督、映画『聖☆おにいさん』賀来賢人や岩田剛典ら欠席キャストをイジる「基本、自分が目立てばいいと…」

2024.12.12 Vol.web original

 

 映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』 (12月20日公開)のワールドプレミアが12日、都内にて行われ、主演の松山ケンイチ、染谷将太、福田雄一監督が登壇。福田監督が豪華キャスト陣の怪演っぷりを振り返った。

<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く、中村光による同名大ヒットコミックの実写映画化、

 イエス役の松山ケンイチとブッダ役の染谷将太、福田監督に続いて、豪華キャストが登場…と思いきや、ルシファー役の藤原竜也、梵天役の賀来賢人らのキャラクターパネルが運び込まれ、松山と染谷も「今日、全員そろうって聞いてたけど…」。

 福田監督は「窪田(正孝)くんは連ドラかな。岩ちゃん(岩田剛典)は東京ドームか。(賀来)賢人は…ずる休みだな。(佐藤)二朗も」と決めつけつつ「売れっ子ばかりだな」と改めてキャスティングに感嘆したが、松山と染谷はイエスとブッダのキャラパネルを自ら運ぶことになり「来なくてよかったんじゃ…」「主役だよ?」とぼやき、会場も大笑い。

 本作は、劇場映画化のために原作者・中村氏が描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化。福田監督が「後半30分は僕のオリジナル。かなり変わるのでそこも楽しんでもらえたら」と言うと、2人も福田ワールドで繰り広げられる豪華俳優たちの「これまで見せたことのない」芝居に感嘆。

 完成作をこの日、初めて見るという松山が「勝地涼くんが“皆、すごい爪痕を残しているのに自分は残せなかった”と言っていたじゃないですか。メチャクチャ面白くて天才だと思える人が、何も残せなかったとなぜ言ってるのか確認したい」と言うと、福田監督が「賀来賢人と岩ちゃん(岩田剛典)に押されちゃったんだね。賀来賢人って役者は基本、自分が目立てばいいと思ってるから。“和”を重んじない。岩ちゃんも基本、他の人との和を考えてなかった」「藤原竜也の芝居がすごい。蜷川幸雄に育てられた人ってこんな感じかのか、と」といじりながらも個性派俳優たちの“爪痕”を絶賛していた。

松山ケンイチ、藤原竜也のパネルをなぎ倒す 染谷将太「デスノートの2人(笑)」

2024.12.12 Vol.web original

 

 映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』 (12月20日公開)のワールドプレミアが12日、都内にて行われ、主演の松山ケンイチ、染谷将太、福田雄一監督が登壇。松山と染谷の“大暴走”に客席が爆笑に包まれた。

<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く、中村光による同名大ヒットコミックの実写映画化、

 イエス役の松山ケンイチとブッダ役の染谷将太、福田監督に続いて、豪華キャストが登場…と思いきや、ルシファー役の藤原竜也、梵天役の賀来賢人らのキャラクターパネルが運び込まれ、松山と染谷も「今日、全員そろうって聞いてたけど…」と首をかしげつつ、「タキシード着てきたのに並ぶと負けちゃう」とクセの強すぎる神々パネルに苦笑。

 豪華な共演陣の怪演も大きな見どころ。松山が藤原のパネルを、自身が演じたイエスのパネルと並べると、染谷が「『デスノート』の2人(笑)。月(ライト)ってこんな感じだったもんね」、松山も「Lも…言われてみれば似てるな」。

 最後は松山が藤原のパネルを横倒しにしたり、自分たちのパネルを振り回して他のパネルをなぎ倒したりと、会場も“イエスとブッダ”の暴走に大爆笑。最後に染谷は「ただただ笑ってほしい」、松山も「笑って笑って何も残らない映画。大変だったことも消えてくれれば」とアピールしていた。

米倉涼子「一徳さんと全国回ります!」『劇場版ドクターX』全国ツアーを発表

2024.12.06 Vol.web original

 

『劇場版ドクターX』の初日舞台挨拶が6日、都内にて行われ主演の米倉涼子はじめ豪華キャスト9名と田村直己監督が登壇。米倉が本作の全国宣伝ツアーを発表した。

 2012年10月より7シリーズに渡りテレビ朝日系列で放送されていた連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の劇場版。主演の米倉涼子演じる孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描く国民的医療ドラマの金字塔。

 12年にわたり孤高の天才外科医・大門未知子を演じてきた米倉。メインキャストが勢ぞろいするイベントはこの日が最後とあって米倉も「このメンバーがいつもは手術室で円陣になっているんです。こうやってみんなと会える日が来なくなっちゃうんだと思うと少し寂しい思いもありますが、思いを全力投球して作った映画ですので悔いはないです!たぶん(笑)」と晴れやかな表情。

 未知子の盟友・城之内博美役の内田有紀も「西田敏行さんや初期の監督方など今ここにいらっしゃらない方たち含め、米ちゃんを先頭に12年走ってきました」と10月8日に行われた完成報告会見では同作への思いを語りながらも、同17日に急逝した蛭間重勝役・西田敏行さんへの思いものぞかせ、未知子の“師匠”神原晶役の岸部一徳も「このメンバーがそろうことはもうないんですけど一人ひとりがドクターX以上の作品に出会うことを願っています」。

 海老名敬役の遠藤憲一は、一番最初に米倉と共演した大河ドラマでは「お互いにこんな壁があった。最初は取っつきにくい人かなって…」と壁の高さを示しつつ「それが今では何でも言える間柄に…」と感無量の様子で語っていたが、米倉から「こーんな壁は無かったよ」とツッコまれタジタジ。ドクターX名物の“わちゃわちゃ”展開に会場も爆笑。

 笑いもあふれた一方、改めて全員に感謝を伝えた勝村政信や、劇中のセリフ同様、米倉の存在は「誇り」と語った岸部の言葉に、米倉が目をうるませる一幕も。

 さらに新たに挑戦したいことを聞かれ「これを撮影したときも全力投球だったけど、もっと全力投球。真っ向勝負できる俳優になりたい」と答えた米倉に内田が「私も同じこと思ってる」と言い米倉とハイタッチ。内田は「私も年代を重ねても初心を忘れずにいたい。一匹狼の未知子ではないですけど、こんなに仲のいいチームにずっと浸かってはいられないですから」と、それぞれ新たな門出に意欲。

 またこの日は全国宣伝ツアーも発表。米倉は「私と一徳さん“師匠と弟子”とシークレットメンバーが各地に参ります」と宣言。「各地にそれぞれの“私、失敗しないので。”看板があるらしいので探してみてください」とアピールしていた。

 この日の登壇者は米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、岸部一徳、染谷将太、西畑大吾、遠藤憲一、田村直己監督。

『劇場版ドクターX』は公開中。

 

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