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「神楽坂夏祭り」には新宿の歴史、鼓動、生活、すべてが詰まっていた!〈徳井健太の菩薩目線 第251回〉

2025.08.20 Vol.web original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第251回目は、「神楽坂夏まつり」について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 北九州の生まれだからか、賑やかなものに惹かれるのかもしれない。うちの奥さんは、とにかくお祭りが大好きだ。「盆踊り」の文字を見るだけで、踊りたくてうずうずするらしい。

 僕は、人生の中で盆踊りというものをしたことがない。僕の家庭はいびつだったから、家族で出かけるということがなく、家族でお祭りに行くなんて夢のまた夢。上京後、お祭りに行くということはあっても、盆踊りとは無縁の45年を過ごしてきた。踊ることも嫌いだったから、自らすすんで食いつくこともない。NSCのダンスの授業も嫌いだった。

「盆踊りを踊ったことがない」。そう奥さんに伝えると、人外の何かを見るような目で驚かれた。「この世の中に盆踊りをしたことがない人なんているの?」。いやいや、結構いると思うんだけれど。

 お祭りに対する彼女の興味はすさまじい。近くのコンビニで浴衣を着ている女の子を見かけると、「どこかでお祭りでもやっているの?」と聞こうとするくらい気になるらしい。それぐらい祭りと密接に関わりたい、血が騒ぐ人なのだ。

 だけど、僕はあまり興味がない。そのはずだった。ところが、菩薩目線『有象無象が混在したあの頃の新宿、花園神社例大祭にはまだあった!』で触れたように、花園神社例大祭を見て、雷に打たれた。“モノは試し”ではないけれど、多少なりとも興味は湧き、奥さんの熱も伝播する。

 季節は夏。お盆が近づいてくる。僕は、ChatGPT先生に東京のお祭りのスケジュールを聞くと、「神楽坂で開催予定です」と返ってきた。その祭りの名を、「神楽坂夏まつり」という。

 その日、神楽坂を訪れてみると、坂の部分すべてが盆踊り会場と化していた。坂に構えるすべてのお店が路上で飲食物を販売し、神楽坂は一大フェス会場になっていた。売られているものも、さすが神楽坂というような、「トリュフサンドイッチ」だとか「アグー豚の唐揚げ」だとか、やたらとカタカナが並ぶ、TOKYOの縁日メニューが並んでいた。かと思えば、地元の自治体の人たちが50円とか100円で商品を提供していたり、新宿高校の生徒たちがボランティアをしていたり、古き良き東京の姿も混在していた。

 この夏まつりを仕切る、おそらく町内会の人であろうおじさんが、これから始まる演目について説明していると、突然、僕のほうを見た。

「あッ! テレビに出てる有名な人だ! 平成ノブシコブシの徳井健太さんがお見えになってます!」

 内心では、「放っておいてくれ」と思ったが、おそらく祭りとはトランス状態のことを指すので、あのおじさんには別人格が乗り移っていたのだと思う。きっと普段は、物静かな人なんだ。僕は愛想笑いを浮かべて、群衆へと溶けていく。みんなが、思い思いに、好き勝手に、その日だけの人格を作り出している。この日、僕は見たことのない東京を覗いた気分だった。

 中でも忘れられないのが、演歌歌手なのだろうか、歌を歌っていたおばあさまの姿だ。80歳くらいと思しきおばあさまは、クリーニング店の前で美空ひばりさんの歌を熱唱していた。歌い終わると、小気味よいトークを始めた。

「私はね、6歳くらいからこの辺で歌っているの。もともとここは布団屋だったんだけどね。そのお店もそろそろ閉店。ありがとうございました」

 一体、このおばあさまは何者なんだろう。歌手なのか、クリーニング店の店主なのか。いや、もはやそんなことはどうだっていい。どのような人生を歩まれようとも、美空ひばりさんの歌を気持ちよく歌い、大勢の人の前で、自分とともにあったお店の閉店を告げる――。そんな些細なクライマックスを用意している、「神楽坂夏まつり」という舞台が染みた。

 奥さんは踊っていた。僕はやっぱり気恥ずかしくて踊れなかった。だけど、心は踊っていた。お祭りは楽しい。そこにお祭りがあるなら、行ってみてください。眺めるだけでもいいから。きっと、いつもは気が付かないことに気が付けるから。

DJ活動45周年のDJ KOO、中野の盆踊りで「最KOO DE DANCE!」BEYOOOOONDSも合流

2025.08.03 Vol.Web Original

 DJ KOOが8月2日、「第13回中野駅前大盆踊り大会」(中野セントラルパーク・パークアベニュー/中野四季の森公園)に出演し、DJ KOO 45周年プロジェクト「DO DANCE45!」のスタートを宣言した。

 プロジェクトの第1弾となるのがプロジェクトのテーマソング「最KOO DE DANCE」で、この日配信リリースされた。DJ KOOによれば、「自分が今やっていることを最高って叫べる、ポジティブ・パワー・ソング。自分が今やってることを最高って叫べるように頑張ろうよっていう応援歌」でもあるという。

 この曲では、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「BEYOOOOONDS」とコラボ。BEYOOOOONDSもステージにサプライズで加わり、DJ KOOと一緒に同曲をパフォーマンスした。

 盆踊り大会には、小さな子どもをつれた家族の姿も多くあり、イベント前の取材で予告していたように「ジャンボリミッキー!」「Get Wild」もセットに組み入れて、会場を大いに沸かせていた。

渋谷で夏を踊れ! 「第4回 渋谷盆踊り」5日開催 

2023.08.03 Vol.Web Original

「第4回 渋谷盆踊り」が5日開催される。2019年以来、4年ぶり。渋谷109イベントスペースおよび周辺道路(道玄坂・文化村通り)を会場に、18~21時30分まで行われる。それに伴い、18時30分~22時30分まで交通規制も行われる。

「渋谷盆踊り」は、渋谷に暮らす人と訪れる人の触れ合いの場として、また日本らしい、渋谷らしい文化を楽しめる場として2017年に初開催された。

オオカミメンバー、浅草花やしきで一足早く夏気分

2022.05.26 Vol.Web Original

 

 恋愛リアリティーショー『彼とオオカミちゃんには騙されない』(ABEMA)の新井舞良、櫻井佑樹、Seanが25日、浅草花やしきで行われた「ステテコ&リラコ納涼祭 IN 浅草花やしき」に出席し、一足早く夏気分を味わった。

 3人はステテコとリラコを着用した納涼コーディネートで登場すると、仲良く輪になって、「東京音頭」など盆踊りを楽しんだ。

 イベントの前に、みんなで練習をしたそう。「小学校4年生ぶりぐらいに踊ったので、すごく楽しかったですし、しなやかさが大事なんだなと思ってちょっと盆踊り勉強しなきゃなって思いました」と、新井。 アメリカで育ったSeanは「日本のお祭り自体が初めて。すごい新しい体験で楽しかった」と、盆踊りを楽しんだようだった。

オンラインで盆踊りイベント!EXILE ÜSA‎「来年はみんなで集まって踊れますように」

2020.10.04 Vol.Web Original

「東京大盆踊り2020オンラインフェスティバル」が2日、オンラインで開催された。イベントの実行員会のとよた真帆を始め、イベントに賛同する音無美紀子、さらにEXILEの ÜSA、MATSU、MAKIDAIらも参加し、浴衣の袖やすそをひらひらとさせて盆踊りを楽しんだ。

 イベントでは「炭坑節」「東京音頭」の簡単なレクチャーのあと、みんなで輪になって盆踊り。

 後半は、 ÜSAがプロデュースしたNEO盆踊り。ねぶたや阿波踊りなども参考にしながら、 ヒップホップを盆踊りスタイルにアレンジしたもので、DANCE EARTH PARTYの楽曲『NEO ZIPANG~UTAGE』に合せて踊り、「CLAP!CLAP!( 手をたたいて!の意)」「盛り上がっていますか?」など、カメラの向こうにいるオーディエンスとコールアンドレスポンスしながら盆踊り。「踊りって心がだんだん楽しくなるね」と、MATSU。この日はもう一曲、よりヒップホップテイストが前面に出た盆踊りも。終了した時には参加した面々は軽く息が上がっていた。

 このイベントは「盆踊りでTOKYOカルチャーを世界に発信する」ことをテーマに掲げて2019年にスタート。昨年は駒沢公園で開催され約3万人が参加した。今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。開催するか否かについて迷ったというが、昨年のイベントをプロデュースしたÜSAやLDHの関係者が「盆踊りの祭りの火をなくしてはいけない。来年にばとんをつなげようと、実行委員会の背中を押してくれた」と、豊田。

 イベントの冒頭で「今年は全国でいろんな楽しい祭りが中止になってしまって残念な思いをしている方はたくさんいると思いますが、オンラインになりますが、みなさんと一緒に踊りで一つになって盛り上がっていきたい」とあいさつした ÜSA。最後には少し息を切らせつつ「みなさんが素敵な踊りを見せてくださって、全国のみなさんが踊ってくれたパワーが届いて、すごく楽しい時間を過ごせませました。来年は絶対みんなで集まれるように願っています。また一緒に踊りましょう!」と希望を込めて語り、イベントを締めくくった。

 イベントは、LDHとサイバーエージェントがタッグを組んだ映像配信サービス「CL」で配信された。

水原希子、エビアンカラーの浴衣で登場!「この夏は解放しっぱなしです」

2019.08.19 Vol.Web original

 女優の女優の水原希子が、ナチュラルミネラルウォーター「エビアン」のブランドアンバサダーに就任。19日、都内で限定ボトル発売記念イベントに出席し、艶やかな浴衣姿を披露した。

 フレンチアルプスの山々をイメージした濃紺のグラデーションに、エビアンピンクがあしらわれた浴衣で登場した水原。この日のための特注で、帯には水の滴る様子が表現されるなど、細かい工夫が施されている。今年初の浴衣だという水原は「こんなにきれいな浴衣を着せていただいて、とてもうれしいです」と笑顔を見せた。

マグロ解体ショーやオレンジジュースタワーも!伝説のホストクラブ「愛本店」でチャリティー盆踊り

2019.08.16 Vol.Web Original

 1971年創業の老舗ホストクラブ「愛本店」(新宿区歌舞伎町)にて15日、ハウスDJに合わせマグロを解体するイベント「マグロハウス×愛本店」に盆踊りを取り入れた「マグロハウス盆踊り」が行われた。

 第1部ではチャリティーイベントとして児童養護施設の子どもたちを招待。これは2018年に亡くなった「愛本店」の創設者、愛田武名誉会長が密かに行なっていた児童養護施設への支援活動の意を汲んだもの。いままでにケーキやプレゼントが贈られたことはあったが、子どもたちが「愛本店」に招かれるのは初めてだという。この日は3~18歳の30名の子どもたちが参加、一人ひとりに担当ホストがついて無料のドリンクやお菓子でもてなした。

 早速イベントのために考案されたラップ調のオリジナル曲「マグロハウス音頭」の振り付けをレクチャーし、サンプラーの太鼓音に合わせて手拍子しながら子どもも大人も全員で輪になって盆踊り。

EXILE ÜSAが新感覚の盆踊り『Tokyo Big Bon Odori Festival 2019』

2019.08.16 Vol.Web Original

「Tokyo Big Bon Odori Festival 2019(東京大盆踊り大会2019)」が8月31日と9月1日の2日間、東京・駒沢オリンピック公園で開催される。両日とも夕方から盆踊りタイムがあり、EXILE ÜSAがプロデュースする新感覚の盆踊りで楽しむ。

夏の終わりの風物詩! 六本木で盆踊り/8月24日(金)の東京イベント

2018.08.24 Vol.Web original

 今年で16回目を迎える『六本木ヒルズ盆踊り2018』が本日24日から26日まで開催。オリジナル盆踊り曲「六本人音頭」に合わせてやぐらの周りを踊ったり(25日、26日のみ)、六本木ヒルズオリジナルの芸能演目『楽劇 六本木楽』、岐阜県の郡上市と垂井町の伝統芸能の披露など、日本の祭りの醍醐味を六本木で体験できる。

六本木で盆踊り! “日本の夏”やり残してる人は急げ/8月25日(金)の東京イベント

2017.08.25 Vol.Web Original

 六本木ヒルズ恒例の夏イベントが本日25日より3日間限定で開催。六本木ヒルズアリーナでは、中央やぐらを設置し六本木ヒルズオリジナル盆踊り曲「六本人音頭」で盛り上がる。浴衣姿で参加すれば、気分もさらに盛り上がりそう。

 六本木ヒルズオリジナルの芸能演目『楽劇 六本木楽』や、日本の伝統芸能のパフォーマンスと合わせて、六本木ヒルズならではの夏の踊りを堪能しよう。

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