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「天心vs武尊」最前列300万円に武尊「ちょっと高いなと思いました」、天心「子供にやさしくない」【THE MATCH 2022】

2022.04.07 Vol.Web Original

日本のエンターテインメント史上最高額

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の会見が4月7日、都内で行われた。

 この日は大会名、チケット発売要項などが発表されたのだが、チケットの最高価格はVVIP1列席(アリーナ1列目)の300万円。これは「日本の格闘技史上、日本のエンターテインメント史上最高額」(実行委員会の榊󠄀原信行氏)という驚異の価格となった。それ以降はVVIP2列目(アリーナ2列目)が200万円、VVIP3列席(アリーナ3列目)が100万円と続き、一番安価なA席(スタンドDブロック、Eブロック)で1万5000円となっている。

 この価格に武尊は「いや、ちょっと高いなと思いましたけど(笑)。この試合にそういう価値をつけてくれたのはうれしいこと。それに見合った最高の試合をして勝つと決めました。値段も値段なんで知り合いとか友達が前で見られないことは悲しいと思いましたが、それがこの試合につけられた価値だと思うので、それに見合った試合をしたい」、那須川は「ちょっと、子供にやさしくないなと思いました。小さい子供に来てほしいなというのが一番あったんですが。でも、この試合に関してはこういう価値があるということをみんなに知ってもらえばうれしいと思うので。最終的にはこの試合で歴史の教科書に載りたい」とともに戸惑いの表情。また武尊が会見で笑顔を見せたのはこの時だけだった。

那須川天心と武尊が大晦日以来の対面。異例の2ショット撮影なし【THE MATCH 2022】

2022.04.07 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の会見が4月7日、都内で行われた。この日は大会名、チケット販売の詳細、追加ルールなどが発表された。

 そして会見の冒頭、武尊は「試合の詳細がいろいろ決まってきて試合に向けての練習も減量も調整もすべてうまくいっている。この試合を期待してくれている人たちが盛り上がってきているのも感じるし、それをパワーに変えて、練習を頑張っている。6月に最高の勝ち方で最高の勝利をするので、応援してもらえたらうれしい」、那須川は「言うことも特にない。絶対に勝ちます。必ず勝ちます。何が何でも、どんな結果でもみんなを信じて、僕が必ず勝つので。キックの最後の試合というか。僕の人生の中でも一番大きいことだと思うし、何が何でも勝ちます。それだけです」などとそれぞれ挨拶した。

 今大会はフジテレビが2時間の予定で那須川vs武尊戦を生放送、ABEMAがPPVで全試合を完全生配信する。

 地上波での生放送が決まったことについて那須川は「自分のテレビでの試合が最後に放送されたのが大晦日のRIZIN。そこからけっこう時が経ったと思う。また新たな舞台というか、新しい、こういう形でテレビで試合を見せられるのがうれしく思う。テレビもそうだが、いろいろなところで放送される。どこで見るとかあまり意識していないが、団体も一緒になったし、テレビもいろいろなところで放送される。みんな仲良くできるように近づいているのかなと思うので、引き続き、試合前から試合後までしっかり見てほしい」、武尊は「地上波で試合をしたいというのは僕がK-1に出た時からずっと言っていること。地上波のゴールデンタイムに格闘技を戻すという目的を持って、この何年間かやってきた。やっと地上波で試合ができるのはすごくうれしい。地上波でやってうれしいという意味は、見ようと思っている人だけじゃなく、たまたまチャンネルを回した時に“面白そう”と見てくれる人もいるだろうし、今まで格闘技に興味のなかった人が、そういうふうにたまたま見たことで格闘技にはまってくれたり面白いなと思ってくれたりすることが地上波のすごさだと思う。そういう意味で今回、フジテレビが地上波で生中継してもらえるのが心からうれしいし、初めて見るような人たちにも“格闘技最高だな”と思ってもらえるような試合をして必ず勝ちます」とそれぞれ語った。

那須川天心vs武尊の世紀の一戦の大会名は「THE MATCH 2022」。延長ラウンドは1Rのみに決定

2022.04.07 Vol.Web Original

リングサイド最前列は300万円

 6月19日に東京ドームで行われる那須川天心と武尊の世紀の一戦のイベント名が「THE MATCH 2022」となることが4月7日に発表された。

 この日行われた会見には両選手と実行委員会のK-1の中村拓己プロデューサー、RIZINを運営する株式会社ドリームファクトリーワールドワイドの榊󠄀原信行氏、RISEの伊藤隆代表が出席した。

 会見の冒頭、榊原氏が大会名を発表した。

 またチケットは5月1日から一般発売。それに先立ちイープラスで4月9~16日に抽選先行される。VVIP1列席(アリーナ1列目)が300万円、VVIP2列目(アリーナ2列目)が200万円、VVIP3列席(アリーナ3列目)が100万円とメガイベントにふさわしい価格設定となった。

 また放送・配信についてはフジテレビが2時間の予定で那須川vs武尊戦を生放送、ABEMAがPPVで全試合を完全生配信する。

那須川天心がRISEラストマッチで風音に苦戦の末の判定勝ち。6月の武尊戦は「今のままでは勝てない」【RISE ELDORADO】

2022.04.03 Vol.Web Original

 プロボクシングへの転向が決まっている那須川天心が「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で行われた「RISEラストマッチ」で風音(TEAM TEPPEN)と対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 風音は昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」で優勝した際にその時点でキックボクシングの試合が残り2試合となっていた那須川の対戦相手に名乗りを挙げた。

 新型コロナウイルスのまん延防止による入国規制で海外からの選手の招聘が不確実な状況が続いていたこともあり、那須川の対戦相手が誰になるか注目が集まっていたなか2月9日に行われたカード発表会見で正式に風音との対戦が発表された。

那須川天心vs武尊は6月19日に東京ドームで開催決定

2022.04.01 Vol.Web Original

 昨年12月24日に発表された那須川天心vs武尊の対戦が行われるメガイベントが6月19日に東京ドームで開催されることが4月1日、発表された。

 実行委員会は K-1の中村拓己プロデューサー、RIZINを運営するドリームファクトリーワールドワイドの榊原信行氏、RISEの伊藤隆代表で構成される。

 イベントのタイトル、その他のカード、券売情報、那須川天心vs.武尊のルール等は決まり次第の発表となる。

那須川天心「しっかりと殺します」、風音「不可能なんて文字はこれっぽっちもない」【RISE ELDORADO】

2022.04.01 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2022」のメインで那須川天心vs風音

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が4月1日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会では大会のサブタイトルにあるようにメインイベントで那須川天心(TARGET/Cygames)が風音(TEAM TEPPEN)を相手にRISEでのラストマッチに臨む。

 那須川は父・弘幸氏が会長を務めるTEPPEN GYMで練習をしていることから2人は“同門”。風音が昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」で優勝した際に「那須川天心選手! 認めている志朗選手に勝ったぞ。やる権利はあるんじゃないですかね」とその時点でキックボクシングの試合が残り2試合となっていた那須川の対戦相手に名乗りを挙げた。

 当初は今大会がキックルールのラストマッチの予定だったのだが、昨年のクリスマスに今年6月に那須川と武尊の世紀の一戦が行われることが電撃発表され、今回の試合は“RISEにおけるラストマッチ”となる。どちらにしても新型コロナウイルスのまん延防止による入国規制で海外からの選手の招聘が不確実な状況が続いていたこともあり、那須川の対戦相手が誰になるか注目が集まっていたなか2月9日に行われたカード発表会見で正式に風音との対戦が発表された。

那須川天心「今回の試合のテーマは『愛と殺意』。自分が残してきたRISEを最後に見せる」【RISE ELDORADO】

2022.03.24 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で風音(TEAM TEPPEN)を相手にRISEラストマッチに臨むRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)が3月24日、都内で公開練習を行った。

 那須川はメインイベントで風音(TEAM TEPPEN)と対戦する。

 この日はシャドーとミット打ちを行った。シャドーでは攻撃の後の防御まで想定した動きを見せた。いつもは派手な動きを見せるミット打ちはこの日はオーソドックスなもの。これについては練習後の会見で「ファンイベントで派手なのをやっているので、オーソドックスなミット打ちをやりました」とのこと。

 いつにも増してキレ、スピード、威力のある動きが目立ったのだが「見てもらえば分かると思うが、キレもスピードも威力も全てにおいて上がっている。ここにきて、また成長できていることを実感している」と充実の表情を見せた。シャドーでのブロッキングの動きについては「あれは練習の一環なので。打つことだけを考えていると絶対に癖になるので、打つだけはよくないんで。どちらかというと防御メインで練習するようにしています」とのこと。

 RISEでの試合も今回が最後。しかし「今は試合前なので特にそういう意識はないですが、最初に決まった時とか、もともとこの試合で(キックボクシングは)最後ということもあったんですけど、それから6月もやることになって、いろいろな感情はありましたけど、今は全然すっきりしています」とメンタルは通常モード。

那須川天心が「いつもサングラスをかけている人」にセコンド依頼か【RISE】

2022.03.04 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO」へ向けファンイベント開催

 RISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~」(4月2日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)を前に「RISE ELDORADO 2022 ファンイベント」が3月3日、東京・新宿FACEで行われた。

 この日は出場選手のトークショーや公開練習が行われた。

 今大会でRISEラストマッチを行う那須川天心(TARGET/Cygames)はトークショーでは「僕が育ってきたRISEの卒業という試合なんですが、最後にふさわしい試合をしたいと常に思いながら毎日を過ごしています。今、23歳。(時間が経つのが)めちゃくちゃ早い。ラスボスが何回出てきたんだって感じですし、これからボクシングにチャレンジするし、いろいろなことをやりたいと思っているので、いい人生を送っているなと思っています」と試合に向けての現在の心境を語った。

那須川天心の弟・龍心がデビュー戦。兄が破った笠原友希の弟・直希と対戦【RISE ELDORADO】

2022.03.04 Vol.Web Original

ファンイベントで発表

 RISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~」(4月2日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)を前に「RISE ELDORADO 2022 ファンイベント」が3月3日、東京・新宿FACEで行われた。

 那須川天心の弟の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が今大会の第1試合でプロデビュー戦に臨むことが発表された。対戦相手は笠原直希(シーザージム)。

 龍心は昨年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」のオープニングファイトでアマチュアルールで試合を行い、判定勝ちを収めている。

 笠原はシュートボクシング(SB)で活躍する笠原兄弟の三男で龍心と同じ15歳。今年2月に行われたSBの後楽園大会ではSBセミプロルールで試合を行い、延長で判定勝ちを収めている。笠原も今回がプロデビュー戦となる。

 龍心は「この大きな舞台でプロデビューできるというのはチャンスなので、チャンスを生かしていい勝ち方をして次も大きな大会に出たいと思っています」、笠原は「龍心選手は天心選手の弟ということで、知名度もあって、しっかり実力もある選手なので今回は自分の名を広げられるチャンスだと思っています」とそれぞれ挨拶。

武尊が那須川天心にメッセージ「ケガだけはしないで。6月に東京ドームで待ってます」【K-1】

2022.02.28 Vol.Web Original

6月の那須川戦でも「K-1最高!」と叫ぶことを約束

 今年6月に那須川天心との世紀の一戦を控えるK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月28日、改めて6月のメガイベントで「K-1最高!」と叫ぶことを誓った。そして那須川には「6月に東京ドームで待ってます」とメッセージを贈った。

 武尊はこの日「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(2月27日、東京・東京体育館)の一夜明け会見に出席した。

 前日はK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とエキシビションマッチながら、昨年3月のレオナ・ペタス戦以来、約11か月ぶりにK-1のリングに上がった。

 武尊は「去年の3月以来、久しぶりにK-1のリングで戦えて、リングの感覚とか会場の雰囲気とかも久々に味わえたのもすごくよかった。軍司選手というこれからのK-1を代表する選手と拳を交えられたのは僕の中でもいい経験になったし、パワーをもらった」と前日のエキシビションマッチを振り返った。

武尊が軍司泰斗とバチバチのエキシビション。6月の天心戦に向け「人生かけて頑張ります。K-1最高!」【K-1】

2022.02.28 Vol.Web Original

6月の那須川天心戦に向け大きな収穫

 今年6月に那須川天心との世紀の一戦を控えるK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(2月27日、東京・東京体育館)で行われたスペシャルエキシビションマッチでK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦した。

 試合は2分×2R、14オンスのグローブを使用、レガース着用というルールで行われた。前日会見では「試合と同じ気持ち」(武尊)、「殴り合いがしたい」(軍司)と語ったように、試合はともに防具をつけていないヒザ蹴りも繰り出すなど、1R序盤から激しい打撃戦を展開。

 軍司の左フックが武尊の顔面をとらえると、武尊は普段の試合同様、笑顔を見せながらパンチの連打で逆に軍司にロープを背負わせる。軍司も臆することなくパンチを武尊の顔面に何度も当てていく。あっという間の計4分間が終わり、2人は笑顔をかわした。

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