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キンプリ髙橋海人「母親から“色っぽかった”と(笑)」“師匠”永瀬正敏は「かわいいってずっと思ってました」

2025.10.30 Vol.web original

 

 公開中の映画『おーい、応為』の舞台挨拶が30日、都内にて行われ、俳優の永瀬正敏、髙橋海人(King & Prince)と大森立嗣監督が登壇。髙橋が北斎の弟子役を振り返った。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 前回の舞台挨拶に登壇できず、主演の長澤まさみらから『おーい、海人』と呼びかけられた髙橋。「先日、仕事で登壇できなかったんですけど、家に帰ってネットを見たら『おーい、海人』とネットニュースにたくさん出ていて…何が起きているんだ、と(笑)」と苦笑しつつ「皆さんの愛を感じてアンサーさせていただきました」。

 北斎の門下生・善次郎(渓斎英泉)役の髙橋。反響について聞かれると「母親が見てくれて“色っぽかった”と言ってもらいました。母親から色っぽいと言われるってなかなかないな、と不思議な気持ちになりました」と照れ笑いし、劇中の姿が「若いときの父親そっくりで。それで母親がときめいたのかもしれません(笑)」。

 北斎役の永瀬は髙橋の演技をたたえつつ「(髙橋が)“今日は半歩(前に)出ちゃった”と言っていて。それを聞いて心の中でずっと“かわいい、かわいい”って思ってました(笑)」。

 舞台挨拶の立ち位置でつい前に出てしまうと苦笑する髙橋を、永瀬は「前に前に出て、作品を届けたいという気持ちなんだね」と肯定。髙橋も温かく見守ってくれる“師匠”に感謝しきり。

 漫画家経験もあり、アートへの関心も高い髙橋。本作を通して浮世絵の魅力を再発見したと言い「当時の人たちが描いた浮世絵というのは、その時代の“今”を素敵に絵に落とし込んだものだと思うんです。だから自分も今の日本の絵を描いてみたい、今を残すということに興味を持ちました」と語り「北斎が生きていたら今の日本をどう描くんだろうと思いました」と、芸術家肌らしい視点で振り返った。

 最後に永瀬は「もしかしたらまた『おーい、まさみ』さんと、また(舞台挨拶に)立たせていただく機会もあるかも」とさらなるヒットに期待を寄せていた。

長澤まさみ、キンプリ髙橋海人をネタに主演作のタイトルもじる「映画『おーい、海人』をよろしく」

2025.10.23 Vol.web original

 

 公開中の映画『おーい、応為』の舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、永瀬正敏と大森立嗣監督が登壇。長澤が、この日は登壇しなかったKing & Princeの髙橋海人をネタに笑いを誘った。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 初の時代劇主演で、実在した江戸の女性絵師・葛飾応為を演じた長澤。「感想文が送られてきます」と公開後の反響に大感激。

 史実ではあまり残されていない応為の晩年について「周りの人が語った、応為の噂話はちらほら残っていて。きっとスタンスとかも変わらずそのまま自分がやりたいことを続けていたんじゃないかな。北斎がいなくなったことで自分を見失う人ではないんじゃないかと思います」と思いをはせた。

 映画で描かれる親子の姿に共感する人も続出。長澤も「応為は北斎のことを尊敬していたし大切な人だったんだなと感じます。私自身もそれを両親に感じているので。日々の生活にあふれる小さな幸せに気づかせてもらえる映画になりました」と本作への思いを語っていた長澤。

 最後に大森監督が「この2人と一緒に舞台挨拶に立てるのは光栄。今日は海人がいないですけど…“おーい、海人”(笑)」と、北斎の門下生を演じた髙橋海人の不参加を残念がると、永瀬も「“おーい、海人”って感じ」と同調。さらに長澤も「ぜひ映画館でお楽しみいただければ。映画『おーい、海人』、いえ『応為』をよろしく」とボケて笑いを誘っていた。

永瀬正敏、大森南朋が公開したマドンナと麿赤兒の2ショット写真に感嘆「芸術一家」

2025.10.23 Vol.web original

 

 公開中の映画『おーい、応為』の舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、永瀬正敏と大森立嗣監督が登壇。長澤と永瀬が、大森監督の父である舞踏家・麿赤兒と世界的歌姫・マドンナの2ショットに感嘆した。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 公開後の反響を喜んでいた一同。「今更ながら監督の天才性に気づいた」と言う永瀬が「大森監督のお家も芸術一家ですから。お父さんの麿(赤兒)さんはマドンナが会いに来る人ですから」と、先日、大森監督の弟で俳優の大森南朋が、父・麿赤兒とマドンナの2ショット写真をSNSにアップし注目を集めた話題を持ち出し、大森監督も「本当のマドンナなんですよね」。

 すると長澤が「私は麿さんと共演してるんで」と胸を張り、永瀬も「僕も共演してます。いつもお世話になってるんです」とアピールし会場も大笑い。

 応為と北斎の親子関係に心を動かされたという声も多い本作。麿との親子関係について聞かれた大森監督は「父親とコミュニケーションをとれるようになったのは本当に最近。ここ10年くらい」と明かし「そういう意味では応為の不器用さは僕自身のことも入っているのかも」。

 そこに永瀬から「唐揚げの話を」と促された大森監督は「父は唐揚げを手でつまんで食べるんですけど、あるとき、指に付いた油を顔に塗り始めたんです(笑)」と明かし、永瀬が「いつも白く塗ってらっしゃるから…」と、麿の白塗りメイクを引き合いに。大森監督も「肌に良いんでしょうね」と頷き、さらなる笑いを誘っていた。

長澤まさみの“出戻り”シーンに父・北斎役の永瀬正敏が感服 大森監督も「生き様が見える」

2025.09.21 Vol.web original

 

 映画『おーい、応為』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人(King & Prince)、大谷亮平と大森立嗣監督が登壇。主人公・応為を演じた長澤を父・北斎役の永瀬が絶賛した。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 この日、長澤は「応為を意識しました」と応為を思わせる着物とヘアスタイルのシックな和装で登場。

 応為(お栄)役で初の時代劇主演を果たした長澤。「江戸という時代を自由に生きていた応為の姿に、この時代でもこんなに自分の思う通りに生きることができるんだなと思い、今の女性像にも通じるものを感じました。私自身も応為を演じることで、やりたいことに向かっていく心意気を学んだ気がします」。

 長澤とは『MOTHER マザー』(20)以来の再タッグとなる大森監督も「応為も絵が上手く、長澤さんも女優としてピカイチ。今回、長澤さんがご自身の人生をそのまま応為に乗せてくれた気がして。長澤さんの生き様が応為を通して見えてくる気がしました」と語り、数々の役を演じてきた長澤の中でも「最高かもしれない」。

 父・北斎を演じた永瀬も「本作では“画狂老人卍”(晩年、北斎が自分でつけた画号)ではなく、親子としての姿を意識した」と言い「最初に撮ったのが(応為の)出戻りのシーンで。“帰ったぞ”の一言で、僕が考えていた北斎をさらに高みに引き上げてくれた。今回、北斎を作ってくれた1人は確実に長澤さん」と長澤の演技に受けた刺激を振り返り、長澤も「恐縮です」と照れ笑い。

 絵を描く場面はそれぞれ本人で演じたとのこと。長澤、永瀬、髙橋はその日の撮影が終わると3人で練習していたといい、長澤は「北斎の絵を見ると線の細さにびっくりするんですよね」と江戸の絵師に思いをはせていた。

キンプリ髙橋海人「長生きしたい」毎日、お風呂で肺活量を鍛えるトレーニング

2025.09.21 Vol.web original

 

 映画『おーい、応為』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人(King & Prince)、大谷亮平と大森立嗣監督が登壇。髙橋が葛飾北斎さながらの“長生き願望”を明かした。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 漫画家の経験もある髙橋。念願の時代劇出演、しかも絵師たちの物語に感激しつつ、豪華な共演陣の顔ぶれに「経験豊かな皆さんばかり。名前を見た瞬間、一気に心が…。“お芝居は助け合い”とよく言われますが僕は戦いに出る気持ちでした」と苦笑。

 主人公・応為(お栄)を演じる長澤、その父である天才絵師・北斎役の永瀬、お栄が淡い思いを寄せる北斎の弟子・初五郎(魚屋北渓)役の大谷と、ベテランたちとの共演に、髙橋は「一挙手一投足、言葉すべてに色気と力強さがあって、すっげーな、と思いました。自分なりに楽しく戦うことができました」と感嘆しきり。

 一方で長澤、永瀬は髙橋の絵師ぶりを絶賛。今回、絵を描く場面はそれぞれ本人で演じたといい、永瀬が「お2人とも本当に上手くて」と言うと、長澤は「それは海人くんです」。

 大森監督も「(髙橋が)上手いのでせっかくだからと1カットで描いてもらっちゃおうかな、と」と、もともと予定になかった髙橋が絵を描くシーンを加えたと明かし、髙橋がセリフを言いながら自然に絵を描く姿を絶賛。すると当の髙橋は「僕は“逆聖徳太子”で。1つのことしかできないんです。だからすごく練習しました(笑)」と笑顔を見せた。

 この日は一同に「北斎のように極め続けたいことは?」という質問。髙橋は「長生きしたいと思っていて…毎日、湯船で潜水してるんです。危なくない程度に。この前、最高記録が2分くらいになりました」と明かし、一同びっくり。

「このまま記録を伸ばしたい」と髙橋。「肺活量というか体の内側をどんどん鍛えて、老後に強くなりたいです」と、江戸時代に異例ともいえる長寿を全うした北斎を挙げつつ「自分もやりたいことがたくさんあるので死ねない」と長生き宣言をしていた。

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