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窪塚洋介、松田龍平の意外な?一面を暴露「コミュ症っぽいじゃないですか、でも…」

2025.10.06 Vol.web original

 

 映画『次元を超える』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が6日、都内にて行われ、俳優の窪塚洋介、松田龍平らキャスト陣と豊田利晃監督が登壇。W主演の窪塚と松田が5年ぶりの共演を振り返った。

 豊田利晃監督が『泣き虫しょったんの奇跡』以来、7年ぶりに手がける長編フィクション。

 孤高の修行者・山中狼介役の窪塚と謎の暗殺者・新野風役の松田は、豊田監督の『破壊の日』以来、5年ぶりの共演。

 窪塚は「今回は、役者・松田龍平と対峙する楽しさを存分に味わわせてもらった」と振り返りつつ「その前から飲みの場で顔を合わせることがあって。龍平って、けっこうコミュ症っぽいじゃないですか。LINEとか聞けなさそうじゃないですか。でも聞けるんですよ」と暴露し、松田も苦笑。

 窪塚は「龍平が豊田監督と『青い春』(2001年)をやっていて俺が『ピンポン』(2002年)をやっていて。認識したころの松田龍平と対峙するというエモい現象に陥ったりしながら本当に楽しい時間を過ごさせてもらった」と感慨深げ。一方の松田は「今回、現場でお会いしたらめちゃくちゃ日焼けしてて…まさに狼介だなって」と素朴なコメントで笑いを誘った。

 危険な宗教家・阿闍梨を演じた千原ジュニアも10代から豊田監督と親交があり、本作は『ナイン・ソウルズ』(2003年)以来22年ぶりの豊田作品出演。千原が「台本を読んでもさっぱり分からなかった」と振り返ると、窪塚も「豊田版『火の鳥』。普段見られないくらいの余白を持っている映画。その余白を皆さんの創造力で埋めてもらって。何を見せられてるんだろうと思うと思うんですけど楽しんで」と笑いを交えてアピール。豊田監督も「観客を宇宙の果てまでぶっ飛ばそうと思って作りました」と胸を張っていた。

 この日の登壇者は窪塚洋介、松田龍平、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督。

松田龍平、ほら貝を買うも「吹く場所がない」

2025.10.06 Vol.web original

 

 映画『次元を超える』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が6日、都内にて行われ、俳優の窪塚洋介、松田龍平らキャスト陣と豊田利晃監督が登壇。劇中でほら貝を吹くシーンを演じた松田が実際にほら貝を買ったと明かした。

 豊田利晃監督が『泣き虫しょったんの奇跡』以来、7年ぶりに手がける長編フィクション。

 孤高の修行者・山中狼介役の窪塚が「シリーズの完結編となる作品。豊田さんがずっとSFやりたい、と言うのは聞いていて…」と壮大な完結編に感嘆。

 謎の暗殺者・新野風役の松田も「『I’M FLASH!』などで演じた役をまた演じられてうれしかったですね」。

 10代のころから豊田監督と知り合いという千原ジュニアは「今度、映画やるからちょっとだけ手伝ってと言われて、ええよ、と。台本を読んだらめちゃめちゃ(セリフを)しゃべってる。騙された」と苦笑しつつも『ナイン・ソウルズ』以来22年ぶりの豊田作品を楽しんだ様子。

 そんな千原と松田は、劇中でほら貝を吹く姿も披露。豊田監督が「2人は練習してくれて。龍平はほら貝を買ったけど、ジュニアは買うと言ってやめとくって」と、松田だけほら貝を実際に買ったと明かすと、千原が「さっき、龍平と話したらやっぱり“ほら貝、吹くところないですよ”って言ってた(笑)」とニヤリ。

 そこに豊田組の常連・渋川清彦が「監督はあれをどこにでも持って行って吹いてるよ」と言い、一同びっくり。

 ロッテルダムの映画祭では「ほら貝の音でスピーカーが吹っ飛んだ」とのこと。音響演出にも徹底してこだわった本作。この日のDolby Atmosでのプレミア試写会に豊田監督は「低音が椅子をビリビリさせるので良いマッサージになると思います」と笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は窪塚洋介、松田龍平、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、豊田利晃監督。

映画『次元を超える』が、本当に次元を超えていたことに、物申す【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.09.24 Vol.web original

 無事、真京クエストが、終わりロスというか燃え尽きを続けながら銭湯に通い続ける毎日です。ちょっとゆっくりしてから、次にする悪巧みを報告しようと思っているので、まったりと楽しみにしていて下さい。

窪塚洋介、息子・愛流と洋服シェアの過去「僕の服を着てどっか行って汚して帰ってきたり」

2025.09.17 Vol.Web Original

 俳優の窪塚洋介が9月17日、東京・銀座の「バーニーズニューヨーク 銀座本店」で行われたリニューアル記念イベントに登壇した。

 ブラックのムートンコートを主役に、存在感のあるゴールドのチェーンネックレスを合わせた窪塚。

 コーディネートのポイントを「やっぱりムートンのコート。さっきバーニーズの方に “ワルそうに見えるけど品質はいい” と言われて “そんなにワルくないですよ” と返したけど、品質は極上の上品なアイテムにアクセサリーでワルっぽさを演出した」といい「俺はワルっぽくならないんですけど。真面目に生きてきたのがにじみ出ちゃうので」などとうそぶいた。

 同店に新設されたギフトコーナーにちなんで、10月3日に誕生日を迎える息子の窪塚愛流について聞かれると「何で知ってるんですか? もしかして情報機関の人?」と訝しみ「僕自身が欲しいアイテムがここまでに100個くらいあったので、息子に贈るくらいなら自分で着ようかな、買おうかなと思う。ネクタイ、アクセサリー、下着……欲しいものがたくさんありました」と吐露。

 愛流とは洋服をシェアしていたこともあるといい「今は別に住んでるんですけど、一緒に住んでた頃は僕の服を着てどっかに行って、新幹線とかで下に座り込んで汚して帰ってきたりしたことがよくあった」と父親の顔を見せた。

 新店舗の印象をリニューアルのコンセプトになぞらえ「ワクワクしますよね。伝統と……」と言いかけて司会者の「革新」という言葉を継いで「伝統と革新というバーニーズニューヨークの……」と語ると、実際のコンセプトは「記憶と想像でした」と訂正され「全然違う! 乗せられてるじゃん、俺」とノリツッコミ。

 気を取り直して「でも本当にワクワクして。もうちょっと見たらもっと欲しいものがいっぱい出てきそう。物欲がなかったはずなんですけど、今日は出てきちゃってますね」とアピールした。

森七菜 ダイヤモンド・プリンセス号クルー役に「ピンチを乗り越えた人のオーラを自分も出さないと」

2025.06.13 Vol.web original

 

 映画『フロントライン』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の小栗旬らキャストと関根光才監督らスタッフが登壇。森七菜が、コロナ禍の最前線となった豪華客船のクルー役を振り返った。

 2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で対応に当たった災害派遣医療チームDMATの医療従事者らの闘いを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。

 この日は、小栗を始め、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜へ、それぞれモデルとなった実在の“ヒーロー”たちからの手紙を司会が代読。

 その中で、森が演じた羽鳥寛子のモデルとなった、元ダイヤモンド・プリンセス号フロントデスク・クルーの和田祥子氏は、森への手紙で「状況を把握出来ていないまま、対応をしなくてはいけなかった当時の不安感や、徐々に事の大きさを認識し始めた頃のこと、自分がしっかりしないと!と気を引き締めた時、何とかしよう!乗り越える!と協力し合った日々のことなどそれぞれの場面での心境の変化を、森さんが本当にうまく表現してくださいました」と振り返り「初めてお会いした森さんは小柄だけど、芯がしっかりある印象で、エネルギーを感じました。これからも色んなところで活躍する俳優さんだろうなと思いました」と称賛。

 和田氏の言葉に森も「和田さんと初めてお会いしたとき、ピンチを乗り越えた人のオーラを感じて。自分もそのオーラを出さないといけないんだという責任感と、実際に起こったことを自分の体を通していろんな人に知ってもらわないと、と気が引き締まった思いで演じていたので、こうしてお言葉を頂けて本当にうれしいです」と感激していた。

窪塚洋介「自分が恥ずかしい」コロナ禍ダイヤモンド・プリンセス号報道に「テレビを見ながら“降ろしてんじゃねえよ”って」

2025.06.13 Vol.web original

 

 映画『フロントライン』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の小栗旬らキャストと関根光才監督らスタッフが登壇。窪塚洋介がコロナ禍当時を振り返りつつ本作への熱い思いを語った。

 2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で対応に当たった災害派遣医療チームDMATの医療従事者らの闘いを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。

 見終わった後の観客からの万雷の拍手に、小栗をはじめ一同感無量の面持ち。

 この日は、小栗らキャストへ、それぞれモデルとなった実在の“ヒーロー”たちからの手紙を司会が代読。

 小栗が演じた主人公・結城のモデルとなった神奈川DMAT調整本部長(当時)・阿南英明医師からの「 世界中から注目されて、現場・組織・政治・マスコミ・世間との間で信念がグラつくこともあったのは事実です。でも、撮影現場で小栗さんの後姿を見たとき、完成した映像をみたとき、何度も涙しました」という言葉に、小栗は「5年前、皆さんは実際にこの出来事を経験していて、映画では描かれていない大変さもたくさんあったと思います。DMATの皆さんには今後もご自分たちも無事に、いろいろな災害に向かっていってもらえたら」。

 松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜へもモデルとなった関係者たちから、実在モデルはいないが世論を体現する重要な役どころを演じた桜井ユキへは関根監督から思いのこもった手紙が寄せられた。

 その中で「いつもならさよなら、という感じなんですけどまた船に乗り込むような気持ち」と初日を迎えた思いを語っていた窪塚。

 モデルとなったDMAT事務局次長・近藤久禎医師からの「真剣なお芝居の姿に勇気づけられ、戦い続ける勇気をいただけたことを今でも覚えています」という言葉に窪塚は「力を頂いたのはこちらのほう」と感謝。

 さらに「あの日、自分は何をやっていたかなと振り返ったら、テレビを見ながら“船から人を降ろしてるんじゃねーよ”と…思ってなかったですか?」と会場を見渡し「感染してるんだから人を降ろしてるんじゃねーよ、とか。しかも酒飲みながらね。そんなことを思っていたりした自分が本当に恥ずかしいな、と」と悔恨をあらわに。

「この作品をやらなかったら、こうやって見えないところで名もなき人たちが世界を支えて回しているんだということをうっかり忘れたまま前に進んでいたかなと思うんですよね。この映画に(小栗)旬に呼んでもらって本当に誇りに思います。取り戻せない大切な人や返ってこない大切な時間も、乗り越えて前に進めるきっかけをくれる映画だと思う」と本作への思いを語り、会場からも大きな拍手が沸き起こっていた。

 この日の登壇者は小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜、桜井ユキ、関根光才監督、増本淳プロデューサー。

小栗旬と窪塚洋介の「批判を恐れない姿勢」に新型コロナ最前線に立ったDMAT医師役をオファー

2025.04.10 Vol.web original

 

 映画『フロントライン』(6月13日公開)のイベントが10日、世田谷区・日本体育大学にて行われ、俳優の小栗旬と窪塚洋介がサプライズ登壇。小栗と窪塚が出演を決めた理由を熱く語った。

 2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で対応に当たった災害派遣医療チームDMATの医療従事者らの闘いを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。

 この日は、日本体育大学救急医療学科の生徒を対象に特別試写会を開催。上映後、主人公たちのモデルとなった阿南英明医師(地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 理事長)と近藤久禎医師(DMAT事務局次長)、増本淳プロデューサーが登壇した。

 DMATは、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに2005年に発足した、各地の医師や看護師などから構成される、災害時に活動できる専門的な訓練を受けた医療チーム。

 徹底した取材を重ね、当事者の2人も驚く再現度で映画化した本作。一方で、増本プロデューサーは「DMATのスタッフの方々から、お2人の役が小栗旬さんと窪塚洋介さんというのはかっこよすぎるのではという声も頂いたんですが(笑)」と笑いつつ「取材の中で、お2人ともに言っていたのが“やれることは全部やる。立場やセクションがどうかではない。満点じゃなくていい、外から批判もされるでしょう、それでもやる”ということ。批判を恐れず、厳しい状況に立ち向かっていく姿は本当にかっこいいと思いました。批判を恐れず自分が正しいと思う表現を生涯かけてやっている俳優として浮かんだのが、小栗さんと窪塚さんでした」とキャスティングを振り返った。

 この日は、小栗と窪塚もサプライズで登場し学生たちも大盛り上がり。

 それぞれモデルとなった医師と並んだ小栗と窪塚。阿南医師をモデルとした、DMATのリーダー結城を演じた小栗は「増本さんから聞いてましたが、実際にお会いしたら本当にアクが強かった(笑)」と笑いを誘いつつ医師2人の情熱に刺激を受けたと語り、窪塚も「2人の生き様がお守りというか、後押しになりました」。阿南医師の聴診器を撮影で使用していたという小栗に、阿南医師が「研修生の人にこうやってほしいというくらい、すごい再現度」と太鼓判を押す一幕も。

 オファーを受けた理由について、小栗が「脚本を読んで、一体どれくらいの取材をしてこの脚本にたどり着いたんだろうと思った。まとめた資料が350ページ以上もあると聞いて、これはぜひ参加しないとと思いました」と振り返ると、窪塚も「正直、最初は警戒したというか。コロナにまつわるいろいろな話があるので。でも増本さんの取材に裏打ちされたリアリティーのある脚本と、細部まで事実を再現しようとする姿勢に安心して自分は背中を預けて演じられると思いました」。

 そんな2人に、増本プロデューサーも「通常、俳優の方々にオファーすると“これは当たりますか”とか“もうちょっとこうしてくれたらやる”という話になることが多いんですが、2人とも自分がどうしたいとかではなく、小栗さんは一言めに“これはやるべきですよね”と言ってくれ、窪塚さんも“現場へのリスペクトを強く感じられたのでやりたい”と返してくれた。強く心を打たれました」と感謝。

 今も災害救助のニュースなどを見ると「きっとDMATの皆さんが動かれているんだと思う」という小栗。「これからもDMATの活動を追い続けたいし、最前線にいる方々に敬意を持っています」。窪塚も「名もなきヒーローたちが我々を支えてくれていると気づく作品」と言い「まさに今、目の前にいる皆さんがこれから救急救命士などになっていくんだと思ったら、ぐっと来ました」と学生たちを感無量の面持ちで見渡していた。

窪塚洋介と亀梨和也「支え合う“人”という字」のポーズに会場爆笑

2024.11.02 Vol.web original

 

 配信ドラマ『外道の歌』の舞台挨拶が2日、日比谷にて開催中の第37回東京国際映画祭にて行われ、俳優の窪塚洋介、亀梨和也、 南沙良と白石晃士監督が登壇。 初共演でW主演を務めた窪塚と亀梨がコンビさながらの掛け合いで会場を爆笑させた。

 渡邊ダイスケによる同名漫画の実写ドラマ化。法の裁きから逃れた悪人に対し、被害者や遺族に代わって壮絶な復讐を下す“処刑人”たちの復讐劇。

 窪塚は「最初、原作を読んで2巻くらいで“出たくない”と思って。あまりにも凄惨な描写に、原作者の渡邊さんのことまで嫌いになったんです」と告白しつつ「でもマネージャーにあと1巻だけ読んでくれれば分かると言われ…それで“亀ちゃん”とコンビを組んで出ることになりました。不安定なものが見事に描かれている作品。見る人それぞれが答えを感じてもらえたら」。

 亀梨も「窪塚さんが先頭で引っ張ってくれた」と感謝。窪塚が「お互い様です。“亀さん”は…」と言いかけると、亀梨が「“亀ちゃん”から昇格した(笑)」と茶々を入れ、目が合った2人がハイタッチ。

 さらに窪塚が「オレからしたら人という字の上のほうがオレで、下側が亀ちゃん」と亀梨の支えに感謝。すると亀梨と窪塚が見事に息を合わせて“人”の字を作り、会場も大盛り上がり。

 東京国際映画祭での上映。イベントの終了時間を告げられた亀梨は「Really? I want to talk more」と英語で返し、窪塚は「英語ペラペラだな」と感心していた。

 DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』は12月6日より配信開始。

宮沢りえ「若返りたくない。挫折も乗り越えた50年間」年を重ねるのは「楽しみ」

2023.11.03 Vol.web original

 

 アニメーション映画『火の鳥 エデンの花』初日舞台挨拶が3日、都内にて行われ、声優を務めた宮沢りえ、窪塚洋介らキャストが登壇。窪塚が手塚治虫原作の作品で声優初挑戦を果たした感激を語った。

 巨匠・手塚治虫の不朽の名作「火の鳥」全12編のうち「望郷編」をSTUDIO4℃が初のアニメーション映画化。

 公開初日を迎えたこの日は奇しくも原作者・手塚治虫の誕生日。主人公ロミ役の宮沢りえが「偶然なのか必然なのか、すごくうれしい。私は火の鳥が手塚さんのように思えて。どこからか手塚さんがこの初日を見ていてくれているのでは」。そこへ、ふいに窪塚が何かを見つけたように客席を指さし、宮沢が「窪塚さんには見えました(笑)」と笑うと窪塚も真剣な顔で「見えました」。

 そんな窪塚は、本作が初の声優挑戦だったと言い「僕が驚いたのは、手塚さんが『火の鳥』を描き始めるときに、最初の作品を過去に置いて、その次の作品を未来に置いて、その次は…と、その真ん中で自分は死ぬんだと最初に決めていたと聞いた。38年前にそんな風に作品を作ることができる人だから漫画の神様と呼ばれるんだなと。初めての声の仕事が、その方の作品だったことに喜びと驚異を感じています」と感慨深げ。

 宮沢の恋人を演じた窪塚。「地球からロミを連れ出すんですが、ジョージはいろいろとわきの甘さが目立つ。無計画すぎるだろう、と。そこは僕とちょっと似ている」と苦笑すると、宮沢は「それでキャスティングされたのかも(笑)。でもその無計画でも進んでいけるエネルギーは窪塚と重なります」と言い、窪塚は「録音するのであとでもう1回言ってください(笑)」。

 一方で、同じく声優初挑戦だった子役、吉田の巧みな演技に戦々恐々の窪塚。吉田が「私は皆さんが上手だなと思っていました。(完成作を見ていて)自分のしゃべるところは目と耳を抑えていました」というと、窪塚は思わずキュンと来てしまったのか胸を押さえて大感激。会場もそのやりとりにほっこりしていた。

 この日の登壇者は宮沢りえ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華。

 映画『火の鳥 エデンの花』は公開中。

窪塚洋介、観客席に“神様”「見えました」手塚治虫の誕生日に感慨

2023.11.03 Vol.web original

 

 アニメーション映画『火の鳥 エデンの花』初日舞台挨拶が3日、都内にて行われ、声優を務めた宮沢りえ、窪塚洋介らキャストが登壇。窪塚が手塚治虫原作の作品で声優初挑戦を果たした感激を語った。

 巨匠・手塚治虫の不朽の名作「火の鳥」全12編のうち「望郷編」をSTUDIO4℃が初のアニメーション映画化。

 公開初日を迎えたこの日は奇しくも原作者・手塚治虫の誕生日。主人公ロミ役の宮沢りえが「偶然なのか必然なのか、すごくうれしい。私は火の鳥が手塚さんのように思えて。どこからか手塚さんがこの初日を見ていてくれているのでは」。そこへ、ふいに窪塚が何かを見つけたように客席を指さし、宮沢が「窪塚さんには見えました(笑)」と笑うと窪塚も真剣な顔で「見えました」。

 そんな窪塚は、本作が初の声優挑戦だったと言い「僕が驚いたのは、手塚さんが『火の鳥』を描き始めるときに、最初の作品を過去に置いて、その次の作品を未来に置いて、その次は…と、その真ん中で自分は死ぬんだと最初に決めていたと聞いた。38年前にそんな風に作品を作ることができる人だから漫画の神様と呼ばれるんだなと。初めての声の仕事が、その方の作品だったことに喜びと驚異を感じています」と感慨深げ。

 宮沢の恋人を演じた窪塚が「地球からロミを連れ出すんですが、ジョージはいろいろとわきの甘さが目立つ。無計画すぎるだろう、と。そこは僕とちょっと似ている」と苦笑すると、宮沢は「それでキャスティングされたのかも(笑)。でもその無計画でも進んでいけるエネルギーは窪塚と重なります」。

 一方で、同じく声優初挑戦だった子役、吉田の巧みな演技に戦々恐々の窪塚。吉田が「私は皆さんが上手だなと思っていました。(完成作を見ていて)自分のしゃべるところは目と耳を抑えていました」というと、窪塚は思わずキュンと来てしまったのか胸を押さえて大感激。会場もそのやりとりにほっこりしていた。

 この日の登壇者は宮沢りえ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華。

 映画『火の鳥 エデンの花』は公開中。

三吉彩花、大胆“美背中”と流ちょう韓国語に観客から拍手喝さい

2023.10.25 Vol.web original

 

 映画『ナックルガール』舞台挨拶のワールドプレミアが25日、都内で開催中の第36回東京国際映画祭にて行われ、主演の三吉彩花、共演の窪塚洋介、前田公輝とチャン監督が登壇。三吉が華やかドレスと韓国語挨拶で場を盛り上げた。

 韓国の同名人気ウェブコミックを原作に、女性ボクサーの戦いを描く日韓共同制作。

 冒頭、三吉は流ちょうな韓国語で長めの挨拶を披露し、チャン監督も「素晴らしいです!」とグッジョブポーズ。場内からも大きな拍手が沸き起こった。

 日本語、英語、韓国語が飛び交う国際映画祭ならではの舞台挨拶に、三吉は「あまりにも多言語が飛び交いすぎて(笑)」と苦笑しつつ「緊張もありながらも気合の入った気持ち。とてもうれしかったです」と笑顔。

 窪塚に出演してほしいという監督たっての希望でオリジナルキャラを演じた窪塚はオファーを喜びつつ「日韓合作でどういうものができるのかというワクワク感も大きかった。チャン監督は現場ではビシッとしているけどご飯を食べに行くと言葉の壁を超えるチャーミングさを見せてくれる」と明かし、チャン監督も照れ笑い。

 主人公の女性ボクサー橘蘭を演じるため、半年間ものトレーニングに挑んだ三吉は「今思い返しても、皆で力を合わせてよく乗り切ったと思う。私はこの作品で初めてボクシングに触れたので、基礎練習から始め、他のキャストの皆さんと体育館で1日5~6時間、毎日練習を重ねたことでチームワークも良くなっていきました。日韓のアクションチームが教えてくださった」と日韓のチームに感謝。

 司会が、大胆に背中が空いた三吉のドレスに言及し、三吉が観客に美しい後姿を披露し照れ笑いする一幕もあった。

『ナックルガール』はPrime Videoにて11月2日より配信。

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