松山ケンイチ、影武者と恋人つなぎで新舞台をPR

2017.07.12 Vol.694
 松山ケンイチが11日、都内で行われた、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 風 Produced by TBSの製作発表会見に出席した。本舞台で松山は捨之介と敵役の天魔王の一人二役。そのため、松山の影武者ならぬ、そっくりな等身大の人形も登壇。松山本人が影武者と恋人つなぎをしたり、キャストも触りたい放題で、会場も壇上も大いに盛り上がった。  これまでに古田新太や市川染五郎が演じてきた役。松山は「古田さんと染五郎さんの演技が完璧なので、僕もこれ以上出ないっていうところまで自分を追い込みたい。本作のファンの方にも喜んでいただけるように、お二方のニュアンスを入れられたら面白いんじゃないかなと思ってます」と話した。  舞台は、客席が360度回転する話題の劇場、IHIステージアラウンド(豊洲)のこけら落とし公演として年間を通じて上演中の『髑髏城の七人』シリーズの第3弾。今年に限ってだけでも、第1弾の花、第2弾の鳥と、同じ役を別の役者が同じ役を演じている。  蘭兵衛を演じる向井理は「やるからには自分にしかできない蘭兵衛をやりたい。直近では山本耕史さんや早乙女太一くんがやっていて、早乙女くんは日本最高峰の殺陣なので、僕は殺陣を封印して会話ですべて進めたい」とユーモアたっぷりに独自の戦略を発表。    本作が、初めての劇団☆新感線の出演となる生瀬勝久は「全員ぶっ潰すつもりで、役者生命を賭けます!……いうのは勝手ですからね」と、声を張り上げた。  舞台は、現在上演中の『髑髏城の七人』Season 鳥の閉幕後、9月15日から11月3日まで同劇場で上演される。

鈴井貴之が最新舞台「おもしろくなかったら土下座する」

2017.07.10 Vol.694
 人気番組『水曜どうでしょう』のミスターこと、鈴井貴之によるプロジェクト「OOPARTS(オーパーツ)」の舞台『HAUNTED HOUSE』がDVD化、都内で7日、発売を記念した鈴井とキャストの藤村忠寿によるトークショーが行われた。  落ちぶれたお化け屋敷の再生を描いた『HAUNTED―』。同プロジェクトの作品のなかでもかなり評判が良かったといい、鈴井も「ステージに立っていてお客さんが笑ってくれている喜んでくれている感が強かった」。他地域での公演と比べるといつも「大人しい」地元の札幌での公演も毎日盛り上がりを見せ、藤村は「(スタンディングオベーションも)全員じゃないけど半分ぐらいが立ってくれた」と笑った。 「終わったことはいいんだよっ!」(藤村)と、トークショーは本作よりも新作舞台『天国への階段』のPRに力が入った内容で、鈴井は「最新作はこれ以上!手ごたえはすごい感じている。そうじゃなかったと思ったなら、土下座しますよ」と宣言。藤村は稽古を進めるほどに面白さを感じているといい「全員がやったことのない経験をしている」という。最後には「俺は面白いと思う」「俺も面白いと思う」とやりあった末、藤村が「鈴井がいうのよりも俺が面白いというのを信頼して!」と声高にアピール。鈴井も「いやそうかな、俺はあなたが思ってるよりも面白いと思っているよ!」と張り上げると、会場は笑いに包まれた。 『天国への階段』は、孤独死の現場を清掃し遺品を探す特殊清掃員たちによるストーリー。作・演出は鈴井、出演は永野宗典(ヨーロッパ企画)、畑中智行(キャラメルボックス)、鈴井、藤村ら。池袋のサンシャイン劇場で、19日スタート。

昆夏美 あの衝撃作がついに舞台化。『コインロッカー・ベイビーズ』に出演

2016.05.23 Vol.667
 1980年に発表され、日本中に衝撃を与えた村上龍の小説「コインロッカー・ベイビーズ」が舞台化。主演のハシとキクにジャニーズの橋本良亮(A.B.C-Z)と河合郁人(A.B.C-Z)が抜擢。 「“今度の舞台は何?”って周りの人に聞かれたとき“コインロッカー・ベイビーズ”って答えると大体の人は知っているし、その方たちはみんな“どんな舞台になるのか見当がつかない”と言う。ですから自分自身も出演者として楽しみにしているところもあります」とキクの相手役アネモネを演じる昆夏美。  同作品は演出の木村信司氏が2001年から舞台化を企画。原作者の村上龍氏に脚本を渡し、数年前に本人から承諾の返事をもらい今回実現にこぎつけた。 「演出の木村さんの熱意がすごいです。それに応えられるように、誠心誠意取り組まなければと、初めての本読みの時にあらためて感じました。木村さんの中には、すでにビジョンが出来上がっているようで、本読みでも一つ一つのシーンで、具体的な演出指導が行われて…。木村さんが“ただのミュージカルにしたくない。やるからには、こんなの見たことがないっていうものを作りたい”っておっしゃっていた思いがあふれていると感じました」  ミュージカルや舞台ファンだけではなく、ジャニーズ、そして原作ファンなどの期待も大きい。 「原作ものをやる時は、それぞれ読んだ方のイメージがあると思うので難しいところもある。だから私たちが皆さんが頭で描いていたことを視覚で表現し、舞台だとこういうふうになるんだと感じていただけたらうれしいです。演出の木村さんも原作と離れた事をしてはいけないと言ってましたし、出演者がその世界観に入り、世界初演となるこの舞台を作り上げていければきっと素晴らしい舞台になると思っています」

大竹しのぶ 魅力的な男に「すぐついて行く」

2015.05.07 Vol.641
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 舞台『地獄のオルフェウス』のプレスコールが8日、渋谷のBunkamura シアターコクーンで行われ、大竹しのぶ、三浦春馬、水川あさみ、三田和代ら主要キャストが取材に応じた。大竹は、「ドキドキして、胸が突かれるような感触を味わっていただけたら」と、PRした。

 米現代演劇界に確固たる地位を築いたテネシー・ウィリアムスがその絶頂期に発表した作品。偏見と慣習に囚われた小さなコミュニティーに、誰をも魅了する青年が現れたことで、物語が展開していく。

 その魅力的な男性を演じるのが三浦春馬。蛇柄のジャケット姿でギターを奏で、大竹はもちろん、水川、三田らを夢中にさせる。そんな三浦についての印象を聞かれた女性陣は、「......とても魅力的な......」と始めた水川はなぜか大笑いし、大竹は「すぐついていきます!」と即答。三田は「(三浦が演じる青年は)人の孤独であるとか、病んでいる部分を理解できる男。生きづらいんじゃないかなって思います」と、どれほど魅力的なのかを語った。回答を聞く三浦は急に大汗をかき、スタッフからティッシュを手渡されるほどだった。

 英国人演出化のフィリップ・ブーリン氏とともにキャスト、スタッフが1カ月で作り上げた舞台。大竹が「稽古はすごく楽しくて。幕が開いてしまうことで、フィリップとの時間が無くなるのが寂しい」と稽古を振り返ると、他出演者も同意していた。

 7日から31日まで。同所で。

人気ゲームが舞台でコラボ!「戦国BASARA vs Devil May Cry」

2015.04.27 Vol.641
 
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  人気ゲームの『戦国BASARA』と『Devil May Cry』が舞台でコラボレーションすることになった。「戦国BASARA vs Devil May Cry」で今夏、渋谷・アイア2.5シアタートーキョーで上演。舞台「戦国BASARA」のおなじみのメンバーが出演するほか、豪華キャストが揃う。スタイリッシなアクションによる夢のバトルに注目が集まりそうだ。

 謎の遺跡に現れたという悪魔を追って群雄割拠の戦国時代にやってきた『Devil May Cry』のキャラクターたちが、伊達政宗や真田幸村など『戦国BASARA』の武将たちに出会うことで、物語が展開していく。

 出演キャストは、『戦国BASARA』は伊達政宗に山口大地、真田幸村に松村龍之介、前田慶次に伊阪達也。『Devil May Cry』はダンテに鈴木拡樹、ダンテの双子の兄バージルに南羽翔平、悪の化身であるプロトタイプ・ネロアンジェロに吉田友一。


  8月20日~30日まで上演。詳細は公式サイト(http://www.basara-st.com/)で。

橘ケンチ、新しいドラキュラ像に自信

2015.04.09 Vol.639
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 EXILEのパフォーマーで役者としても活躍する橘ケンチが主演する舞台『ドン・ドラキュラ』が9日、渋谷のアイア 2.5 シアタートーキョーで開幕。公演前には公開稽古が行われ、これまでにないドラキュラ像で観客を笑わせた。
 
 手塚治虫の名作を初めて舞台化したもの。ルーマニアから練馬に移り住んだドラキュラの親子が、ひょんなことから科学者のヘルシング教授に狙われるというストーリー。ケンチ演じるドン・ドラキュラ伯爵は、反抗期の娘を持て余していたり、美人に弱かったり、ドラキュラを信じない現代社会におけるドラキュラのイメージとのギャップに悩まされたり。笑いあり、感動あり、ダンスもちょっとありと、見どころが満載のドタバタコメディーだ。 

 ドン・ドラキュラ伯爵は、金髪に赤いマント、さらには赤い瞳といったルックス。一般的なドラキュラ像とは異なることについて、ケンチは「(イメージとして)黒いマントっていうのを覆して赤にしました。(赤い)目もお客さんにどこまで分かるか分からないですが......」と、コメント。

 脇を固める共演者も個性派ぞろい。共演の池田鉄洋は「新しいドラキュラ、エンターテインメントを見せられると思います。いつものケンチさんとは違うケンチさんも見られます」と話した。

 14日まで同所で。

和田正人が報告!「新聞取り始めました」

2015.04.06 Vol.639
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 D-BOYSの和田正人が主演する舞台『小林一茶』のフォトコールが5日、新宿・紀伊國屋ホールで行われた。和田は「勉強もできて、お得なストーリーです」とPRした。

 本作で、故井上ひさしさんの戯曲に初挑戦。劇中では俳句や俳諧のセリフがあるなどセリフの量が膨大だとしたうえで、「他の舞台では体を使うことが多くて、足が痛くなったりするんですが、(この舞台は)頭を使うし、慣れないことばかり。(共演の)石橋さんと脳髄が痛いって話してます」と、苦笑い。また、「活字に弱いってことが分かって、前に進みたいと新聞を取り始めました」と報告も。報道陣からスポーツ紙かと突っ込まれると、「普通の一般紙です。スポーツ新聞ではありません」と話していた。

 劇中劇の構成、膨大なセリフなど難解ともとらえられそうな舞台だが、和田によれば「実は簡単」。盗みをしたとしてとらえられた小林一茶を、和田演じる同心見習いの五十嵐が、捜査のために自分が一茶を演じる芝居を仕立てて証言をつないで謎を真相に迫っていく。「推理劇、それだけで楽しめる」と話した。

 6日から同所で。29日まで上演。

中井貴一が豹変 舞台『趣味の部屋』

2015.03.17 Vol.638
 
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 中井貴一が総合プロデュース・出演する舞台『趣味の部屋』が渋谷・PARCO劇場で上演中だ。中井をはじめとした豪華キャストが集うサスペンスコメディーで、予想される展開を何度もひっくり返されるドキドキとワクワクが詰まった舞台に多くの人が会場に足を運んでいる。

 2013年に上演され、大成功の内に幕を下ろした作品の再演。ドラマ『リーガルハイ』シリーズや、現在放送中のドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)の古沢良太が脚本を、数々の名作映画を送りだしながら舞台にも進出している行定勲が演出を担当。キャストには、戸次重幸、原幹恵、川平慈英、そして白井晃が名を連ねる。

 物語は、男たちが趣味を楽しむために借りた一室のなかで展開。メンバーの失踪がきっかけとなって、その関係が崩れ、それぞれの胸のなかにため込んでいたものが吐き出される。さらには、封印されていた何かも顔を出す。何が本当で何が嘘なのか、手に汗握る展開へと発展していく。
 
 キャストの巧みな演技や物語の構成はあえていうまでもない。それに加えて、それぞれの趣味が反映された舞台セットも見ごたえがあり、ストーリーを追いながらもセットの細部にまで目が行ってしまうほどだ。さらにそのこまごまとした部分が物語のキーポイントになっていたりもする。どんでん返しが何度も繰り返されながらも、すべてが1つの物語に収束されていく気持ちのいい作品だ。笑いのポイントもふんだんで、緊張と緩和もバランスも絶妙な、エンターテインメント作品になっている。

 29日まで同所で。 
  
 

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