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木村佳乃、イライラコントロールで「素敵な大人に」

2017.06.06 Vol.691

 木村佳乃が5日、都内で行われた『怒らない体操』公開記念イベントに出席した。

 女優であり母でもある木村。日常のなかでのイライラについて聞かれると「2人の娘の子育てをする中で、カッとなってしまう事があります。その時に心がけていることは、感情的に物事を伝えないこと。一度心を落ち着かせて、何に怒りを感じているのか、理路整然と娘たちに伝えなければ響かないと思います」と、話した。

 イベントでは、インストラクターによる『怒らない体操』の実演も。木村は「アンガーマネージメントや『怒らない体操』で感情をコントロールして素敵な大人になりたい。もう大人ですけど」と、笑った。

『怒らない体操』は、怒りの感情をコントロールすることの大切さや有用さを広く伝えることを目的に活動する日本アンガーマネンジメント協会がデューク更家とコラボして制作した体操。「ラジオ体操に代わるような体操を作ることが夢だった」というデューク更家が、自身が育んだウォーキングメソッドとアンガーマネージメントを組み合わせ完成させた。同協会の公式サイトで動画視聴できる。

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!安藤俊介さん

2014.06.08 Vol.619

 1970年代にアメリカで生まれた怒りの感情をマネジメントする心理トレーニング「アンガーマネージメント」とは? 日本の団体の代表理事を直撃!

「怒りの感情をコントロールできなければ、日常生活での失敗や、企業ではパワハラなどの問題にもつながります。ですから私たちの団体では、個人セミナーのほか、講演や企業研修、また教育者向けの研修などを行っています。企業研修でとても多いのが叱り方の研修。今の若者は叱られ弱くなっているので、怒るとすぐふてくされたり、やめちゃったりする。また怒るほうも怒り方が分からず、パワハラと言われるので迂闊に怒れない。ですから両方の側に講演をして、怒りの感情をコントロールする理論やテクニックを教えています」

 実際に講演を受けた方の反応は?

「人は自分が信じている“べき”が裏切られた瞬間に怒るんです。でもその“すべき”“すべきでない”は、程度の問題でみんな持っている。それが分かれば、お互いの許容範囲が広がり、働きやすくなるので職場の雰囲気が良くなったと言われます」

 ほかにメリットは?

「実は怒りっぽい人は怒られ弱いんです。ですから、怒りにくくなることで怒られ強くなる。つまりストレスに強く、ほかの人を受け入れられる容量が多くなり、いろんなことが気にならない。だからすごくラクに日常生活を送れるようになりますね」

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