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か、かわいい……。思わぬ母性の芽生えとWRESTLE-1観戦記〈不定期プロレス女子企画〉

2015.02.03 Vol.635

 最近の後楽園ホールは「プロレス女子」が客席の半数を占め、黄色い声援が飛んでいるらしい…という噂に気後れしながら足を踏み入れた、金曜の夜。さすがに50%には及ばないものの、なるほど確かに可愛らしい雰囲気の女子たちが。はてさて皆さんのお目当てはいったい…??
 いっぽう、当初「推しメン探し」に鼻息を荒げていた当方はといえば、メインイベント含めての全8試合は女性ホルモンよりも眠れる母性が呼び覚まされるものでした。

 では、なかでも乳腺刺激ポイントが高かったカードはというと…

 まずは2014年11月の対抗戦でZERO1・大谷晋二郎へと必死に立ち向かう姿が支持されて注目度が急上昇中の稲葉大樹の一戦。立ちはだかるのは弾丸ヤンキース・田中将斗!相変わらずイイ感じの男臭が立ち込める田中選手の身体は今日も完璧です、照り照りです、美味しそうです。稲葉へ「エルボーはこうすんじゃ!」と繰り出す姿や挑発する言葉と仕草の数々には、任侠とも父性ともとれる男の生き様を見せられているような感覚が。対する大樹クンのひたむきさに男女ともに胸アツなのは間違いないが、この「もうやめてあげて」な感じは、これから先、いかにひっくり返るのか。拳を浴びた分の成長を見届けたいものです。

 続いて、タッグマッチ、【Too Sharp】田中稔、吉岡世起 vs 中之上靖文、児玉裕輔。お、チーム中玉、かわいい。負けは負けだが、タイトルをめざして一生懸命な姿はやはり素人目にキュンとくるものがあります。若手がW-1を盛り上げていかねば!という牽引力も感じられ、俄然応援モードに!とくに児玉クン、母性本能をくすぐる風貌ですね。Too Sharpの“いかにも”なイケメン風味とのコントラストも良かったかも。試合内容とも相まって、「こんな子、産みたいもんだな」と妄想する次第。

 船木誠勝、黒潮“イケメン”二郎 vs 鈴木秀樹、小幡優作(ZERO1)は、カードへの注目度はさておきイケメン氏が気になるだけに船木vs鈴木のバチバチとした構図のなかで見ることになったのがちと残念。いずれにしてもほっとけない。そもそも、いったい彼がどうこじれて(失敬)イケメン自称し始めたコなのかがイマイチよくわからないままなのですが、TAJIRIの影響を受けて開発したらしいそのキャラの更なる躍進へ興味は増すばかり。

1・30 W-1 武藤がW-1チャンピオンシップ2度目の防衛

2015.02.02 Vol.635

 プロレスリングWRESTLE-1の「WRESTLE-1 SUNRIS TOUR 2015~New Year Fight~」後楽園ホール大会が1月30日開催され、メーンで行われたWRESTLE-1チャンピオンシップで武藤敬司が征矢学を19分34秒、足4の字固めで破り、2度目の防衛を果たした。
 征矢は昨年末の大会で、ベルトを防衛した直後の武藤にリング上で挑戦を表明したものの一言「保留」とばっさり断られ、赤っ恥をかかされた。しかし今年最初の1・11後楽園大会でタッグマッチながら武藤からサソリ固めでギブアップ勝ちを奪い、実力でこの日の挑戦にこぎつけた。
 対戦が決まってからも武藤から「ギミックレスラー」「ただのバカ」とおちょくられる征矢だったが、この日はいつものワイルドボンバー、デスバレーボムといったワイルド殺法に加え、武藤の得意技であるドラゴンスクリューを踏ん張ってしのぎ、そこから三角締めに移行するという作戦で武藤を翻弄。ワイルドにインテリジェンスをトッピングした戦いぶりで再三、王者を追い込んだ。しかしインテリジェンスの戦いになっては武藤のほうが一枚も二枚も上。ならばとばかりに、征矢が前回の対戦でギブアップを奪ったサソリ固めを狙うと回転して変形の4の字固めへ。そしてエプロンの征矢へのドラゴンスクリューで流れを変えると、逆回転のドラゴンスクリューと征矢の上を行く武藤。最後はシャイニングウィザード、セカンドロープからの低空ドロップキック、正調のドラゴンスクリューと畳み掛け、足4の字固め。「選手生命の危機を感じた」という征矢はたまらずギブアップした。
 シャイニングウィザードを何度も防御され、雪崩式フランケンシュタイナーまで繰り出しての勝利に武藤は試合後、「ただのバカと言ったのは訂正する」と征矢を称えた。試合中にスタミナが切れかかる場面もあり「ヒザが悪くて心肺機能を鍛えるトレーニングができない。15年前の武藤敬司を100としたら今は30くらい。ごまかしてプラス40の70でやってる。正直焦りは感じている」と話した。
 この日は次期挑戦者に名乗りを上げる選手が現れなかったことから、次の防衛は「他団体かも。他団体だと遠慮がないから落とす可能性もあるな」と語った。

 セミファイナルでは「WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ」が行われ、カズ・ハヤシ、近藤修司組のチーム246がデスペラードのKAZMA SAKAMOTO、土肥孝司組を破り、4度目の防衛を飾った。1・11後楽園大会で防衛後の王者を襲い、ベルト強奪という暴挙を働いたデス軍は「デスペラード式ピラニアマッチ」という特別ルールとサブレフェリーとしてMr.ロバートという謎の外国人の採用をゴリ押し。王者組がその条件を飲んだことから、試合は思いがけない展開に。
 まずはゴング前にメーンレフェリーの神林レフェリーを土肥がラリアットで蹴散らすと、ロバートがゴングを要請。ちゃっかりメーンレフェリーの座についてしまった。実力的には1枚も2枚も上の王者組だが、リング下に落とされては河野、TAJIRIの攻撃を食らう。リング上ではロバートレフェリーの高速カウントや王者組のタッチを認めないという悪徳レフェリングに悩まされ、あわやというところまで追い込まれた。調子づいてリング上にまで乱入してきたデス軍だったが、ここに落とし穴が。TAJIRIの毒霧がロバートレフェリーに誤爆。レフェリー不在の無法地帯となったリングに今度はWRESTLE-1のセコンド陣が堰を切ったように乱入し、河野とTAJIRIを排除すると近藤がキングコングラリアットで土肥をフォール。蘇生した神林レフェリーが3カウントを数え、王者組が勝利を収めた。
 試合後にはこの日、中之上靖文、児玉裕輔組を破った吉岡世起がリングに現れ、田中稔とのコンビで対戦を要求。タッグ戦線は246を中心にめまぐるしく動いている。

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